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福島県 子どもの甲状腺追加検査 受け付けない病院が多数

2014-05-13 23:58:38 | 原子力関係
福島県 子どもの甲状腺追加検査 受け付けない病院が多数

by ジャーナリスト・桐島瞬 (更新 2013/11/13 16:00)
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県から情報開示された男子中学生の甲状腺結果。のう胞は「あり」で、「最大の大きさ」の欄には乱雑に「3.1mm」と書かれている(撮影/写真部・植田真紗美)
県から情報開示された男子中学生の甲状腺結果。のう胞は「あり」で、「最大の大きさ」の欄には乱雑に「3.1mm」と書かれている(撮影/写真部・植田真紗美)


 東京電力福島第一原発の事故で、子どもたちは甲状腺がんの発症リスクを負った。県の検査に不信感を抱く親子は追加検査に走るが、受け入れる病院は少ない。

 福島県は2011年10月、子どもたちの甲状腺検査を始めた。原発事故による健康被害を調べるためだ。対象年齢は東日本大震災が起きた11年3月11日時点で、0~18歳の県民。

 県は甲状腺検査を福島県立医科大学に委託している。ただ、親たちの県や県立医大に対する不信感は大きく、民間による独自検査の増加につながっている。その不信感の根っこをつくったのは、5月まで県民健康管理調査検討委員会の座長を務めていた県立医大の山下俊一副学長(非常勤)だ。

 山下氏が福島第一原発事故の直後、講演会などで話した「放射線の影響は、実はニコニコ笑ってる人には来ません」といった発言に、県民は疑問を抱く。昨年1月には、日本甲状腺学会の会員医師たちに「保護者から相談があっても(甲状腺の)追加検査は必要ないと説明してほしい」と要請する文書を送っていたことが明らかになり、決定的な溝となった。

 実際、県民が追加検査を望んでも、受け付けない病院がほとんど。甲状腺検査ができる郡山市近辺の10以上の病院へ問い合わせたが、受け付けると答えた病院はなかった。

「原発絡みとなると県の事業なので、こちらではやっていない」(太田西ノ内病院)
「県民健康センターから委託されているので、そちらの紹介があれば検査を受けられるが、それ以外の人は受け付けていない」(星総合病院)

 放射線被曝の診療を目的に、昨年12月に設立されたふくしま共同診療所(福島市)の松江寛人院長は言う。

「甲状腺検査を受けられる病院は、この近辺だと3カ所ぐらいしかない。県内の開業医は県立医大出身者が多い。山下氏の文書で医師会に圧力がかかったとしても不思議ではありません」

 共同診療所を訪れる9割は、甲状腺検査の希望者だ。開業以来およそ500人が検査を受けたが、松江氏は、

「追加検査を受けたい人がたくさんいるのに、そもそも県立医大だけが検査を行うことに疑問を感じている」

 ジャーナリスト・桐島瞬

※AERA 2013年11月18日号より抜粋

美味しんぼ」大阪府が言論封殺行為

2014-05-13 23:53:17 | 原子力関係
院長の独り言


2014年05月13日
1068.「美味しんぼ」大阪府が言論封殺行為
・美味しんぼでは、大阪がれき燃焼による健康被害も取り上げられている
・発言者の松井英介氏は、発言自体を正しいと認めている
・大阪府は、事前に原稿を入手し、出版しないよう公的な圧力をかけた。
・出版の自由を脅かす行為が、白昼堂々と行われている。

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美味しんぼでは、鼻血の件だけ注目されているようですが、作中で大阪のがれきにも言及しています。href="http://onodekita.sakura.ne.jp/sblo_files/onodekita/image/2014051302.jpg"
2014051302.jpg2014051301.jpg

この発言に対して、「美味しんぼ」で名前を挙げられた 松井英介氏は事実だと認めています。

「美味しんぼ」登場の医師 「すべて事実。抗議は被災者に失礼」
(2014年5月13日)
「綿密な取材を受けた」
2014051303.jpg 小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の漫画「美味(おい)しんぼ」に「岐阜環境医学研究所長」として実名で登場し、原発事故や震災がれきと鼻血の関連性を指摘している元岐阜大助教授の松井英介医師(76)=岐阜市=は12日、本紙の取材に「すべて事実。実際に異変を感じている人たちがいる」と主張した。福島県や大阪市などの抗議には「〝事実無根〟というのは、その人たちに失礼だ」と反論した。

