大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

心の態度について 1

2009-04-21 16:00:12 | プロフィール
 最近、いつも心がけていることがあります。それは、心をしっかりコントロールし、心の態度を恬淡明朗(てんたんめいろう)にする、ということです。ここ2年間で、私自身少しずつ肩肘張らない気楽な生き方ができるようになってきたと思います。斎藤一人さんのCD『地球が天国になる話』という講演を聞いたことと、中村天風氏の様々な書物に出会ったことが、直接のきっかけだと思います。正直、命が救われた(命拾いしました)と思うのです(実感です)。もし「悩み」がある方がいたら、是非二人の著書を読んでほしいと思います。「以前」の自分は、人に対してちょっとでも欠点や短所、また不平不満みたいなものが目につくと、よく怒ったり皮肉めいたことを言葉に出して注意したり、文句を言ったりしたけれども、ここ2年間のなかで、怒ることを徐々にセーブするようにしたのです。はっきり言うと、怒ると「損をする」と悟ったのです。「相手の心もしくは魂の在処が未熟な人なんだな、とか人間としてまだ修行が足りないんじゃないか」とそんな風に意識的に視点を変えて相手を注意深く観察するように試みてみました。そのように心をコントロールすることや、言葉遣いを大切に思い、注意するようになると、すごく楽な生き方ができることに気がついたのです(ちっちゃなことはどうでもいいんです。大抵のことは大目に見ようと心に念じるのです)。

 人生における一代転機、コペルニクス的転回です。マイナス思考やマイナス言葉も意識的に、もしくは自戒的に言うことを止めるようにしてみた。愚痴や泣き言も、現在は一切、言うのを止めた。今の社会に対する不平不満もなるべく控えるようにしている(内心は言いたいことはたくさんある)。いま自分が生きているということ、生かされていることに「ありがとう」と感謝の気持ちを念じるように努めている(まず、自分にありがとう)。そうすると、身体がリラックスしてきて、気負いがなくすごく軽くなってくる。もちろん、悩むこともなくなってきたと思う。口から発する言葉は、特に大切だと思います。言霊ですからね。人を批難したり、欠点をあげつらうのもすべて止めました。問題が起こった時には笑うことにしたのです。何か問題が起こっても冷静に心の在処もしくは、心の置きどころを定めて、外科医がメスを持つように、物事の本質を分析もしくは解析するのです。上手く表現できないのですが、意識的に落ち着いた心の態度というか、積極的に且つ、前向きに生きる姿勢を保とうと努めています(もちろん、様々なジャンルの本を読みながら、多面的というか複眼的な世界観を養いたいとは思いますけどね)。

「心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、人生が変わる。まず自分の心を変える事が大事なんです。」 刺繍工芸作家 福田喜重の言葉