大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

泊原発50キロ圏は「避難区域」 札幌市、防災計画で想定へ

2012-12-06 13:00:00 | 原子力関係
泊原発50キロ圏は「避難区域」 札幌市、防災計画で想定へより転載
(11/28 09:22)北海道新聞

 札幌市は27日、東京電力福島第1原発事故を受けた地域防災計画(原子力災害対策編)について、北海道電力泊原発(後志管内泊村)の事故時には、泊原発から50キロ圏内が「計画的避難区域」に指定されることを想定して策定する方針を決めた。

 防災計画策定のために設置している有識者会議で示した。札幌市は泊原発から約40~80キロの距離にあり、南区の山間部の一部が計画的避難区域になることを想定して防災計画を作ることになる。<北海道新聞11月28日朝刊掲載>

甲状腺のヨウ素被曝量、米国国防省の情報!東京の子どもにものう胞!

2012-12-06 12:30:00 | 原子力関係
とても参考になるので全文引用転載。
食べ物に気をつけてせいぜい外出する時はマスクすることしか方法ないね…。
早川マップを100部購入し60部以上は人様にあげたけど
よく行くレストランにあげようかどうしようか悩んでいます。
怒られるのが怖いので…。

甲状腺のヨウ素被曝量、東京在住の成人は5mSV以上!米国国防省の情報!東京の子どもにものう胞!より転載

米国国防総省が米軍兵士や家族向けに被ばく量をチェックできるサイトをオープンしたとのことです。このサイトのよると、昨年の福島原発事故直後、都内でも甲状腺の被ばく量が10ミリシーベルトを超える場所があったとのことです。ただし、この被ばく量というのは放射性ヨウ素のみなので、実際の総被ばく量はさらに段違いに高いことになると考えられます。


☆甲状腺のヨウ素被曝、東京在住の成人5.2mSV~米国国防省推計
URL http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1475
引用:
国防総省は今年9月5日、福島第1原発事故後に日本国内に滞在していた米軍兵士や家族など向けに、被ばく線量をチェックできるウェブサイトを開設した。

同サイトに示されているのは、2011年3月12日から5月11日までの2カ月間、米軍施設などがある13カ所でまる一日屋外にいた場合の被ばく線量を推計したデータ。

新生児~1歳、1歳~2歳、2歳~7歳、7歳~12歳、12歳~17歳、大人(17歳~)の6つの年代に分けて、全身と甲状腺のそれぞれの被ばく量を推計している。
 
推計しているのはヨウ素のみで、他の核種は考慮していない。しかし、日本では初期被曝に関する推計データを公表していないため、OurPlanetTVは日本語に翻訳し紹介することにした。なお、屋内にいた場合、文科相は木造家屋で0.4の遮蔽率としている。

低減率には様々な説があるが、米国のデータと日本の公式の遮蔽率を使う場合、3月11日~5月11日までずっと屋内にいた人は0.4を掛けると、自分の被ばく量が推測出来る。
 
翻訳元ソース:http://ow.ly/fQ00Q

         米国防省発表 地域別放射線積算量
 
このデータは2011年3月12日から2011年5月11日までの60日間、大人、子どもの放射線積算量を地域別に表している。
 
積算量は外部被曝と、呼吸や食事などから放射線物質を体内に取り込んだ場合の内部被曝の両面で計算を行なっている。このデータは米国防省、米国エネルギー省、日本政府、民間組織によって集められた。

算定は米国防省の放射線に関する保健専門家が、ICRP(国際放射線防護委員会)の手法を用いて行なった。積算量の計算は、科学を専門とする信頼ある独立機関NCRP(米国放射線防護審議会)の審査を経て行なった。
 
米国防省は、米国防省に関連ある13の海岸基地を対象に、2011年3月12日から2011年5月11日の期間における全身と甲状腺の放射線を積算した。甲状腺はヨウ素を吸収、蓄積し特に影響をうけやすいため、甲状腺の放射線積算量を行なった。
 
これらの積算量は、24時間外で過ごし、定期的に運動し(呼吸数に関係)、放射線が計測された水、土壌などにさらされて60日間ずっと生活したものとする最大被曝推計値。実際それぞれの放射線積算量は、その期間中、室内で過ごしたり、運動量が少なかったりすることで、この数値よりも低い可能性がある。
 
