大間原発の避難道整備案説明
大間町で建設中の大間原発で事故が起きた場合に住民が避難する道路について、県は11日、地元の自治体に避難道路の整備計画の案を説明しました。
東京電力福島第一原発の事故を受けて大間町と風間浦村それに佐井村は、大間原発で事故が起きた場合に住民が避難できる道路の整備を国や県に求めています。
これを受けて青山副知事ら県の担当者が11日大間町を訪れ、大間町と佐井村、それに風間浦村の町村長や議員らに避難道路の整備計画の案を説明しました。
このうち、風間浦村には国道279号線より内陸側をはしる農道のうち完成していない区間をつなげれば国道が通行できない場合でもむつ市方面に避難できるという案が示され、用地買収などを進めれば村内の2か所の農道の工事を平成28年度から始めることができるとしています。
また佐井村には国道338号線から山間部を通ってむつ市へ抜ける2つの県道を1年中通行できるようにするため来年度から道路幅を広げる工事を進めて避難道路として位置づける方針が示されました。説明を受けたそれぞれの議会の議員からは、「住民の不安を解消するため原発が運転開始されるまでには必ず整備をやり遂げて欲しい」などという要望が出され、県の計画案に特に異論は出ませんでした。説明を聞いた風間浦村の飯田浩一村長は「色々な道路を調べてもらって感謝している。今後、村民のために有効な道路になるよう計画をつめていきたい」と話していました。
12月11日 19時12分
大間町で建設中の大間原発で事故が起きた場合に住民が避難する道路について、県は11日、地元の自治体に避難道路の整備計画の案を説明しました。
東京電力福島第一原発の事故を受けて大間町と風間浦村それに佐井村は、大間原発で事故が起きた場合に住民が避難できる道路の整備を国や県に求めています。
これを受けて青山副知事ら県の担当者が11日大間町を訪れ、大間町と佐井村、それに風間浦村の町村長や議員らに避難道路の整備計画の案を説明しました。
このうち、風間浦村には国道279号線より内陸側をはしる農道のうち完成していない区間をつなげれば国道が通行できない場合でもむつ市方面に避難できるという案が示され、用地買収などを進めれば村内の2か所の農道の工事を平成28年度から始めることができるとしています。
また佐井村には国道338号線から山間部を通ってむつ市へ抜ける2つの県道を1年中通行できるようにするため来年度から道路幅を広げる工事を進めて避難道路として位置づける方針が示されました。説明を受けたそれぞれの議会の議員からは、「住民の不安を解消するため原発が運転開始されるまでには必ず整備をやり遂げて欲しい」などという要望が出され、県の計画案に特に異論は出ませんでした。説明を聞いた風間浦村の飯田浩一村長は「色々な道路を調べてもらって感謝している。今後、村民のために有効な道路になるよう計画をつめていきたい」と話していました。
12月11日 19時12分