とあるスナックで
小林
こないだ「中田敦彦」のところで、「ブロックチェーン」の話があったんですが、そこで 坪井大輔という人の本が紹介されていましたが、その本が手に入りました。
コー
「WHY BLOCK CHAIN」という本だったね。
小林
少しはじめのところを読んでみましょう。 P-10
ブロックチェーンの本質は、技術にはありません。その思想にあります。
今まで多くの方がブロックチェーンの技術を語ってきました。システム会社が最新のテクノロジーだと宣伝し、新しもの好きの人々はバズワードとしてのブロックチェーンを追いかけました。仮想通貨を入り口に、金融システムの技術として注目する人が増え、一時はマスコミも競うように技術名ばかりを伝えました。でも、なかなか本質的な議論は聞こえてきません。この技術が結果的にもたらす、社会思想についての議論です。
結論を申し上げます。ブロックチェーンは人類に、管理者のいない社会をもたらします。それは、私たちがまだ見たことのない世界です。これまでのような、特定のボスを中心とした中央集権型の組織が崩れ、個々の人間は自立した存在となります。
このうねりはブロックチェーンの登場と同時に始まりました。もう止まることはありません。
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ただ、ビットコインバブルがはじけて1年以上が過ぎ、金融分野での議論はもう落ち着きました。今こそ、より大局に目を向けて、ブロックチェーンがもたらす非中央集権型社会、分散型社会について考えるときです。こうした文脈の中で、一つの思想をお示ししたい。それが、私がこの本を書こうと考えた最大の動機です。
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今、人類史的な大変化が始まったところです。私たちは偶然、そのスタートラインにあたる時期を生きています。ビジネスパーソンはこの変化をいち早く感じ取って仕事をしていかなければ、早晩、時代の動きに振り落とされることになります。未来に勝つために、ブロックチェーンの本質を一緒に見ていきましょう。
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コー
うーん、ワクワクするね。