※アメリカ合衆国原子力規制委員会(NRC)の規定する子ども(17歳以下)の放射線積算制限値は全身0.50 rem(5.0mSv)、甲状腺5.0 rem(50 mSv)
※1 mSv=0.1 rem

三沢飛行場(青森県)
計測地:八戸貯油施設、三沢飛行場、三沢対地射爆撃場、車力通信所
 
新生児~1歳未満   全身:0.007 rem(0.07mSv)甲状腺:0.014 rem(0.14mSv)
1歳以上2歳未満   全身:0.007 rem(0.07mSv)甲状腺:0.015 rem(0.15mSv)
2歳以上7歳未満   全身:0.006 rem(0.06 mSv)甲状腺:0.011 rem(0.11mSv)
7歳以上12歳未満  全身:0.006 rem(0.06 mSv)甲状腺:0.009 rem(0.09mSv)
12歳以上17歳未満 全身:0.006 rem(0.06mSv)甲状腺:0.008 rem(0.08mSv)
大人(17歳以上)  全身:0.006 rem(0.06mSv)甲状腺:0.0068 rem(0.068mSv)
 
山形(山形県)
計測地:山形市 ※大人のみ
大人(17歳以上)  全身:0.036 rem (0.36 mSv)甲状腺:0.44 rem(4.4 mSv)
 
石巻(宮城県)
計測地:石巻市、松島基地(航空自衛隊)※大人のみ
大人(17歳以上)  全身:0.079 rem(0.79 mSv) 甲状腺:0.50 rem(5.0 mSv)
  
仙台(宮城県)
計測地:キャンプ仙台、大船渡市、仙台空港 ※大人のみ
大人(17歳以上)  全身:0.12 rem (1.2 mSv)甲状腺:1.20 rem(12.0mSv)
 
小山(栃木県)
計測地:小山 ※大人のみ
大人(17歳以上)  全身:0.087 rem(0.87mSv)甲状腺:1.10 rem(11.0mSv)
 
百里基地(茨城県)
計測地:銚子港、石岡市、水戸市、つくば市、百里基地、成田
 
新生児~1歳未満   全身:0.14 rem (1.4 mSv) 甲状腺:2.30 rem(23.0 mSv)
1歳以上2歳未満   全身:0.16 rem (1.6 mSv) 甲状腺:2.70 rem(27.0 mSv)
2歳以上7歳未満   全身:0.104 rem(1.04mSv) 甲状腺:1.70 rem(17.0mSv)
7歳以上12歳未満  全身:0.074 rem(0.74 mSv)甲状腺:1.00 rem(10.0mSv)
12歳以上17歳未満 全身:0.071 rem (0.71 mSv)甲状腺:0.96 rem(9.6 mSv)
大人(17歳以上)  全身:0.075 rem(0.75mSv) 甲状腺:1.00 rem(10.0mSv)
 
東京(東京都)
計測地:赤坂プレスセンター、ニュー山王ホテル米軍センター、米国大使館
 
新生児~1歳未満   全身:0.079 rem(0.79mSv)甲状腺:1.20 rem(12.0mSv)
1歳以上2歳未満   全身:0.09 rem(0.9mSv)  甲状腺:1.40 rem(14.0mSv)
2歳以上7歳未満   全身:0.061 rem(0.61mSv)甲状腺:0.86 rem(8.6mSv)
7歳以上12歳未満  全身:0.046 rem(0.46mSv)甲状腺:0.53 rem(5.3mSv)
12歳以上17歳未満 全身:0.044 rem(0.44mSv)甲状腺:0.50 rem(5.0 mSv)
大人(17歳以上)  全身:0.046 rem(0.46mSv)甲状腺:0.52 rem(5.2mSv)
 
横田基地(東京)
計測地:キャンプ朝霞、府中通信施設、米軍深谷通信所、大和田通信所、多摩サービス補助施設、所沢通信所基地、横田飛行場、由木通信所
 
新生児~1歳未満   全身:0.088 rem(0.88 mSv)甲状腺:1.20 rem(12.0 mSv)
1歳以上2歳未満   全身:0.099 rem (0.99mSv)甲状腺:1.40 rem(14.0mSv)
2歳以上7歳未満   全身:0.004 rem(0.04mSv)甲状腺:0.067 rem(0.67 mSv)
7歳以上12歳未満  全身:0.055 rem (0.55mSv)甲状腺:0.54 rem(5.4mSv)
12歳以上17歳未満 全身:0.053 rem (0.53mSv)甲状腺:0.51 rem(5.1 mSv)
大人(17歳以上)  全身:0.055 rem(0.55mSv) 甲状腺:0.53 rem(5.3mSv)
 
