大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査

2014-05-18 10:59:24 | 原子力関係
福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査
2014年5月18日 02時35分
 福島県の全ての子どもを対象に東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べる甲状腺検査で、対象者の約8割の結果がまとまり、がんの診断が「確定」した人は県が今年2月に公表した数より17人増え50人に、「がんの疑い」とされた人が39人(前回は41人)に上ることが17日、関係者への取材で分かった。
 県内の震災当時18歳以下の約37万人を対象に県が実施。今年3月までに1巡目の検査が終わり、4月から2巡目が始まっている。
 チェルノブイリ原発事故では4~5年後に子どもの甲状腺がん増加が確認された。このため県は、今後がんが増えるかどうかなど、放射線の影響を調べる。
(共同)

もし、ダウン症の子供が生まれたら・・/ダウン症のある子どもの発達の目安表

2014-05-18 10:50:10 | 学習

もし、ダウン症の子供が生まれたら・・/ダウン症のある子どもの発達の目安表原発問題ブログ
2014-05-17 21:55:07 | 福島原発事故後の健康被害
もし、ダウン症の子供が生まれたら・・

/ダウン症のある子どもの発達の目安表

<もし、ダウン症の子供が生まれたら・・、とても参考になるブログの紹介です>

ダウン症の赤ちゃんを育てるための様々な情報を提供しています。

↓↓↓ ダウン症の息子さんの誕生~子育てまでを詳しく綴るブログ

Sunny Life with NICO

南カリフォルニアの海辺街で
ダウン症のある息子のニコと生きています
http://ameblo.jp/happy-nikorin/

療育~首座り前のうつ伏せサポート 2014年04月28日

旧市街の散歩 2014年04月27日

療育~キーポイント~首座り運動 2014年04月24日

療育初日~OTセラピストのジーニーとの出会い 2014年04月23日
水泳教室ーシアーズ博士 2014年04月20日
療育について 2014年04月18日

Easter Egg Hunt 2014年04月16日

寝返り、自他への認識、笑顔~生後1カ月成長(2) 2014年04月15日

体重増加、ダウン症のある子用の成長曲線~生後1カ月の成長(1) 2014年04月12日

不安の解消法~生後1カ月 2014年04月09日

ダウン症のある子の発達目安表 2014年04月08日

ミルク事情~なぜ飲めないのか、食欲のなさ 2014年04月07日

合併症の検査、療育の準備~月齢1カ月 2014年04月04日

生後一カ月(新生児)~ダウン症告知 2014年03月29日
ニコの出産~ダウン症の兆候 2014年03月25日

妊娠後の初検診~出生前診断について 2014年03月23日

息子ニコにはダウン症があります 2014年03月21日


-上記リンクの記事から1つを紹介-

ダウン症のある子どもの発達の目安表

ダウン症のある子の発達目安表
http://ameblo.jp/happy-nikorin/entry-11816756295.html より全転載
2014年04月08日

ダウン症のある赤ちゃんのなかには

見知らぬ触感に過敏な子がいるそうです。

ニコにも、ややそういう気配があり、

知らないものは、触る前にかなり注意深く観察しています。

触らせようとすると、嫌がって手をひっこめたりもします。

感覚の繊細さを解消するには、

指先ではなくて、手のひらもつかって

いろんなものに触れさせるのが良いそうです。

(ニコは指先だけで軽く触れる傾向があります)


そんなこともあり、

1日に1回は、砂浜や芝生など

自然のものに直接触れさせています。



きょうはブログというより、資料をご提供します。

これはダウン症のある子どもの発達の目安表です。

(学校区のカウンセラーからいただき、こちらで紹介することをご了承いただいています)


普通の発達表をみると

「遅れ」ばかりに気がいってしまいがちですが、

この表をみて、遅れていないことを確認しつつ、

得意不得意を発見したり、

これからどんな発達をしていくのか知るのに

使っていただけたら幸いです。


ニコの場合だと、どうやらFINE MOTORが、

得意分野だと気がつきました。

ちょっと先をみると、クレヨンを与えてあげたり、

積み木をカップにいれる練習を

してあげればいいと分かりました。


※数字は月齢です。
達成する平均月齢と、カッコ内は早めの子から遅めの子までの幅。


Gross Motor Skills~大きな動作


首が座り、揺れ動かされても頭のバランスを取っていられる
5(3-8.5)