 放射線診療が専門。福島県双葉町に依頼されて2012年度から町の放射線アドバイザーとして年間数十日、町内に滞在し、多くの被災者から「鼻血が突然出る」「せきが止まらない」「体がだるい」などの症状を聞き取ったという。

 「美味しんぼ」の原作者の雁屋哲さんと昨年末に出会い、4カ月にわたり「綿密な取材を受けた」と強調。問題の漫画を「子どもたちが読んで、自分の体の仕組みや放射線に関心を持ってほしい」と話した。


 原作者がきちんと証言者に取材し、それをそのままマンガにしているのですから、何ら問題ないはずですが、大阪府は違いました。
美味しんぼ 大阪府と市が小学館に抗議文
5月12日 13時35分
雑誌に連載されている漫画「美味しんぼ」で、12日に発売された最新号の中に東日本大震災のがれきを処理した大阪の焼却場の近くで眼などに不快な症状を訴える人がいるなどという表現があることについて、大阪府と大阪市は12日、「事実と異なり、極めて不適切な表現だ」として、小学館に対し抗議文を送りました。

大阪府と大阪市が抗議したのは、12日に発売された「週刊ビッグコミックスピリッツ」に掲載されている雁屋哲さん原作で、花咲アキラさんが描く漫画「美味しんぼ」の内容についてです。
この中で、登場人物の会話の中に東日本大震災のがれきの処理について、「大阪で受け入れたがれきを処理する焼却場の近くに住む1000人ほどを対象にお母さんたちが調査したところ、放射線だけの影響と断定はできませんが、眼や呼吸器系の症状が出ています。鼻血、眼、のどや皮膚などに、不快な症状を訴える人がおよそ800人もあったのです」という表現があります。
この表現について、大阪府と大阪市は今月9日に「雑誌のような状況はなく、不適切な表現だ」などとして、小学館に対し発売までに内容の一部を訂正するよう申し入れていました。
しかし、大阪府と大阪市は表現の訂正などがなかったため、「事実と異なり、無用な不安をあおるだけでなく極めて不適切な表現だ」として12日、小学館に対し、手紙とメールで抗議文を送りました。
松井知事「事実と違うところ多々ある」

大阪府の松井知事は記者団に対し、「漫画の内容は事実と違うところが多々ある。あたかも大阪で福島のがれきを処理したかのような表現になっているし、鼻血などの症状が出たように描かれているが、そのような事実はないことを保健所や医師会に確認した。表現の自由があるので事実であれば抗議しないが、事実ではないことで風評被害というか、いらぬ混乱を招くようなことはやめてもらいたい」と述べました。
橋下市長「行き過ぎではないか」

大阪市の橋下市長は記者団に対し、「漫画の世界だから、基本的には、自由に表現してもらっていいがフィクションなのか、事実なのか、よく分からないなかでは、行き過ぎではないか。地元の医師会に確認しても、漫画にあるような患者はいないため、根拠を出してもらいたい。『美味しんぼ』は、僕も楽しく読んでいるが、福島の厳しい状況を考えて、みんなが安心できて、元気が出るような内容にしてもらいたい」と述べました。
小学館「次の雑誌で見解表明したい」

大阪府と大阪市の抗議について、小学館広報室はNHKの取材に対し、「今月19日に発売する次の雑誌の中で、これまでの内容について、関係する自治体や有識者から聞いた意見を掲載するとともに、そうした意見を踏まえた雑誌の編集部としての見解を表明したい」と話しています。


