9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について <マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム> G・エドワード・グリフィン著 その19

2017年08月22日 | 日記
とあるスナックで

小林
この本の第14章<金で買える最善の敵>のP-371
FRSを廃止すべき第五の理由

第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ヴェトナム戦争が、FRSを通じたマンドレーク・メカニズムによって遂行されたという事実を認めない歴史家はそう多くはないだろう。1694年のイングランド銀行創設以来のすべての戦争を振り返ってみると、不換紙幣さえなければ大半の戦争はあれほど苛烈ではなかった、それどころか起こってさえいなかったかもしれないと思われる。政府が直接的な徴税なしに資金を獲得できるから、現代の戦争は可能なのだし、中央銀行はそのための恰好の手段になっている。

戦時にはとにかく生き延びるために不換紙幣が必要だ、いや不可避だと主張することはできる。個人にしても政府にしても、ほかのことはさておいて直感的にそう感じる。それが妥当かどうかは哲学者に考えてもらおう。だが平時の不換紙幣にはそんな合理化は通用しないことは論をまたない。しかも政府と金融機関が不換紙幣を使って他の国に戦費を提供できることが、個人的な利益や政治的思惑その他、戦争という流血の惨事を正当化できるはずのない理由で他国の戦争に首を突っ込みたがる強烈な誘引になっている。

FRSはつねにそのような機能を果たしてきた。アメリカの潜在敵国の軍事力を構築するという現在の戦略から見て、戦争のない世界が来るとはかんがえられない。したがって、FRSが戦争を促進しているというのは決して過言ではない。

FRSに引導を渡すべきだという、これ以上に立派な理由があるのだろうか。

コー
上の文章で、<アメリカの潜在敵国の軍事力を構築するという現在の戦略から見て>、ここがわかるか、納得できるか、がすごく重要になると思うんだな。アメリカは表向きの敵を、裏では資金や技術を提供して育ててきたんだな。あるときはヒットラーに資金を提供し、あるときは共産中国に資金を提供し、あるときはソビエト連邦に資金や技術を提供し、そして現在は<ISIS>に資金を提供しているんだろう。そしておそらく北朝鮮に技術や資金を提供していると思う。FRSを形成している<銀行のカルテル>とその仲間たちによって。
それはどういうことか。アメリカという国の前にはいつも敵がいて、第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ヴェトナム戦争、湾岸戦争、2001年9月11日からの、イラク戦争、そして<終わりなきテロとの戦い>という戦争、そしてまさしくこれからの<朝鮮半島>と、ずーと、ずーと戦争をしているということだ。

そう、アメリカは戦争をし続けているんだ、いやさせられているんだな、ずーとずーと。

小林
各国の国の債務が増えるように、増えるようにと大きく動かされてきたわけなんですね、<戦争>というものを作り出すことによって。


コー
だれが作り出しているか。それは、FRSを形成している銀行家とその仲間たちと著者は言っているんだ。かれらのアイデンティティは、いまあるアメリカ、イギリス、日本などの国にはないんだろう。
おそらく世界統一政府にあるんだと思う。そしてその世界統一政府に向かって、着実に着実に一歩一歩と進んでいるんだと思う。

その前段階として、世界を四つか五つの地域でまとめようとするんではないだろうか?
そのためにはなにが必要か。

そう、<戦争>が必要になるわけだ。

新しい秩序を作るためには、その前に今ある秩序を壊さなければならない。

そしてここが肝心なとこなんだが、その<戦争>を通して、世界の富が彼らに集まってくるということだ。

そしてまた次の<戦争>を作っていく。

この仕組み、このシステムの要にあるのが<連邦準備制度という壮大な詐欺システム>だと著者は言っているんだと思う。
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