横向きから背中に戻る 5(3-9)

腹ばいから背中に寝返り 6(5-12)

腹ばいのときに腕で身体を支え、頭と胸をあげる 
6(3-10)

腹ばいで片手を前に伸ばす 6(5-10)

補助ありで座る 7(5-9)

手で足を握って遊ぶ 7(4-10)

背中からお腹に寝返り 7(5-9)

座っているときに、自分を軸として前後左右に身体を傾ける 
8(5-11)

手をついて体を支えて座る 8(5-15)

ハイチェアに座る 8(5-15)

補助なしで1分以上座る 9(6-16)

はいはい 14(9-19)

10分以上、安定して座る 11(8.5-15.5)

お腹を床から浮かせてはいはい 14(10-20)

家具等を使って立ち上がる 15(8-26)

補助ありで歩く 16(6-30)

自力で立つ 18(12-38)

階段をよじ上る 20(12-28)

押し車等を使って3メートル歩く 22(16-30)

自力で歩く 23(13-48)

補助ありで歩いて階段を上る 36(24-60以上)

走る 4歳ごろ

同じ場所でジャンプ 56(40-66)

三輪車を4.5メートル乗る 61(50-72)


Personal Social/ Self Help ~社会性・自助能力

笑顔や話しかけに反応して笑顔になる 2(1.5-4)

自発的に笑顔になる 3(2-6)

両親を認識する 3.5(3-6)

鏡に映るものに手を伸ばす 6.5(4-10)

離乳食をきちんと食べる 8(5-18)

ビスケットを自分で食べる 10(6-14)

手遊びや、いないいないばぁ遊びをする 11(9-16)

洋服を着るときは脱ぐときに手や足を伸ばす 
15(12-20)

コップから飲む 20(12-30)

スプーンやフォークを使う 20(12-36)

おしっこのコントロールが日中できる 36(18-50以上)

コミュニケーションを取るようなゲームができる 
3.5ー4.5歳

大便のコントロールができる 36(20-60以上)

自分で服をある程度着られる(ボタンなどは含まない)4-5歳

トイレポットを介助なしで使える 4-5歳


Fine Motor ~小さい動き

動く物を追視する 3(1.5-6)

おもちゃについているリングを握る 6(4-11)

(遊びのなかで)目のうえに乗せられたタオルをどける 
8(5-13)

目の前から消えた物を探す 8(5-13)

他の物を取るために、握っているものを手放す 8(5-11)

物を持ちかえる 8(6-12)

人の動きを真似る 11(8-17)

ガラガラやマラカスなどを振って音を出す 11(8-17)

紐をひっぱって、おもちゃをたぐり寄せる 11.5(7-17)

箱のなかからおもちゃを取り出す 12(9-17)

布のしたに隠されたおもちゃを探しあてる 13(9-21)

ひとさし指をつかって、物をいろいろと触る 13(8-22)

拍手 13(9-18)

箱をあけて、なかのおもちゃを見つける 14(11-17)

ボールを転がしたり、キャッチする 14(10-19)

紙にクレヨンでマークをつける 14(10-27)

文字をかく真似ごとをする 15.5(10-21)

四角い積み木をカップのなかに入れる 16.5(10-24)

カップや箱に3つ以上の物を入れる 19(12-34)

ブドウ大のものを、親指と他の4本指のみでつまむ(手のひらを使わない) 20(12-36)

四角い積み木を、他の積み木のうえに乗せる 20(14-32)

pegboardの穴に2回以上pegを差し込める 23(17-36)



Communication Activity ~コミュニケーション

音に反応する 1(0.5-1.5)

笑顔や声に反応して声を出す4(1.5-8.5)

コミュニケーションをとることに興味を示す 6(5-9)

いろんな声を出すことで注目をひく(泣くわけではなく)
7(5-12)

声のするほうに顔を向ける 6(3-8)

おいで、見て、などのジェスチャーに正しく反応する 
8(6-13)

ババ、ダダ、ママなどの音を出す 11(7-18)

音を真似する 11(7-18)

よく聞く言葉に応える 13(10-18)

よく聞く言葉にジェスチャーで応える 13.5(10-18)

「no」「駄目」に応える 14(11-24)

簡単な言葉による指示に応える 16(12-24)