書類
平成26年5月9日

株式会社小学館
ビッグコミックスピリッツ編集長
■■■■様
大阪府環境農林水産部長 石川晴久
大阪市環境局長 山本仁

 平成26年5月12日発売予定週刊ビッグコミックスピリッツ掲載の「美味しんぼ」の内容の一部訂正について(申し入れ)昨日、大阪市からの要請に応じ御送付頂きました標題週刊誌掲載予定の「美味しんぼ」については、その作中に、登場人物が「大阪で、受け入れたガレキを処理する焼却場の近くに住む住民1000人ほどを対象に、お母さんたちが調査したところ、放射線だけの影響と断定はできませんが、眼や呼吸器系の症状が出ています。」、「鼻血や、眼、のどや皮膚などに、不快や症状を訴える人が約800人もあったのです。」とコメントする表現がありますが、この表現は不適切であり、発売までにその内容を削除・訂正するよう強く申し入れます。
(以下略)


 これは、明らかに憲法の出版の自由に違反してます。
日本国憲法第21条
1.集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2.検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない
出版前ですから、事前検閲ですし、表現の自由を侵しています。

 なぜ、こんなことが許されるのでしょうか。全く信じられません。

上関原発免許不許可で申し入れ

2014-05-13 22:36:22 | 原子力関係
上関原発免許不許可で申し入れNHK
上関原発免許不許可で申し入れ
中国電力が上関町に計画している原子力発電所の建設に反対する市民グループが13日、県庁を訪れ、県に対して原発の建設予定地周辺の海の埋め立て工事の免許延長を認めないよう申し入れました。
申し入れをしたのは、中国電力の上関原発の建設計画に反対する3つの市民グループです。
13日、グループのメンバー10人が県庁を訪れ、村岡知事に宛てた申し入れ書を県の担当者に手渡しました。
申し入れ書では、「建設予定地周辺の海の埋め立て免許がおととし10月に期限が切れてから1年半が経過する中、これ以上、判断を先送りすることなく免許の延長を不許可にするべきだ」としています。
これに対して県の担当者は「法律に基づいて適正に審査している最中で、今は審査の内容について詳細を示す段階ではない」と述べるなどこれまでと同じ説明を繰り返しました。
上関原発の埋め立て免許をめぐっては、延長申請の内容について補足説明を求める県からの5回目の質問に対する中国電力の回答が先月14日に届いています。
申し入れた市民グループの1つの「原発に反対する上関町民の会」共同代表の三家本誠さんは、「いつまでも結論を先送りせずに地元の意見にも耳を傾け、はっきりと不許可という判断を示して欲しい。
そのための条件はそろっていると思う」と話しています。
05月13日 19時29分

関西電力の太陽光発電所起工式

2014-05-13 22:34:02 | 学習
関西電力の太陽光発電所起工式NHK
関西電力の太陽光発電所起工式
関西電力が高浜町に建設する太陽光発電所の工事が本格的に始まるのにあわせて、工事の安全を祈る起工式が行われました。
高浜町安土の太陽光発電所の建設予定地で行われた起工式には、野瀬豊町長や関西電力の関係者などおよそ50人が出席し、工事の安全を祈る神事が行われました。
このあと関西電力・電力システム技術センターの福田隆所長があいさつし、「再生可能エネルギーの導入は、低炭素社会を目指す高浜町のまちづくりにも貢献できると思う。地元の発電所として身近に感じてもらいたい」と述べました。
「若狭高浜太陽光発電所」は、高浜町が所有するおよそ8000平方メートルの土地に1900枚あまりの太陽光パネルを設置する計画で、完成すれば最大出力500キロワットと、一般家庭のおよそ150世帯が1年間に使う電力量をまかなえるということです。
また関西電力は二酸化炭素の排出量を年間でおよそ240トン削減できるとしていて、今年11月の運転開始を目指しています。
一方、原子力発電所が長期停止する中、関西電力は、電力需要が高まる夏場を初めて原発ゼロで迎える見通しで、火力発電所をフル稼働させるなど厳しい対応を迫られています。
05月12日 19時18分

