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沖縄のことあれこれ。

起業、移住者集まれ 国頭村 仕事、交流の場開設

2017-01-23 00:00:13 | ニュース

国頭村産リュウキュウマツを活用した「国頭村コワーキングスペースHENTONA LOUNGE」=13日、同村

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沖縄県国頭(くにがみ)村内で起業を考えている人たちや移住希望者らが集まる交流の場をつくろうと、村辺土名に「国頭村コワーキングスペースHENTONA LOUNGE」が13日、オープンした。開設支援を企画した村は、多くの利用を呼び掛けている。

辺土名大通り沿いのビルを村が借り上げ、1階をカフェとコワーキングスペース、2、3階を移住トライアル施設にした。1階は国頭村のリュウキュウマツを活用し、木目調のテーブルやカウンターを整備した。利用者はここに集まり、自分のペースで仕事をしたり、新しく出会った人と話をしたりする。2、3階は移住目的の1世帯が最長2週間で借りることができる。家具や家電などは設置されている。

村は、空き店舗を活用することで異業種間の交流の場を設け、地域産業の活性化を図る考え。宮城久和村長はオープニングセレモニーで「施設を活用して辺土名大通りの活性化につなげる。新たな雇用を生み出せるように、ゆんたくの場にしてもいい。多くの方が活用できる場所になるよう期待している」とあいさつした。

スペースを開設し運営するQuantum Leaps Complex Office(QLCO)の久保勇人代表は「村の人だけでなく県外の人も来ていろいろちゃんぷるーして新しいものが生まれる場にしたい」と意気込んだ。

国の地方創生加速化交付金を活用し事業費1145万円、空き店舗改修整備費500万円、施設管理費645万円を計上した。コワーキングスペースの利用料は村民が1日600円(半日300円)。村外在住者も利用できる。

問い合わせは(電話)090(3413)1196。

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琉球王朝の女性儀式再現 首里城で百人御物参

2017-01-21 22:14:58 | ニュース

首里城内で厳かに行われた琉球王朝時代の祭祀行事「百人御物参」を再現した儀式=21日午後、那覇市首里金城町

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琉球王朝時代の祭祀(さいし)行事「百人御物参(ももそおものまいり)」の再現儀式が21日午後、那覇市首里金城町の首里城公園で行われた。神女らが城内の御嶽などを巡拝し、国王の長寿や航海安全、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する行事。訪れた多くの観客らは女性中心の厳かな儀式に見入った。22日も行われる。

儀式は琉球王朝時代、年6回程度行われていたという。三平等(みふぃら)の大阿母志良礼(おおあむしられ)ら上級神女と王府の役人ら約30人が御庭(うなー)を出発し、下之御庭(しちゃぬうなー)にある首里森御嶽(すいむいうたき)に拝礼した後、神女のみが男子禁制の「京の内」を巡拝した。

神女らが祭祀歌謡「クェーナ」を歌いながら巡拝する儀式の独特な雰囲気に、観光客らは異文化の香りを感じた様子。兵庫県から観光で訪れた深田有希子さん(32)は「神聖な雰囲気を感じる儀式だった。本土と違う文化だと思った」と感想を述べた。【琉球新報電子版】

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セブンイレブン、沖縄で200店計画 工場など供給網も

2017-01-21 10:48:45 | ニュース

コンビニ最大手のセブン-イレブン・ジャパンは20日、沖縄での出店計画について2019年2月期(18年3月~19年2月)をめどに進出し、将来的に200店舗以上を目標としていくことを明らかにした。弁当や総菜の専用工場を沖縄で造るため、200店舗は工場運用の採算分岐を上回る規模としている。

セブン-イレブン・ジャパンの古屋一樹社長のインタビューを報じたフジサンケイビジネスアイの記事では、古屋氏は「(沖縄では)ファストフードを好む文化がある」と述べ、沖縄で出店する店舗にはイートインコーナーを整備していく考えを示した。

県内では昨年、沖縄ファミリーマートが300店舗、ローソン沖縄が200店を突破しており、この水準に迫るセブンの出店攻勢が加わることでコンビニ間の競争が激化する。

セブン&アイ・ホールディングス広報センターは琉球新報の取材に「隣県から商品調達できない離島の沖縄なので、店舗を建てるだけでなくサプライチェーン(原材料調達から製造、販売まで一貫した供給網)を整える中で出店もしていく。工場の損益分岐点として店舗数の目安はあるが、計画は進捗(しんちょく)によっても変わっていく」と述べた。

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沖縄観光客861万人で過去最高 2016年、初の800万人台突破

2017-01-21 00:23:06 | ニュース

県が20日に発表した2016年の暦年(1~12月)入域観光客数は前年比11・0%増の861万3100人で、4年連続で過去最高を更新し、初めて800万人を突破した。県が本年度の目標とする観光客数840万人を大きく上回った。外国人客は38・7%の大幅増の208万2100人で、初めて200万人の大台を超え、県が21年度まで目指す年間200万人の目標に早くも到達した。

同日、翁長雄志知事は定例記者会見で「県は引き続き国内外市場の特性に応じた誘客活動の展開などで21年度の観光客数1千万人の目標達成に取り組んでいきたい」と述べた。【琉球新報電子版】

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もう五分咲き あすから八重岳桜まつり

2017-01-20 08:49:08 | ニュース

21日から開催される「もとぶ八重岳桜まつり」の会場となる本部町の八重岳桜の森公園では、山頂付近を中心にヒカンザクラが五分咲きとなっている。

同公園によると、28日から来月5日ごろまでが開花のピークで、2月いっぱいは桜を楽しめるという。

同じく本部(もとぶ)では、
沖縄県内の固有種で絶滅のおそれがあるとされる「リュウキュウベンケイソウ」が見ごろを迎えている。
本部町具志堅の「田空の駅ハーソー公園」で14日、花祭りが始まった。30日まで。 

同公園では約2万本の黄色い小さな花弁をつけたリュウキュウベンケイソウが一面に咲き誇り、行く人の目を楽しませている。「幸福を告げる花」ともいわれているが、県のレッドデータブックで絶滅危惧1A類に指定されている。

平良武康副町長は「挿し木を重ね、ここまで繁殖させることができた。縁起のよい花なのでぜひ見に来てほしい」と呼び掛け。2月上旬まで見ることができる。

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