身体の部位を問われて3箇所以上を指せる 17(13-25)

意味不明だけどぺちゃくちゃと何かを話す 18(13-36)

初めての言葉が出る 18(13-36)

ジェスチャーで要求を伝える 22(14-30)

最初の2つの言葉の文章を使う 22(15.5-30)

2つの言葉の文章をいくつか使う 30(18-60以上)

言葉をコミュニケーションツールとして使う 1.5-6歳

(転載終了)



===ここから『ダウン症』に関する過去記事===

<ダウン症が8倍!染色体異常の増加>

2003年度で、1万出生数あたり11人。

2013年1万出生数あたり、104人。
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/998e1f89a4f294c2a8bd098e4abb95e7
2013-07-18
•ダウン症の特徴

1.小頭症
2.後頭部が扁平
3.低身長
4.眼 眼の外側が上の方へ傾斜する

5.鼻 扁平

6.舌 舌診・・・シワが多く、中心溝がない。
舌は大きいためにはみ出て、口が開いたままとなることが多い

7.手 手は短くて広く、手のひらにはシワが1本(猿線)のことが多い。
指は短く、指の関節が2つしかないことが多い。

8.足 第1趾と第2趾の間の隙間が広く、足の底にあるシワが足の後方まで続く



福島の妊婦さんを積極的に受け入れている病院で、悲惨な状況を見た。

”ダウン症、指6本、無脳症、流産”
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/002f7e3766214816fb6c6234f6582657
2012-07-18

東京の友達の話>子供たちの白血球の数値、7割に異常。

2014-05-18 10:31:54 | 原子力関係
東京の友達の話>子供たちの白血球の数値、7割に異常。原発問題ブログ

”甲状腺検査に厚生省の圧力”
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/32c71b3e2aac4e400e234ab2348d9f42
Unknown (そら)2012-12-22 17:47:02
以下は東京の友達の話です。

甲状腺と血液検査をやってくれる病院をやっと見つけて、受けると・・・

『子供たちの白血球の数値が異常なことになっていて、特に、10歳以下に変化が多いとのこと。

さらに、五歳以下になると、10人のうち正常な子は3人しかいない。

7人は、異常な値になっている。

だから小さい子ほど、ほとんどみんな異常値だって言ってた。

100人見てたら70人異常値とのとこ。

しかし、だいたい都内の子ばかり。

何人か茨城や栃木や福島からも来てるらしいけど

栃木や茨城の子どもには異常値がなかなか無いらしい。

だから、田舎の森や土があるところの方が
もしかしたら、沈着していて吸い込みづらいんじゃないかとか

都内のコンクリートやアスファルトでは、
沈着するとこが少なくてぐるぐる循環して舞い続けてるんじゃないか

とか、憶測が浮かんでしまう 』

と先生が仰っていた。

被害の順番は、福島の次は茨城、栃木じゃなくて東京じゃないかと仰っていた。

そこの病院は厚生省から、過剰診察ということで、
甲状腺検査については保険診療が5月からきかなくなっているそうです。
圧力がかかっても、自費でも検査していくそうです。
(東京都西部の内科です)