原発避難者裁判始まる

2014-05-13 22:32:48 | 原子力関係
原発避難者裁判始まるNHK
原発避難者裁判始まる
原発事故やその後の避難生活で大きな負担を受けたとして、福島県から県内に避難している人などが国と東京電力に対し損害賠償を求めている裁判がきょう始まり、被告の東京電力などは訴えを退けるよう求めて争う姿勢を示しました。
この裁判は、福島県から県内に避難している人など62世帯、227人が、原発事故やその後に続いた避難生活で、精神的に大きな負担を受けたとして、国と東京電力に対し、1人あたり1100万円の損害賠償を求めているものです。
13日から山形地方裁判所で審理が始まり、はじめに避難者側の弁護士が、「東京電力と国は、原発事故を防ぐ対策を講じず過失があった」と主張しました。
また、福島県南相馬市から県内に避難している男性が、「原発事故で職を失った。避難してからも心身の疲労が蓄積し夫婦のけんかも増えた」と避難に伴う苦痛を訴えました。
一方、東京電力と国は、「津波の高さなどは想定外で、事故発生に過失はない」などとして、訴えを退けるよう求め争う姿勢を示しました。
裁判のあと、避難者側が会見を開きました。
このなかで法廷で意見を述べた福島県郡山市からの避難者の女性は、「事故から3年経ったが自分にとっては苦しんだ長い時間だった。
この思いを自分の口で伝えたいと思い法廷に立った。これからも他の原告の人たちと頑張っていきたい」と話していました。
05月13日 19時31分

下北半島の海底断層調査を視察

2014-05-13 22:31:54 | 原子力関係
下北半島の海底断層調査を視察NHK
下北半島の海底断層調査を視察
原子力規制委員会の島崎邦彦委員は、13日までの2日間、青森県下北半島の地下構造を把握する調査に同行し、13日朝は太平洋の沖合にのびる海底断層の調査を視察しました。
青森県下北半島には使用済み核燃料の再処理工場など多くの原子力施設が立地し、原子力規制委員会は専門家から地下構造を詳しく調べる必要があるという指摘を受けて、今月2日から下北半島周辺の地質調査を行っています。
規制委員会の島崎委員は、13日までの2日間調査に同行し、13日朝は東通村の沖合に出て「大陸棚外縁断層」と呼ばれる長さ84キロの海底断層などの調査を視察しました。
調査を終えて島崎委員は、「調査の目的は断層の調査方法を高度化するためで、安全審査に役立つデータを得るためではないが、もし役立つデータが得られれば活用したい」と述べて、六ヶ所村の再処理工場を対象に規制委員会が行っている安全審査でも調査データを活用する場合があるという考えを示しました。
今回の調査は、「大陸棚外縁断層」が位置する太平洋沖を含め、陸奥湾にかけての東西およそ55キロの範囲が対象になり、内陸には活断層もあります。
原子力規制委員会は人工的な震動を起こす機器などを使って来月初旬ごろまで深さ10キロ程度の地下の構造を調べ、今後数か月かけて分析結果をまとめることにしています。
05月13日 12時29分

除染労災事故隠した疑いで送検

2014-05-13 22:31:05 | 原子力関係
除染労災事故隠した疑いで送検NHK
除染労災事故隠した疑いで送検
葛尾村の除染作業で社員がはしごから落ちて骨折する大けがをしたのに報告しなかったとして、富岡労働基準監督署は東京に本社がある不動産会社を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは東京・中央区の不動産会社、「クレア-レ」と福島支店の53歳の支店長、それに42歳の副支店長ら合わせて3人です。
福島労働局によりますと去年9月、葛尾村の除染作業を下請けしていたクレア-レは、当時37歳の社員が住宅の除染作業中に、はしごからおよそ5メートル下に転落し、骨盤などを折る大けがをしたにも関わらず、富岡労働基準監督署に報告しなかったということです。
匿名の情報提供を受けた労働基準監督署が去年12月に調査したところ、副支店長らは「社員は寮の階段で転落してけがをした」などとうその説明をしたということです。
しかし、その後、別の社員が仕事中の事故だったと明らかにしたため、クレア-レは労災事故であることを認めたということです。
このため、富岡労働基準監督署は労災事故を隠した労働安全衛生法違反の疑いで、13日、会社と支店長ら3人を福島地方検察庁いわき支部に書類送検しました。
支店長らは「労災事故がわかると元請けから仕事を切られると思った」と話しているということです。
労働局によりますと、除染作業の労災事故を隠して立件された例は初めてだということです。
05月13日 21時32分