キャンプ座間/厚木基地(神奈川県)
計測地:キャンプ座間、厚木海軍飛行場、上瀬谷通信施設、相模総合補給廠、相模原住宅地区
 
新生児~1歳未満   全身:0.069 rem (0.69 mSv)甲状腺:0.99 rem(9.9 mSv)
1歳以上2歳未満   全身:0.082 rem(0.82 mSv) 甲状腺:1.20 rem(12.0 mSv)
2歳以上7歳未満   全身:0.056 rem(0.56 mSv) 甲状腺:0.77 rem(7.7 mSv)
7歳以上12歳未満  全身:0.041 rem(0.41mSv) 甲状腺:0.40 rem(4.0 mSv)
12歳以上17歳未満 全身:0.039 rem (0.39 mSv)甲状腺:0.41 rem(4.1 mSv)
大人(17歳以上)  全身:0.039 rem(0.39 mSv)甲状腺:0.41 rem(4.1 mSv)
 
横須賀海軍施設(神奈川県)
計測地:吾妻倉庫地区、在日米軍池子住宅地区及び海軍補助施設、木更津飛行場、滑走路、米海軍戸塚無線所、根岸米軍住宅地区、富岡倉庫地区、鶴見貯油施設、米軍横須賀艦隊基地、浦郷倉庫地区、横浜ノースドック
 
新生児~1歳未満   全身:0.063 rem (0.63mSv)甲状腺:0.99 rem(9.9 mSv)
1歳以上2歳未満   全身:0.077 rem (0.77mSv)甲状腺:1.20 rem(12.0mSv)
2歳以上7歳未満   全身:0.051 rem (0.51mSv)甲状腺:0.77 rem(7.7mSv)
7歳以上12歳未満  全身:0.036 rem(0.36mSv) 甲状腺:0.46 rem(4.6mSv)
12歳以上17歳未満 全身:0.033 rem (0.33mSv)甲状腺:0.41 rem(4.1mSv)
大人(17歳以上)  全身:0.033 rem (0.33mSv)甲状腺:0.40 rem(4.0mSv)
 
米軍海兵隊基地キャンプ富士(静岡県)
計測地:キャンプ富士、沼津海浜訓練場
 
新生児~1歳未満   全身:0.028 rem(0.28mSv) 甲状腺:0.46 rem(4.6mSv)
1歳以上2歳未満   全身:0.035 rem(0.35mSv) 甲状腺:0.60 rem(6.0mSv)
2歳以上7歳未満   全身:0.024 rem(0.24mSv) 甲状腺:0.36 rem(3.6 mSv)
7歳以上12歳未満  全身:0.017 rem(0.17 mSv)甲状腺:0.22 rem(2.2 mSv)
12歳以上17歳未満 全身:0.015 rem(0.15 mSv)甲状腺:0.19 rem(1.9 mSv)
大人(17歳以上)  全身:0.015 rem(0.15 mSv)甲状腺:0.18 rem(1.8 mSv)
 
米海兵隊岩国航空基地(山口県)
計測地:米軍秋月弾薬庫、灰ヶ峰通信施設、米陸軍広弾薬庫、米軍川上弾薬庫、米陸軍呉第6埠頭、岩国航空基地、祖生通信施設
 
新生児~1歳未満   全身:0.004 rem (0.04 mSv)甲状腺:0.067 rem(0.67mSv)
1歳以上2歳未満   全身:0.005 rem(0.05 mSv) 甲状腺:0.087 rem(0.87mSv)
2歳以上7歳未満   全身:0.003 rem (0.03mSv) 甲状腺:0.053 rem(0.53 mSv)
7歳以上12歳未満  全身:0.002 rem (0.02mSv) 甲状腺:0.032 rem(0.32mSv)
12歳以上17歳未満 全身:0.002 rem (0.02 mSv)甲状腺:0.028 rem(0.28mSv)
大人(17歳以上)  全身:0.002 rem (0.02mSv) 甲状腺:0.027 rem(0.27mSv)
 
