大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

夜の遊園地

2009-04-22 17:30:00 | 日記
 スペインのラマンチャから約一年ぶりに帰国し、現在77で個展を開催中の阿部幸洋さんに会いに出かけました。一時間以上出品作品をじっくり拝見しながらいろんな世間話をして、ラマンチャでの制作活動やどんな暮らしぶりなのかをそれとなく伺うことができ、ためになりました。スペインは今、世情がすこぶる不安定でスリ、ひったくり、は日常茶飯事、犯罪がヨーロッパ一位という少しショッキングな耳学問。阿部さんは私と同郷でいわき出身、いわゆる浜通りの人です。ですから郷土愛に燃える私はちょっとでも応援したいと思い、エールを送っています。夜になって阿部さんと二人一緒に京のおばんざいをつまみました。軽く『米ジュース』も飲みました。食事を終えて外に出ると、土砂降りの雨、「また1年半後に会いましょう。」と言いながらお互い再会を約束して、別れました。その後がちょっと、、(笑)
 親分のYさんが電話、「港区の麗人○さんと合流するから一緒に飲もうよ。」と誘われてしまった。くだんのBというお店で総勢6名でワイワイ楽しく飲みまくりました。もちろん歌合戦もはじまり、、親分Yさんの社員Tくんは絶叫してました。(ごめん、熱唱してました)私はいつものように『I LOVE YOU』と『二十歳の巡りあい』『さらばシベリア鉄道』自信曲を披露しました。(拍手は少なかったなぁ。。気のせいかも。)麗人○さんはいきなり私にむかって「大川原ちゃん、キスしよう」一瞬自分の耳を疑いました。次の瞬間、右のほっぺたに思いっきり  されました。参りましたね。麗人○さんはその後も何度も波状攻撃をかけてきました。親分Yさんに「いくらなんでも、、○さんてこんな趣味あったんですか?」とべそをかきながら問いただしたところ、「僕なんか20代からされてるよ」とほとんどあきらめ顔です。「麗人○さんは人間が好きなんだよ。」と陽気な笑顔、○さんの夜の秘め事を有難く拝ませていただきました。〈夜の遊園地〉で煙草の煙がもんもん、僕の羽織っている、マルジェラの蓑虫君もかなり酸欠状態、煙の香水で苦しそうです。麗人○さんの口づけはほっぺた攻撃から唇へ攻撃目標を変えてきました。さすがに私も〈遊園地〉を逃げ回りました。私の真ん前に座っていたJ嬢は「麗人○さんは、ヒゲがジョリジョリしてほっぺが痛くなるんですよね。」と余裕の笑顔。私も趣味というか女性はもちろんいわずもがな、いろんなことに関心はありますけど、『両性具有』じゃないんですよね。そりゃあね、学生時代京都や名古屋etc.であちら系の方からしょっちゅう誘われましたけどね。(すべて拒み通しました。よくまちがわれますけど)夜の宴も佳境、麗人○さんは別れ際に「大川原ちゃん、がんばんなよ。」と心の底から温かく激励して下さいました。本当にありがとうございます。なんたって麗人○さんは雲上人ですからね。嬉しいですよね、大御所の御仁ですから。気になるお勘定!!親分Yさんのおごりでした。感謝してます。
 これから本物の麗人 美輪明宏「毛皮のマリー」に会いに行って来ます!