4年ぶりホシガレイの試験放流

2014-05-13 22:30:19 | 学習
4年ぶりホシガレイの試験放流NHK
4年ぶりホシガレイの試験放流
震災と原発事故の影響で中止となっていた高級魚、ホシガレイの稚魚の放流が、4年ぶりに相馬市の松川浦で始まりきょうは、およそ3500匹が海に放たれました。
ホシガレイの稚魚の放流は、県水産試験場などが行ったもので相馬市の松川浦では、6センチほどに育った稚魚およそ3500匹が、トラックの水槽から海に放流されました。
来月までに、あわせておよそ8000匹が放流されます。
福島県は、ヒラメよりも高値で取り引きされるホシガレイを福島県沖の新たな特産にしようと、平成6年から稚魚の栽培と放流を続けていました。
しかし、震災の大津波で大熊町にある稚魚の飼育施設が壊れ、原発事故のため再開の見通しが立たなくなりました。
県は、いわき市に仮設の施設を設けてことし一月、稚魚の飼育の再開にこぎ着け、4年ぶりの放流が実現しました。
福島県沖のホシガレイは、現在、国が出荷停止を指示していますが今回放流した稚魚が漁獲できる大きさになるには、これから1年かかるため、県では、1年後には水揚げできることを期待したいとしています。
また県では、稚魚の飼育を本格的に進めるため、今後、相馬市の沿岸部に大熊町と同規模の飼育施設を建設して、平成29年度中に再開させたいとしています。
県水産試験場の松本育夫相馬支場長は、「4年ぶりの放流で数は少ないが感慨深いものがある。今後も継続して取り組んでいきたい」と話していました。
05月13日 21時32分

14日からケネディ大使が来県

2014-05-13 22:29:33 | 原子力関係
14日からケネディ大使が来県NHK
14日からケネディ大使が来県
アメリカのケネディ大使は14日から福島県を初めて訪れ、東京電力福島第一原発などを視察します。
これについて佐藤知事は13日、「福島の現状をよく見てほしい」と期待を示しました。
13日は仙台市を訪れているアメリカのケネディ大使は、14日から2日間の日程で、去年11月に就任以来初めて福島県を訪問します。
ケネディ大使は14日、福島第一原発に入って廃炉作業の現場を視察する予定です。
また、15日は風車を海に浮かべる「浮体式」とよばれる楢葉町沖の風力発電施設を視察するほか、被災した子どもたちを支援する施設を訪問することにしています。
ケネディ大使はことし2月東京で開かれたフォーラムで、アメリカとして廃炉や除染作業について一層の協力を行っていく姿勢を示していて、その一環として今回の視察が行われると見られます。
ケネディ大使の訪問について、13日の記者会見で福島県の佐藤知事は「これまでも支援をいただいてきているが、福島の現状をよく見てほしい」と今後の協力関係に期待を示しました。
05月13日 21時32分

美味しんぼに地元出身閣僚発言

2014-05-13 22:29:07 | 原子力関係
美味しんぼに地元出身閣僚発言NHK
美味しんぼに地元出身閣僚発言
根本復興大臣は閣議のあとの記者会見で、雑誌に連載されている漫画「美味しんぼ」で登場人物が「福島県内には住むな」などと発言する場面が描かれていることについて、「誠に遺憾だ」とした上で、健康不安や風評被害の払拭に取り組む考えを強調しました。
「美味しんぼ」は、小学館の雑誌に連載されている漫画で、今週号の中で、福島県双葉町の前町長や福島大学の准教授が実名で登場し、「福島県内には住むな」とか、「人が住めるようにすることはできない」などと発言する場面が描かれています。
これについて、根本復興大臣は閣議のあとの記者会見で、「漫画とはいえ、地元の方々の不安や、風評被害を招きかねない内容が描写されていることは誠に遺憾なことと言わざるを得ない」と述べました。
その上で、根本大臣は「復興庁として、今後も、関係省庁や関係自治体と連携を密にしながら、引き続き、健康不安や風評被害を払拭するための政策をしっかりと進めていきたい」と述べました。
05月13日 21時32分