佐世保基地(長崎県)
計測地:赤崎貯油所、針尾米軍住宅、針尾島弾薬集積所、庵崎貯油所、崎辺海軍補助施設、佐世保弾薬補給所、佐世保ドライ・ドック地区、立神港区、米軍佐世保艦隊基地、横瀬貯油所
 
新生児~1歳未満   全身:0.005 rem(0.05mSv)甲状腺:0.085 rem(0.85 mSv)
1歳以上2歳未満   全身:0.007 rem(0.07mSv)甲状腺:0.11 rem(1.1mSv)
2歳以上7歳未満   全身:0.004 rem(0.04 mSv)甲状腺:0.067 rem(0.67 mSv)
7歳以上12歳未満  全身:0.003 rem(0.03mSv)甲状腺:0.042 rem(0.42mSv)
12歳以上17歳未満 全身:0.003 rem(0.03mSv)甲状腺:0.035 rem(0.35mSv)
大人(17歳以上)  全身:0.003 rem(0.03mSv)甲状腺:0.034 rem(0.34mSv)
:引用終了



実際、この情報を裏付けるかのように、先日、東京の子供からのう胞が見つかったとの情報が入ってきました。今までは福島でしか発見されていませんでしたが、東京でも見つかったということは茨城や千葉などでも検査をすれば出てくるでしょうね・・・。
マスコミや政府がこのような事実と真剣に向き合わなければ、日本という国が壊滅してしまうと私は思います。



☆東京の子どもたち36%の甲状腺にものう胞が見つかった!
URL http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6783140.html
引用:



東京の伊藤病院の岩久建志医師らが30日、日本甲状腺学会で発表した情報によれば,東京の病院で3千人に行なった検査でも福島と同程度ののう胞が見つかったということです。

「放射線の影響とは考えにくい」と書いてありますが、汚染の少ない地域との比較をしなければ、結論は出せないはずなのに,なんで今の段階で判るんですかね。

おかしいですね。

そんなことよりも,重要なのは子どもにとっての危険度は,首都圏も福島と同程度だということです。
:引用終了


こちらは、前にもご紹介した東京都の公開している「大気浮遊塵中放射性物質の調査報告」というデータです。これを見ると、福島原発事故時に東京にもかなりの放射能が降り注いだことが分かります。


☆東京電力福島第一原子力発電所事故に係る大気浮遊塵中放射性物質の調査報告
URL http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2011/12/60lcq100.htm






平成24年1月25日訂正
平成23年12月26日
産業労働局

 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターでは、東京電力福島第一原子力発電所事故後の3月13日から都内における大気浮遊塵中の核反応生成物の測定検査を行ってきました。
 このたび、同センターにおいて、測定開始から9月までの放射性物質の測定結果を集成した調査報告書が作成され、都に報告されましたので公表します。

 平成24年1月25日に報告書の記載に誤りが判明したため、訂正いたしました。以下の内容は訂正後のものです。報告書の正誤表は、平成24年1月25日の報道発表資料をご覧ください。

調査報告書のポイント
•毎日の測定データについて詳細に解析し、これまで公表してきた4核種(ヨウ素131、ヨウ素132、セシウム134、セシウム137)に加え、テルル等の新たな核種を同定し、全12核種の放射能量のデータを取りまとめた。

•これらのデータをもとに、本年3月15日から9月末までの間、大気浮遊塵を吸入摂取したことによる実効線量をICRP(国際放射線防護委員会)の実効線量係数に基づき算定した。大気浮遊塵の吸入による内部被ばくは、成人では24μSv(マイクロシーベルト)(※1)と推計され、自然界に存在するラドンの吸入による年間400μSv(マイクロシーベルト)(※2)に比して小さなものとなっている。

•核種別の寄与率は、セシウム137が1番大きく全体の35%で、続いてヨウ素131が30%、セシウム134が19%と、これら3核種で全体の約85%を占めている。

•月別の線量では3月に大半が集中し、特に測定期間中において、大気中の放射性物質の量が一番多かった3月15日の10時から11時の1時間の吸入摂取による推計線量は6.3μSv(マイクロシーベルト)で、全体(24μSv(マイクロシーベルト))の約26%を占めている。