緊急速報メール 県内全市町村導入へ 職員確保が課題 予備電源の整備進まず

2014-05-18 10:20:27 | 学習
緊急速報メール 県内全市町村導入へ 職員確保が課題 予備電源の整備進まず
 災害発生時の避難情報などを携帯電話に一斉配信する緊急速報メール(エリアメール)が平成26年度中に田村、川俣、下郷、飯舘の4市町村で導入される見通しになり、東日本大震災から3年が過ぎてようやく県内全市町村で整う。ただ、対応する職員や停電時の予備電源の確保が一部で進まない。震災で混乱した経験から学んだ複数の情報伝達手段の確保も課題だ。
■有効な手段
 エリアメールはNTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクの携帯電話大手3社がサービスを提供している。県内で3社全てか、いずれかの携帯電話会社に利用登録しているのは55市町村。一部の携帯電話会社から複数社への登録拡大を検討している自治体もある。
 携帯電話で送信する情報は、避難の準備・勧告・指示、津波の注意報・警報・大津波警報、弾道ミサイル情報、火山噴火警報、指定河川の洪水情報、大規模テロ情報など。配信情報は各市町村が選び、携帯各社に申し込む。
 いわき市は平成24年7月から運用を開始し、これまでに17回、情報を発信した。田人町の県道いわき石川線でのり面が崩落した今年4月4日の大雨の際は、土砂災害警戒情報として発信し、注意を呼び掛けた。市危機管理課の担当者は「人的
被害はなかった。ほとんどの市民が携帯電話を持っており、エリアメールは有効な情報伝達手段」としている。
■態勢確保
 システムを導入している市町村は、運用面での課題を挙げる。
 災害発生時、システムを運用できる職員が庁舎に行けない場合などを想定し、複数の職員確保が必要とみている。ただ、職員数の少ない自治体は態勢が整わない。塙町の担当者は「緊急時には、担当職員がすぐに役場に行けない事態が予想される。職員数が少なく、係の垣根を越えた態勢にしないとならない」と打ち明ける。
 エリアメールは各市町村の役場庁舎にあるパソコンに職員が情報を入力し、インターネット経由で送信するシステムだ。地震などで停電が起きたり、通信回路が寸断したりすれば送信できない。このため、予算の必要な予備の通信回線や電源の確保が必要になる。
 震災直後は、対応拠点となる市町村庁舎などの公共施設が停電し、混乱した。県と県内の市町村は27年度末までに、公共施設330カ所に太陽光パネルと蓄電池を設置し、非常時に最低限必要な電力を確保できる態勢を整える方針だ。
■直接周知
 土砂災害の危険性が比較的高い山間部などでは、携帯電話会社によって電波が通じにくく加入してもメールが届かないケースが想定される。会津地方の町の担当者は「役場周辺は電波状態が良くても、少し離れると圏外になる。事業者による通信エリアの拡大が欠かせない」と話す。
 携帯電話と別の情報伝達手段の確保も震災で学んだ教訓だ。高齢者や子どもを中心に携帯電話を持っていない人もいる。
 飯舘村は、24時間態勢で村内を巡回する見守り隊を活用する。災害発生時に職員の広報班とは別に車両を走らせ、スピーカーで情報を知らせる。担当者は「エリアメールと合わせ直接、住民に知らせることも重要だ」と強調している。

※背景
 東日本大震災発生時、停電や電話回線の不通、道路網の寸断などで、住民に避難などの情報が速やかに伝わらなかった。緊急速報メール(エリアメール)は対応する携帯電話を持ち、対象エリアにいる人なら情報を受信できる。申し込みは不要で、月額使用料、通信料など無料。震災発生時、県内で導入していた市町村はなかったが、震災や近年の集中豪雨などを機に運用が急速に広まっている。宮城、岩手両県では全市町村が導入している。

( 2014/05/18 09:06福島民報 )

相双でも豚伝染病 県内6例目

2014-05-18 10:17:47 | 学習
相双でも豚伝染病 県内6例目
 県は17日、相双地方の養豚場一戸で、豚流行性下痢(PED)が発生したと発表した。県内は6例目で相双地方では初めて。
 飼育する6千頭のうち親豚2頭が16日、下痢の症状を見せ、養豚農家が県相双家畜保健衛生所に通報した。17日、遺伝子検査でPEDと分かった。感染した子豚の死亡率は高いが、この養豚場で死亡した豚はない。県はこの養豚場に豚舎や車両などの消毒、当面の豚の移動自粛などを要請した。
 PEDの感染は11日現在、本県を含む37道県608農場で、約50万頭の発生が確認されている。


( 2014/05/18 09:06 福島民報 )

“赤い宝石”たわわ 福島でハウスサクランボ収穫始まる

2014-05-18 10:16:52 | 学習
“赤い宝石”たわわ 福島でハウスサクランボ収穫始まる
 福島市飯坂町平野の農業樅山(もみやま)清志さん(44)方でハウスサクランボの収穫が始まった。
 樅山さんは15年前からハウスサクランボの栽培に取り組み、約5アールのハウス内で佐藤錦を中心に高砂や香夏錦を30本ほど栽培している。枝には赤く輝く宝石のような実がたわわに下がり、父の健一さん(74)と一緒に一つ一つ丁寧にもいでいる。
 今年は2月に大雪に見舞われたものの、その後は天候に恵まれ、大きさや色づき、味は上々の出来という。東京電力福島第一原発事故の風評で減っていた贈答用の注文はほぼ震災前の水準に戻っている。樅山さんは「県内産果物の安全と安心を全国にPRしたい」と話していた。
 収穫作業は6月上旬まで続き、JA新ふくしまを通じて主に関東地方に出荷される。