報道(フクイチ:最高濃度を更新、原因は不明)

2014-05-13 19:57:53 | 原子力関係

報道(フクイチ:最高濃度を更新、原因は不明)NEVADAブログ
福島第一原発で、放射能濃度が最高値更新が相次いでいるち東電が発表していますが、東電はその理由を「不明」としていますが、今専門家の間で、フクイチ地下で小規模の再臨界が発生しているのではないかとの見方が出てきており、再臨界が起こり、これで高濃度の放射性物質が検出されるのも納得がいきます。

「フクイチ」の実態は闇に包まれていると言われていますが、発表される数字・内容からして、外部の者が判断するしかありません。
何故なら、東電が「分からない」としている以上、外部が判断するしかないからです。

大きな地震が起こるたびに「フクイチ」の地下で何かが起こっているとすれば、放射性物質濃度が上がる理由も
分かりますし、今日、カツオ不漁の番組で流していました日本近海の海水温分布を見て驚いた方も多いのではないでしょうか?

この報道では、カツオの不漁の原因を日本近海の海水温にあるとしていたものですが、この海水温分布から見える福島沖が異常に高くなっているのは何が原因でしょうか?
この福島沿岸から沖合にかけてが異常に高くなっており、その周りは殆ど変化がないのです。
福島から温まった汚染水が流れ出ているためにこの部分の海水温が高くなっているとすれば、この海水温の異常な高さも納得がいきます。

本来なら海流が福島沖を経由して北海道にまで行きますが、その流れを分断するかのような高温域が福島沖にあるのです。

この”分断”でカツオが北上しなくなったのか、それとも他の原因かはわかりませんが、事実として福島沖に「ホットスポット」があることだけは事実であり、これが何を意味しているのか。

いまだに高温水が流れ出ているのか、それともその海域が高温になる「原因」がその海底に沈んでいるのか、
どちらかでしょうが、事実はどうなのか、東電・政府発表では知る由もありません。


<報道>
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 東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された地下水が海へ流出している問題で、東電は12日、海側にある測定用井戸など2カ所で7日に採取した地下水のトリチウム濃度が過去最高値を更新したと発表した。

4月下旬以降、特に2~4号機海側を中心に放射性物質濃度が過去最高値を記録した場所は10カ所を超えた。

東電によると、3号機海側で7日に採取した地下水から1リットル当たり8000ベクレルのトリチウムが検出された。

この井戸でこれまでの最高値は4月30日の同2600ベクレルで、3倍超になった。2、3号機間にある地下水くみ上げポイントで7日に採取された水の濃度も同5500ベクレルで、これまでの最高値同5200ベクレルを上回った。
 
この2カ所以外でも、4月下旬以降、採取された水でトリチウム濃度が最高値だった井戸が2カ所あるほか、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質濃度で最高値を記録した井戸は8カ所に上った。
 
それぞれの井戸によって最高値はばらつきがあるものの、2号機海側の井戸で8日に採取された地下水で同86万ベクレルのベータ線を出す放射性物質が検出されるなど、極めて高濃度なケースもある。

東電は海への流出を抑制するためとして、海側の土壌に薬液を注入して固めたほか、地下水のくみ上げ作業も行っている。しかし、最近になって2~4号機間の放射性物質濃度が最高値を相次ぎ更新していることについて、東電は「原因は分からない」と話している

