NHK
(11月30日 20:45更新)
東京電力福島第一原発の事故で、福島県を離れて避難を続けている住民から体内に取り込んだおそれがある放射性物質の影響を心配する声が上がっていることを受け、福島県は来年1月から埼玉県など首都圏の3県で内部被ばくの検査を実施することを決めました。
内部被ばくは、食事などを介して体内に取り込んだ放射性物質による被ばくで、福島県から県外に避難した人からも健康への影響を心配する声が上がっています。
このため福島県は、ホールボディーカウンターという全身の放射線量を測る検査機器を載せた車を巡回させて県外での検査を続けていて、来年1月以降は埼玉県と千葉県、群馬県でも検査を行うことになりました。
検査は無料で受けられ、1月上旬から千葉市美浜区など3か所に、2月上旬から前橋市など2か所に、2月下旬からさいたま市大宮区にそれぞれ検査会場が設けられます。
福島県によりますと、仮に放射性物質が体内に取り込まれてもほとんどが排せつなどで体外に放出されるということで、これまでに県内で検査を受けた15万人余りと県外で検査を受けたおよそ1400人の中で、いずれも健康に影響が出るとされる値が検出された人はいないということです。
検査は事前の予約が必要で、福島県は来月9日から電話で受け付けを始めることにしています。
(11月30日 20:45更新)
東京電力福島第一原発の事故で、福島県を離れて避難を続けている住民から体内に取り込んだおそれがある放射性物質の影響を心配する声が上がっていることを受け、福島県は来年1月から埼玉県など首都圏の3県で内部被ばくの検査を実施することを決めました。
内部被ばくは、食事などを介して体内に取り込んだ放射性物質による被ばくで、福島県から県外に避難した人からも健康への影響を心配する声が上がっています。
このため福島県は、ホールボディーカウンターという全身の放射線量を測る検査機器を載せた車を巡回させて県外での検査を続けていて、来年1月以降は埼玉県と千葉県、群馬県でも検査を行うことになりました。
検査は無料で受けられ、1月上旬から千葉市美浜区など3か所に、2月上旬から前橋市など2か所に、2月下旬からさいたま市大宮区にそれぞれ検査会場が設けられます。
福島県によりますと、仮に放射性物質が体内に取り込まれてもほとんどが排せつなどで体外に放出されるということで、これまでに県内で検査を受けた15万人余りと県外で検査を受けたおよそ1400人の中で、いずれも健康に影響が出るとされる値が検出された人はいないということです。
検査は事前の予約が必要で、福島県は来月9日から電話で受け付けを始めることにしています。