選挙結果に処分場候補地はNHK
衆議院選挙の結果を受けて、放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場の候補地とされた矢板市では市民から新しい政権に対しても計画の撤回を求める声が聞かれました。
国がことし9月に突然、矢板市の国有林を最終処分場の候補地として提示したことに地元からは反発が強まっています。
りんご農園を営んでいる加藤隆重さん(66)は「処分場ができたら風評被害でりんご園の経営がどうなるか不安だ。新しい政権にはまずは計画を白紙撤回してもらいたい」と話していました。
計画に反対している市民グループ、「矢板市民同盟会」の小野崎俊行会長は「政権が交代しても白紙撤回を求めていく。多くの政党の関係者が現地をみて『適地でないので白紙撤回に取り組んでいく』と話してくれたのでぜひそれを守って欲しい」と話していました。
また、処分場問題を担当する矢板市の放射能汚染対策課の藤本茂課長は「政権が交代することで市民が不安を感じると思うが市としてはスタンスを変えずに撤回を求めていく。国には候補地の選定基準や選定方法の見直しも求めていきたい」と話していました。
12月17日 19時41分
衆議院選挙の結果を受けて、放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場の候補地とされた矢板市では市民から新しい政権に対しても計画の撤回を求める声が聞かれました。
国がことし9月に突然、矢板市の国有林を最終処分場の候補地として提示したことに地元からは反発が強まっています。
りんご農園を営んでいる加藤隆重さん(66)は「処分場ができたら風評被害でりんご園の経営がどうなるか不安だ。新しい政権にはまずは計画を白紙撤回してもらいたい」と話していました。
計画に反対している市民グループ、「矢板市民同盟会」の小野崎俊行会長は「政権が交代しても白紙撤回を求めていく。多くの政党の関係者が現地をみて『適地でないので白紙撤回に取り組んでいく』と話してくれたのでぜひそれを守って欲しい」と話していました。
また、処分場問題を担当する矢板市の放射能汚染対策課の藤本茂課長は「政権が交代することで市民が不安を感じると思うが市としてはスタンスを変えずに撤回を求めていく。国には候補地の選定基準や選定方法の見直しも求めていきたい」と話していました。
12月17日 19時41分