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最終処分場の候補地10か所に

2014-05-13 18:19:17 | 学習
最終処分場の候補地10か所にNHK
7年後に使えなくなる見通しの奥州市の産業廃棄物の最終処分場に代わる新たな処分場をつくるため、県の委員会は候補地を10か所に絞り込みました。
県では、今年度中に最終候補地を決めることにしています。
奥州市江刺区にある「いわてクリーンセンター」は県内で唯一の産業廃棄物の最終処分場ですが、震災で発生したがれきの焼却灰の埋め立てにより当初の計画より4年早く平成32年度末に容量を超えて使えなくなる見通しです。
これを受けて有識者でつくる県の委員会は新たな最終処分場の候補地の選定を進めてきました。
13日、盛岡市で開かれた委員会で交通アクセスや地域の文化財への影響などをふまえて検討した結果、候補地はこれまでの39か所のうち、奥州市、花巻市、八幡平市、二戸市、一戸町、雫石町の6つの市と町の10か所に絞り込まれました。
委員会では今後、現地調査をするほか、それぞれの建設費や維持管理費を試算して夏までに候補地を数か所に絞り込み県に提言することにしています。
県では、候補地が数か所に絞り込まれた後で関係する市町村で住民説明会を行い、今年度中に処分場の最終候補地を決めたいとしています。
委員長を務める岩手県立大学の豊島正幸教授は「今後はそれぞれの候補地の特徴を比較しながら評価を行い、市町村など関係者の理解も深めながら選定を進めたい」と話しています。
05月13日 14時12分

鼻血描写「風評を助長」 美味しんぼ問題、県がHPに反論

2014-05-13 16:47:40 | 原子力関係
鼻血描写「風評を助長」 美味しんぼ問題、県がHPに反論
 小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」掲載の漫画「美味(おい)しんぼ」で、主人公らが原因不明の鼻血を出すなどの描写を巡り、県は12日、「風評を助長するものとして断固容認できず、極めて遺憾」と県のホームページに反論を掲載した。
 県は、小学館から4月30日に「19日発売号で誌面で掲載しきれなかった意見を紹介する検証記事を掲載する」として、「鼻血や疲労感の症状に放射線被ばくの影響が要因として考えられるか」の質問と12日発売の美味しんぼの原稿が送られたことを明らかにした。
 県は7日に小学館に見解を申し入れ、「高線量の被ばくがあった場合、鼻血が起こるが、一般住民は急性放射線症が出るような被ばくはしていない」と反論した。また、美味しんぼなど同社の出版物について、科学的知見や多様な意見、見解を取材、調査した上で偏らない客観的な表現をするよう強く申し入れた。
(2014年5月13日 福島民友ニュース)

「復興再生計画」改定へ 政府に知事申し出

2014-05-13 16:46:50 | 原子力関係
「復興再生計画」改定へ 政府に知事申し出
 県は12日、政府に対し、原発事故で避難区域などがある県内12市町村の復興や帰還促進の取り組みを定めた「避難解除等区域復興再生計画」を改定するよう、福島復興再生特措法に基づき知事申し出を行った。避難区域再編の完了や田村市都路地区の避難指示解除、政府が策定した本県の復興加速化に向けた指針を踏まえ、十分な予算確保と政策の具体化を求めるのが柱。政府は申し出を受けて改定作業に入るが、避難地域の実情に応じた的確な政策を打ち出すかどうかが焦点となる。
 2013(平成25)年3月の計画策定以来、改定は初めて。特措法は避難地域の情勢変化に応じて計画を見直すよう知事の提案権を認めており、これを行使した。
(2014年5月13日 福島民友ニュース)

住民の意見発信と行動の重要性指摘 ICRP対話集会最終日 南相馬

2014-05-13 16:45:26 | 原子力関係
福島民報

 国際放射線防護委員会(ICRP)の第8回対話集会「ダイアログセミナー」最終日は11日、南相馬市民文化会館で開かれ、東京電力福島第一原発事故からの復興に向け意見を交わした。住民が積極的に意見を発信し、行動する重要性が指摘された。
 前日に続き約100人が参加した。避難者や帰還者がそれぞれの考え方の変化を語った後、南相馬で自然エネルギー関連事業などに取り組む事業者が今後の展望などを話した。
 午後の対話では住民、学者、事業者、医師、マスコミなどの立場から、さまざまな条件によって分断されている南相馬の将来について意見交換した。「(震災の)逆境で鍛えられ、地域貢献を考えるようになった」として、地域の将来を担う若年層に期待する声が寄せられた。
 熊本大の研究者は「(公害の)水俣は、経験したマイナス面を戦略的に生かすことに失敗した。分断を恥ずかしく感じ、逆手に使えなかった。経験からのプロジェクトが地域再生につながる」とアドバイスした。
(2014/05/12 11:17カテゴリー:福島第一原発事故)