( 2014/05/18 09:14 福島民報 )

ALPS1系統停止 第一原発白濁した水を確認

2014-05-18 10:15:45 | 原子力関係
ALPS1系統停止 第一原発白濁した水を確認
 東京電力は17日、福島第一原発の汚染水から大半の放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)で汚染水処理をしていた2系統のうち1系統で処理していた水が白く濁ったため処理を停止したと発表した。東電は汚染水の処理工程で発生するカルシウムを取り除くフィルターの不具合が原因とみている。
 東電によると、毎日実施している処理水の検査で、カルシウム濃度の上昇を確認した。同日、この系統で処理した水のベータ線を出す放射性物質濃度は1リットル当たり240ベクレルで、通常の範囲内だった。
 この系統は3月下旬にも水が白濁し、処理を停止。4月23日から運転を再開した。
 3系統あるALPSは1系統で試運転を続け、残る1系統は今月末の運転再開を予定している。

( 2014/05/18 09:18 福島民報 )

首相、追加対策を指示 本県の風評払拭へ 福島など視察

2014-05-18 10:15:16 | 原子力関係
首相、追加対策を指示 本県の風評払拭へ 福島など視察
 安倍晋三首相は17日、福島市などを視察した。東京電力福島第一原発事故による本県の風評被害が依然として深刻であるとの認識を深め、政府を挙げて追加対策を検討するよう根本匠復興相(衆院本県2区)に指示した。
 復興庁は関係省庁の幹部を集め、近く検討作業に着手する方針。放射性物質の基礎知識などを国民に周知する研修会の全国展開や、政府広報の積極的な活用などを想定している。県民健康調査に基づく正確な情報提供にも力を入れる。
 安倍首相は福島市の農家や旅館・ホテルの関係者から風評被害の実態などを聞いた。視察後、記者団に「根拠のない風評払拭(ふっしょく)のために、政府として県民や国民が知りたいと思っている情報を正確に発信するよう力を尽くす」と強調。「根本復興相の下で全省庁的に対応したい」と語った。
 根本復興相は「早急に対策を講じたい」との考えを示した。

■生産者と共に田植え 県産米安全性アピール約束
 安倍首相は福島市松川町の農業沼崎秀吉さん(65)の水田で田植えに挑み、秋に収穫したコメを食べて県産米の安全性をアピールすることを約束した。
 後継者の次男幸徳(よしのり)さん(31)の助言を受けて田植え機を運転しコシヒカリの苗を植えた。幸徳さんは「消費者が安心して食べてくれる環境を築いてほしい」と求めた。
 根本復興相、森雅子少子化担当相(参院本県選挙区)、亀岡偉民復興政務官(衆院本県1区)が立ち合った。

( 2014/05/18 09:19 福島民報 )

被災者の心のケア情報交換 福島で学会 「職員の15%うつ病」発表も

2014-05-18 10:14:16 | 学習


被災者の心のケア情報交換 福島で学会 「職員の15%うつ病」発表も
 日本トラウマティック・ストレス学会は17、18の両日、福島市の福島グリーンパレスで開かれている。全国から約400人が参加し「こころのケアの未来~荒廃から新生への道標として」をテーマに、被災者らの心のケアについて情報交換している。
 毎年開いており、13回目。本県での開催は初めて。福島医大や全国の医療機関の担当者が、メンタルヘルスケア、うつ病診断の問題点などに関する研究成果を発表している。
 このうち、福島医大の前田正治教授(災害精神医学)らのグループがまとめた東京電力福島第一原発事故で避難区域となった県内のある自治体で、職員約100人の15%がうつ病と診断されたとの調査もパネルで発表された。
 今後の支援と課題について、医師会や地元医療機関との連携、他の自治体での調査実施の重要性を訴えており、前田教授は「職員自体も被災者。自助努力では解決できない。職員をケアするシステムづくりが急務」と語った。

( 2014/05/18 09:17 福島民報 )

