太陽光発電会社に改善命令へNHK
一般の人たちから資金を集めて太陽光発電事業を行っている長野県の会社が、出資金の一部を配当にあてるなど資金の管理体制に問題があるとして、金融庁は、業務改善命令を出す方向で検討に入りました。
金融庁が、業務改善命令を出す方向で検討に入ったのは、長野県飯田市の「おひさまエネルギーファンド」です。
この会社は、一般の人たちから集めた資金で、公共施設などに太陽光パネルを設置し、電気を売って得られた収益を出資者に配当しています。
しかし、証券取引等監視委員会は、この会社が一般の人たちから集めた資金の口座と自社の資金の口座を分けて区別せず、出資金の一部を配当に当てるなどしていて、金融商品取引法に違反しているとして、16日、金融庁に行政処分を行うよう勧告しました。
これを受けて、金融庁は出資金の私的な流用などは認められないものの、資金の管理体制に問題があるとして、「おひさまエネルギーファンド」に、再発防止策の提出などを求める業務改善命令を出す方向で検討に入りました。
「おひさまエネルギーファンド」は、環境問題に取り組むNPOが中心になって10年前に設立され、太陽光発電の普及に向けた先進的な取り組みとして注目されていました。
05月17日 07時46分
一般の人たちから資金を集めて太陽光発電事業を行っている長野県の会社が、出資金の一部を配当にあてるなど資金の管理体制に問題があるとして、金融庁は、業務改善命令を出す方向で検討に入りました。
金融庁が、業務改善命令を出す方向で検討に入ったのは、長野県飯田市の「おひさまエネルギーファンド」です。
この会社は、一般の人たちから集めた資金で、公共施設などに太陽光パネルを設置し、電気を売って得られた収益を出資者に配当しています。
しかし、証券取引等監視委員会は、この会社が一般の人たちから集めた資金の口座と自社の資金の口座を分けて区別せず、出資金の一部を配当に当てるなどしていて、金融商品取引法に違反しているとして、16日、金融庁に行政処分を行うよう勧告しました。
これを受けて、金融庁は出資金の私的な流用などは認められないものの、資金の管理体制に問題があるとして、「おひさまエネルギーファンド」に、再発防止策の提出などを求める業務改善命令を出す方向で検討に入りました。
「おひさまエネルギーファンド」は、環境問題に取り組むNPOが中心になって10年前に設立され、太陽光発電の普及に向けた先進的な取り組みとして注目されていました。
05月17日 07時46分