9.11について リチャード・Ａ・ヴェルナー著 ＜謎解き 平成大不況＞ ２００３年 ＰＨＰ研究所

とあるスナックで

コー

今こそ、日本人は　リチャード・Ａ・ヴェルナーの本＜謎解き　平成大不況＞を読むべきだ。

今、日本はデフレの不況から抜け出そうとしている時に、あらためてこの本を読むべきだ。

＜供給＞＜需要＞＜お金の量＞の関係が、いままでの経済理論ではない視点から、語られている。

今の日本に必要なのは、＜需要＞と＜ＧＤＰに含まれる取引のために流通したお金＞の量を、増やさなければならない。


金融取引や不動産取引などのお金の量は、名目ＧＤＰに含まれないのである。

小林

それで、どうすればいいんですか、日本は。

コー

だから、今必要なのは、＜供給＞を構造改革とか派遣の拡大とか、変えるよりは、＜需要＞をどうしたら増やせるかを考えるべきだということだと思う。

＜需要創造＞こそ、政府が先頭を切って作って行くべきだと思う。

デフレの時は、そうデフレの時は、政府の赤字が増えても＜需要創造＞をすべきだということだ。