福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査

2014-05-18 10:10:35 | 原子力関係

福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査

 福島県の全ての子どもを対象に東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べる甲状腺検査で、対象者の約8割の結果がまとまり、がんの診断が「確定」した人は県が今年2月に公表した数より17人増え50人に、「がんの疑い」とされた人が39人(前回は41人)に上ることが17日、関係者への取材で分かった。

 県内の震災当時18歳以下の約37万人を対象に県が実施。今年3月までに1巡目の検査が終わり、4月から2巡目が始まっている。

 チェルノブイリ原発事故では4~5年後に子どもの甲状腺がん増加が確認された。このため県は、今後がんが増えるかどうかなど、放射線の影響を調べる。

2014/05/18 02:35 【共同通信】

首相「風評に国として対応」 美味しんぼ描写

2014-05-18 10:09:23 | 原子力関係

首相「風評に国として対応」 美味しんぼ描写

 安倍晋三首相は17日、小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の漫画「美味しんぼ」で主人公らが東京電力福島第1原発を訪問した後に鼻血を出す場面が描写されたことに関し「根拠のない風評に対しては国として全力を挙げて対応する必要がある」と述べた。視察先の福島市で記者団の質問に答えた。

 原発事故によって住民の健康不安や、農作物、観光産業への風評被害が出ていることに「根拠のない風評を払拭するため分かりやすく情報を提供する」と強調。「政府として今までの伝え方で良かったのかを検証し、正確に情報提供したい」と述べた。

2014/05/17 16:19 【共同通信】

「美味しんぼ」鼻血描写 現地では「出ても言い出せない雰囲気」?

2014-05-18 10:07:00 | 原子力関係
「美味しんぼ」鼻血描写 現地では「出ても言い出せない雰囲気」?
2014年5月14日(水)11:30
 福島県での取材から帰ってきた山岡士郎。ひどく疲れやすくなっていたが、ある夜突然、鼻から血が……。人気漫画「美味しんぼ」の描写が物議をかもしている。掲載は4月28日発売の週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で、タイトルは「福島の真実篇その22」。福島第一原発を取材した主人公の新聞記者・山岡が、疲労感を訴えた後に鼻血を出す。福島県双葉町の前町長も実名で登場し、「福島では同じ症状の人が大勢いる」と言う。放射線の影響だと思う読者も多いだろう。

 これを受け、双葉町は5月7日、「復興を進める福島県全体にとって許しがたい風評被害」だとして、小学館に抗議文を送った。

「前町長の発言が風評被害を招いている、といった意見が十数件も町に寄せられたので、抗議しました。以前の調査では、鼻血が出た人が若干名いたという話はあったが、現在症状を訴えてくる人はいません」(双葉町役場の担当者)

 実際に風評被害なのか。日本大学歯学部の野口邦和准教授(放射線防護学)は、放射線との関係を否定する。

「低線量の放射線と鼻血などの症状との因果関係は、証明されていません。鼻血なんていうのは、しょっちゅう起こるわけです。関係ありません」

 ただ、実際に原発事故の後、鼻血を出す人はいたようだ。2011年の6~8 月にかけて、福島県内4カ所で問診会を開いたNPO法人「チェルノブイリへのかけはし」の野呂美加代表は、こう話す。

「問診会に来られた人や家族の3~4割は鼻血の症状がありました。他の症状は、口内炎や下痢などです」

 同NPOでは、チェルノブイリ原発事故で被災した子どもたちを日本で転地療養させる活動をしてきた。

「20年間で648人の子どもを招いていますが、彼らの症状も同じで、鼻血もよく出しました」

 科学的根拠はなくても、原因がはっきりしない症状があれば不安はつのる。福島県内に住むAさんは言う。

「11年夏ごろ、小学生の息子が一日に何回も鼻血を出すようになりました。寝ている間に出たり、遊びに出たら顔中真っ赤にして帰ってきたり。でも、それを大っぴらには話せない雰囲気なんです。相談できる相手も限られてしまって……」