(注釈)
※1 24μSv(マイクロシーベルト)は、この期間中に体内に取り込まれた放射性物質により、成人が将来50年間にわたって受ける内部被ばくの線量を積算した総線量です。
※2 出典:1992年 原子力安全研究協会「生活環境放射線」
※3 平成24年1月25日に報告書の記載に誤りが判明したため、訂正いたしました。
:引用終了


昨年の福島原発事故直後に政府は最低でも外出注意勧告を出すべきでした。少なくとも、「ただちに健康に影響が出るものではない」などと言えるような事態では無かったはずです。

いずれにせよ、行政や政府の対応は遅いので、これからも自分の力でどうにか対処するしか無いと思います。前代未聞の原発事故ですら政府はまともに対応してくれませんでしたので・・。

放射能対策の食事法などは過去記事でご説明していますので、是非、参考にしてみてください。



再処理工場 ガラス固化試験 来週にも開始へ

2012-12-06 12:18:27 | 原子力関係
再処理工場 ガラス固化試験 来週にも開始へ河北新報

 日本原燃は4日、来年10月の完工を目指す使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で、試運転の最終段階となる高レベル放射性廃液のガラス固化体製造試験を来週にも開始すると発表した。
 ガラス溶融炉の温度を1000度以上に上げる熱上げが終了し、3日夜に、模擬廃液とガラス原料を混ぜた「模擬ビーズ」を使った流下確認作業を始めた。
 作業は約1週間かかる見通し。終了し次第、実際の高レベル放射性廃液を使った試験に着手する。


2012年12月05日水曜日

放射性廃棄物、英から返還へ 来年2月ごろ六ケ所に搬入

2012-12-06 12:17:01 | 原子力関係
放射性廃棄物、英から返還へ 来年2月ごろ六ケ所に搬入河北新報

 日本原燃と関西電力などは4日、英国から返還される高レベル放射性廃棄物のガラス固化体について、原燃の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター(青森県六ケ所村)に来年2月ごろ搬入されると発表した。独立行政法人原子力安全基盤機構(東京)に輸送や保安措置に必要な確認手続きを申請した。
 搬入されるのは、英国セラフィールド社が、原発から出た使用済み核燃料を再処理する際に製造したガラス固化体28本。関西、中部、中国の電力3社が再処理を英国に委託していた。
 英国からの受け入れは2011年9月以来で、今回が3回目。電力3社は11年10月~12年3月に固化体の外観や放射性物質の汚染状況などを点検、「問題がないことを確認した」(関西電力)。
 貯蔵管理センター(容量2880本)では現在、1414本を保管。30~50年間冷却貯蔵した後、地下の深い地層に最終処分される予定だが場所は決まっていない。


2012年12月05日水曜日

福島の18歳未満避難者、3万968人 10月1日現在

2012-12-06 12:00:00 | 原子力関係
福島の18歳未満避難者、3万968人 10月1日現在より転載



福島県は3日、福島第1原発事故で県内外に避難している18歳未満者が10月1日現在で3万968人に上ると発表した。4月1日時点でまとめた前回と集計基準が違うため総数は増えたが、県外避難者は減っている。
 今回と前回の18歳未満の避難者数は表の通り。県は今回、同一市町村内での避難者も対象に加え、前回に比べ総数で859人、県内避難者数で1784人増えた。
 県外避難者数は925人減った。大人を含めた県外避難者は4月時点で約6万人だったが、現在は5万8000人台と減少に転じた。家族で県内に戻るケースが増えたことが裏付けられ、県は「子育て世帯の帰還傾向がうかがえる」(鈴木登三雄子育て支援担当理事)としている。
 市町村別の避難者は避難区域では南相馬市6485人、浪江町3233人、富岡町2656人、大熊町2262人など。避難区域以外では福島市3233人、いわき市3152人などだった。

年末年始の自宅宿泊認める 制限の福島県5市町村

2012-12-06 12:00:00 | 原子力関係
年末年始の自宅宿泊認める 制限の福島県5市町村より転載
(11/28 20:12)北海道新聞

 東京電力福島第1原発事故で宿泊が制限されている福島県の5市町村の一部地域について、政府の原子力災害現地対策本部は28日、特例として年末年始に自宅での宿泊を認めると発表した。

