大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

ソウルにて

2009-04-24 12:16:15 | 旅行
おはようございます。
今ソウルのホテルにいます。パウロフレイレ神父が被抑圧者の教育学という本のなかで被抑圧者の抑圧性を捨象しない限り真の解放はあり得ないと述べていますがレーニンも自決権について優れた分析をしています。大学生の頃日本帝国主義のアジアへの侵略戦争を中心にかなり真剣に手探りで自習しました。目から鱗の連続でしたね。まあ支配者の歴史を被支配者の立場からの視点で読みとくとどんな歴史の風景が浮かび上がってくるかというすこぶる単純明快なことですけどね。ホテルにおいてあったパンフレット地図を見ると軍事境界線じゃなくて軍事分界線 と記述されています。なるほど…
これから板門店非武装地帯に行って来ますね。昨夜は本屋さんで尹東柱の詩集を二冊買い求めました。もちろんハングルですけどね。それじゃまたね!

※上記記事の訂正箇所
私の記憶違いで「被抑圧者の抑圧性を解放しない限り真の解放はあり得ない」と書きましたが「被抑圧者の抑圧性を捨象しない限り真の解放はあり得ない」と訂正させていただきます。旅先からの投稿でしたので記憶が不確かですみません。ちなみにパウロフレイレという方はブラジルで虐げられている人々(いわゆる社会的弱者)に対して識字教育を行いながら文盲や無知からの脱却をはかることに身を捧げた方です。