「美味しんぼ」の福島編は5月19日発売号まで続くという。だが、何かしらの症状が出た人の不安は、その先もずっと続く。

※週刊朝日 2014年5月23日号

「美味しんぼ」一時休載へ 「表現のあり方を今一度見直す」と編集部見解

2014-05-18 10:05:01 | 原子力関係

「美味しんぼ」一時休載へ 「表現のあり方を今一度見直す」と編集部見解
2014年5月16日(金)23:33

(産経新聞)
 東京電力福島第1原発を訪問した主人公らが鼻血や倦怠(けんたい)感を訴える描写や、「今の福島に住んではいけない」などの表現で議論を呼んでいた漫画「美味しんぼ」を連載する小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」最新号(19日発売)に、「ご批判、お怒りは真摯(しんし)に受け止め、表現のあり方について今一度見直していく」などとする編集部の見解が掲載されていることが16日、分かった。自治体や有識者による描写への賛否両論を並べた特集も掲載された。

 併せて、美味しんぼを次号からしばらく休載することが明らかにされた。編集部によると、休載は以前から決まっていたという。

 「『美味しんぼ』福島の真実編に寄せられたご批判とご意見」と題した特集では、有識者13人の意見や福島県庁、同県双葉町、大阪府・大阪市から送られた抗議文が10ページにわたって展開された。

 この中で、立命館大の安斎育郎名誉教授(放射線防護学)は、1シーベルト超の被曝(ひばく)をしなければ倦怠感は表れないが、漫画で第1原発を見学した際の被曝線量ははるかに低く、倦怠感が残ったり鼻血が出たりすることは考えにくいと指摘。「率直に申し上げれば、『美味しんぼ』で取り上げられた内容は、的が外れていると思います」「200万人の福島県民の将来への生きる力を削(そ)ぐようなことはしてほしくない」と訴えた。

 福島県川内村の遠藤雄幸(ゆうこう)村長も「多くの読者がいる御社の雑誌の一言一言は重い。自主避難者支援は理解できますが、全ての被災者が同じように受け止めることができるかどうかは疑問だと思う」とした。

 一方で、岡山大の津田敏秀教授(疫学、環境医学)は「チェルノブイリでも福島でも鼻血の訴えは多いことが知られています」「『低線量放射線と鼻血に因果関係はない』と言って批判をされる方には、『因果関係がない』という証明を出せと求めればいい」と擁護。「こんな穏当な漫画に福島県の放射線のことが描かれたからといって文句を言う人のほうが、むしろ放射線を特別視して不安をあおっているのではないでしょうか」とつづった。

 同号には一連の問題描写が載っていた美味しんぼ「福島の真実」編の最終話も掲載。主人公らが福島県飯舘村から北海道に移住し畜産に挑む男性らを訪ねたり、福島の伝統料理を食べたりする内容で「偽善は言えない」「真実を語るしかない」との会話もあった。

東電と国 争う姿勢…原発集団訴訟

2014-05-18 10:00:00 | 原子力関係
東電と国 争う姿勢…原発集団訴訟
2014年05月14日 讀賣新聞

 東京電力福島第一原発事故で精神的な苦痛を受けたとして、県内に避難した被災者ら62世帯227人が東電と国を相手取り、計24億9700万円(1人当たり1100万円)の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、山形地裁(石垣陽介裁判長)であった。東電、国のいずれも請求棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を見せた。

 訴状では、原告側は福島第一原発事故により避難生活を余儀なくされ、苦痛を受けたと主張。東電は地震、津波の安全対策を怠り、国は原発施設の耐震性が不十分なのに、規制権限を行使しなかったとしている。今回の1次提訴の後、58世帯207人が同様に計22億7700万円を求めて2次提訴しており、今後、併合して弁論が進められる予定。

 この日の弁論では、県内に避難した被災者ら原告3人が意見陳述を行った。郡山市から避難している女性(33)は「(2011年)3月11日以来、放射能に不安を感じ、悔しい気持ちでいっぱい。避難して3回の流産も経験した。事故さえなければという思いを、どうか理解してほしい」と訴えた。次回期日は8月19日。

 弁論終了後、原告を支援する原発被害救済山形弁護団が記者会見を行った。弁護団長を務める安部敏弁護士は「いよいよ第一歩を踏み出した。東電と国の責任を明らかにして、完全な損害賠償を勝ち取るべく全力を尽くしたい」と述べた。

 また、裁判外紛争解決手続き(ADR)を担う国の原子力損害賠償紛争解決センターへの申し立てと和解の状況も報告された。これまでに被災者216世帯が申し立てを行い、約3分の1で和解が成立、自主的に行った除染や移動費用などが支払われたとした。