 期間は12月29日から1月3日までの最長で5泊6日。対象は南相馬市、田村市、楢葉町、飯舘村、川内村の年間被ばく放射線量が20ミリシーベルト超~50ミリシーベルト以下の「居住制限区域」と20ミリシーベルト以下の「避難指示解除準備区域」。50ミリシーベルト超の「帰還困難区域」の宿泊は認めない。

 自治体側からの強い要望を受け、上下水道など最低限のインフラが整った状況を踏まえた判断。

環境省と福島県、警戒区域内における被災ペットの一斉保護を実施

2012-12-06 11:30:00 | 原子力関係
環境省と福島県、警戒区域内における被災ペットの一斉保護を実施より転載

2012年12月4日(火)12:00



環境省( http://www.env.go.jp/ )と福島県( http://wwwcms.pref.fukushima.jp/ )は、これまでの保護活動や犬猫の生息状況調査の結果を踏まえ、12月3日から12月21日までの間、一斉保護を実施することを発表した。

同省と同県は、関係団体等の協力を得ながら、警戒区域内に取り残された犬および猫の保護活動を継続的に行い、10月31日までに犬442頭、猫456頭を保護している。

今回の一斉保護の対象地域は、浪江町、双葉町、大熊町、富岡町。犬猫専用の捕獲器にて保護したうえで、県内に設置された動物飼養施設に収容した後、不妊・去勢措置を行いマイクロチップを装着するという。

9月7日から10月2日まで行った前回の一斉保護では、犬1頭、猫131頭を保護。同県では、保護した被災動物の殺処分は行っておらず、飼い主不明、または所有権が放棄された犬猫の新しい飼い主を募集している。

保護された犬猫や、飼い主募集の詳細については、福島県動物救護本部のホームページ( http://kyugo-honbu.fva.or.jp/ )で確認できる。

福島第一原発作業員に偽装請負の疑い…東電調査

2012-12-06 11:30:00 | 原子力関係
福島第一原発作業員に偽装請負の疑い…東電調査より転載

 東京電力は3日、福島第一原子力発電所の作業員約4000人に、労働環境や雇用条件などについてアンケートした調査結果を発表した。回答した約3200人の48%が「現場で作業を指示する会社と給料を支給する会社が違う」と答えた。

 厚生労働省需給調整事業課は「法令が禁じる偽装請負などにあたる可能性がある」としている。東電は原発メーカーやゼネコンなど作業の元請け会社に改善を求めた。

 アンケートは今年9~10月、元請け会社27社を通じて下請けの作業員3974人に配布し、3186人から回答があった。そのほぼ半数で偽装請負や違法派遣が疑われたことに加え、36%が「労働条件について書面での明示がなかった」と答え、水面下で不正な労働慣行が広がっている恐れが示唆された。「間に会社がいくつも入っていて、白紙書類を書かされた」といった声も寄せられた。

(2012年12月3日21時34分 読売新聞)

敦賀原発再稼働、安全の証明が必要…規制委員長

2012-12-06 11:00:36 | 原子力関係
敦賀原発再稼働、安全の証明が必要…規制委員長

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は5日の定例記者会見で、日本原子力発電敦賀原子力発電所(福井県)の敷地内の破砕帯(断層)が活断層と指摘されている問題について、規制委の調査チームが活断層だと明確に結論付けなくても、科学的に原発の安全を証明できない場合は再稼働を認めない可能性に言及した。

 敦賀原発の調査チームは今月1、2日の現地調査をもとに、同10、11日に評価会合で活断層かどうか議論する。それを踏まえて規制委の委員5人が合議で再稼働の是非を決める。

 田中委員長は、評価会合で活断層だと判断できなかった場合について、「100%明確な答えが出ないこともあるが、どこかで結論が必要」と述べ、規制委が最終決断する考えを改めて示した。その上で「活断層かどうか分からなくても、安全が保証できなければ再稼働できない」と述べた。

(2012年12月5日19時40分 読売新聞)

