東京新聞
2013年12月19日
キノコの消費が伸びる本格的な冬の到来を受け、県は十八日、県産シイタケのおいしさと安全性をPRしようと、県内の道の駅などで、パック詰めのシイタケとキノコ汁を振る舞うキャンペーンを行った。東京電力福島第一原発事故で受けた打撃からの復興に、弾みを付ける狙い。十九日に東京都内でも実施する。 (石井紀代美)
県庁前で開かれた出発式には、県内のシイタケ農家七人のほか、男子プロバスケットボールチーム・リンク栃木ブレックスの田臥(たぶせ)勇太選手(とちぎのきのこ大使)も参加。十月に出荷制限が解除された矢板市の農家「君嶋きのこ園」で栽培された原木生シイタケ五十パックを、来庁者らに配布した。
その後、県庁を車で出発したPR隊は、壬生町と小山市の計二カ所の道の駅で、県内産の菌床シイタケ各百パックと、シイタケ、ナメコ、マイタケなどが入ったキノコ汁を振る舞った。
県林業振興課によると、現在も一部の市町で、生シイタケ(露地栽培、施設栽培)の出荷制限が続く。原発事故後も出荷制限の対象となっていない菌床シイタケにまで影響は及び、市場価格が下がっているという。
十九日は東京・銀座の公園とJR新宿駅前で、計五百パックをプレゼントする。県の担当者は「東京は、県内のシイタケ農家にとって最も大きな市場。鍋の食材として、冬は需要が伸びるので、県産シイタケの品質の高さを知ってもらいたい」と話した。
2013年12月19日
キノコの消費が伸びる本格的な冬の到来を受け、県は十八日、県産シイタケのおいしさと安全性をPRしようと、県内の道の駅などで、パック詰めのシイタケとキノコ汁を振る舞うキャンペーンを行った。東京電力福島第一原発事故で受けた打撃からの復興に、弾みを付ける狙い。十九日に東京都内でも実施する。 (石井紀代美)
県庁前で開かれた出発式には、県内のシイタケ農家七人のほか、男子プロバスケットボールチーム・リンク栃木ブレックスの田臥(たぶせ)勇太選手(とちぎのきのこ大使)も参加。十月に出荷制限が解除された矢板市の農家「君嶋きのこ園」で栽培された原木生シイタケ五十パックを、来庁者らに配布した。
その後、県庁を車で出発したPR隊は、壬生町と小山市の計二カ所の道の駅で、県内産の菌床シイタケ各百パックと、シイタケ、ナメコ、マイタケなどが入ったキノコ汁を振る舞った。
県林業振興課によると、現在も一部の市町で、生シイタケ(露地栽培、施設栽培)の出荷制限が続く。原発事故後も出荷制限の対象となっていない菌床シイタケにまで影響は及び、市場価格が下がっているという。
十九日は東京・銀座の公園とJR新宿駅前で、計五百パックをプレゼントする。県の担当者は「東京は、県内のシイタケ農家にとって最も大きな市場。鍋の食材として、冬は需要が伸びるので、県産シイタケの品質の高さを知ってもらいたい」と話した。