NHK
5月16日 17時45分
原子力発電所の運転再開の前提となる安全審査を進めている原子力規制委員会は、福井県の高浜原子力発電所について、審査で重視している地震の揺れを巡って関西電力が示したこれまでより厳しい想定を了承しました。
地震の揺れの想定が了承されたのは、審査が優先的に進められている鹿児島県の川内原発に次いで2番目です。
高浜原発3号機、4号機は、運転再開の前提となる原子力規制委員会の安全審査を最も早い去年7月に申請した6つの原発の1つです。今月9日の審査会合で、関西電力は、高浜原発の北東にある3つの活断層が連動する前提で、震源の深さを4キロメートルから3キロメートルへと浅くし、審査で重視されている「基準地震動」と呼ばれる地震の揺れの想定をこれまでの550ガルから700ガルに引き上げる考えを示しました。
規制委員会は16日の会合で関西電力から改めて説明を受け、高浜原発の「基準地震動」を了承しました。
「基準地震動」が了承されたのは、審査が優先的に進められている鹿児島県の川内原発に次いで2番目です。
ただ高浜原発は、想定の見直しに伴って補強工事が必要で、運転再開の時期は見通せない状況が続いています。
5月16日 17時45分
原子力発電所の運転再開の前提となる安全審査を進めている原子力規制委員会は、福井県の高浜原子力発電所について、審査で重視している地震の揺れを巡って関西電力が示したこれまでより厳しい想定を了承しました。
地震の揺れの想定が了承されたのは、審査が優先的に進められている鹿児島県の川内原発に次いで2番目です。
高浜原発3号機、4号機は、運転再開の前提となる原子力規制委員会の安全審査を最も早い去年7月に申請した6つの原発の1つです。今月9日の審査会合で、関西電力は、高浜原発の北東にある3つの活断層が連動する前提で、震源の深さを4キロメートルから3キロメートルへと浅くし、審査で重視されている「基準地震動」と呼ばれる地震の揺れの想定をこれまでの550ガルから700ガルに引き上げる考えを示しました。
規制委員会は16日の会合で関西電力から改めて説明を受け、高浜原発の「基準地震動」を了承しました。
「基準地震動」が了承されたのは、審査が優先的に進められている鹿児島県の川内原発に次いで2番目です。
ただ高浜原発は、想定の見直しに伴って補強工事が必要で、運転再開の時期は見通せない状況が続いています。