福島県沖 20キロ圏内魚介調査の結果は

2012-12-06 11:00:00 | 原子力関係
福島県沖 20キロ圏内魚介調査の結果はより転載

■福島県沖 20キロ圏内魚介調査の結果は
東京電力福島第一原子力発電所から20キロ圏内の福島県沖で初めて本格的に行われた魚介類の調査結果が公表され、シラウオやコウナゴから放射性セシウムが検出されましたが、いずれも食品の新しい基準の値を下回りました。
調査は、福島第一原発から20キロ圏内の福島県沖で3月29日に行われ、4月12日、結果が公表されました。
それによりますと、いずれも1キログラム当たりで、木戸川から2キロの沖合で採取したイシカワシラウオから23ベクレル、コウナゴから12.9ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
これは、“食品”に含まれる放射性セシウムの新しい基準、1キログラム当たり100ベクレルを下回っています。
一方、木戸川から5キロの沖合で採取されたコウナゴに含まれる放射性セシウムは、検出できる値よりも低いとみられ、検出されませんでした。
今回の調査は、これまでほとんど調べられていなかった警戒区域内の魚介類について、地元の漁業者の協力を得て東京電力が行うもので、生態系への影響を調べたり漁の再開を検討したりする情報を提供するのが目的です。東京電力は、「まだ調査を始めたばかりで、評価はできない。ことし6月まで調査を続け影響を評価したい」と話しています。

いわき市の旧山田村でコメ基準値超え

2012-12-06 11:00:00 | 原子力関係
いわき市の旧山田村でコメ基準値超えより転載
2012年11月28日 11時56分配信 福島放送


県は27日、平成24年産米の全袋検査で、いわき市旧山田村の農家が生産したこがねもちの玄米1袋(1袋30キロ)から、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える140ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
県は同日、市に同地域でのコメの出荷自粛を要請した。
県によると、基準値を超えたコメは市場に流通していない。
政府は近く、原子力災害対策特別措置法に基づき、同地区のコメの出荷制限を県に指示する。
今後、出荷するためには、県と市が同地域全域の作付面積や収穫量、全袋検査の実施計画などを盛り込んだ管理計画を策定することが条件となる。

電気料金、1軒から33年で384万円過大徴収

2012-12-06 10:59:49 | 原子力関係
電気料金、1軒から33年で384万円過大徴収

 東北電力は4日、宮城県角田市の一般家庭1軒から30年以上にわたって電気料金約384万円を過大徴収していたと発表した。

 過大徴収分は昨年2月に返還したという。東北電によると、県内での過大徴収は今回で11件目。

 1977年12月~2011年1月、深夜電力契約と一般(電灯)電力契約のメーターの配線を誤り、深夜電力分を2重に徴収していた。10年12月~12年9月の配線の自主点検で発覚した。東北電は「再発防止の徹底に努めたい」としている。

(2012年12月5日10時43分 読売新聞)

 東北電力は4日、宮城県角田市の一般家庭1軒から30年以上にわたって電気料金約384万円を過大徴収していたと発表した。

 過大徴収分は昨年2月に返還したという。東北電によると、県内での過大徴収は今回で11件目。

 1977年12月~2011年1月、深夜電力契約と一般(電灯)電力契約のメーターの配線を誤り、深夜電力分を2重に徴収していた。10年12月~12年9月の配線の自主点検で発覚した。東北電は「再発防止の徹底に努めたい」としている。

(2012年12月5日10時43分 読売新聞)

出光、メガソーラー事業参入へ…製油所跡に設置

2012-12-06 10:59:09 | 原子力関係
出光、メガソーラー事業参入へ…製油所跡に設置

 出光興産は3日、大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業に参入すると発表した。

 2003年に閉鎖した兵庫県姫路市の兵庫製油所跡地に出力1万キロ・ワットの太陽電池を敷き詰め、14年3月の発電開始を目指す。

 想定する年間発電量は、約3800世帯分に当たる約1300万キロ・ワット時。政府の再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、全量を関西電力に売電する。

 ガソリンなどの需要減に悩む石油元売り業界では、昭和シェル石油が新潟市の製油所跡地で出力1000キロ・ワットのメガソーラーを運転しているほか、コスモ石油も、来年7月に閉鎖する香川県坂出市の坂出製油所にメガソーラー設置を検討している。

(2012年12月3日17時24分 読売新聞)