連休明けなのか?休校続きだからなのか?
お昼ごはんを食べ残した高校生女子がひと言
「家に居るだけだと、段々 お腹が空かなくなるね」
夜遅くまで起きてネットを観て、昼は遅くまで眠っていて。
自分でもよくわかっている感じがしました。
「そっか。今日の夜はお腹が空くかな」
久しぶりに外出をして、日中遊んだ成果が出ると嬉しいな。
家に帰ると自宅待機中の相棒くん。同じこと言ってました
「お腹が空かない。何が食べたいか思い浮かばない」
この自粛騒動は人の調子も段々と悪くしているようです。
私は、なんだか副作用で化学調味料が久しぶりに、
すごく辛い・・・。口の中が大変な味になっています。
ふぅ。
さて3日目挑戦してみましょう!
赤と緑の時代。『ノルウェイの森』
高校生の現国で教科書代わりに使った本です。
村上春樹がブームになり始めた時代で。正にこの小説がブームの時代です
現国の教師は村上春樹のファンでもあり
その流れでこの小説が選ばれたみたいですが。
とにかく、高校1年生で読むには刺激が大きく
読み終えた時の、なんとも言えない暗闇に突き落とされた感覚。
そして、暗闇から這い上がるまで1週間は必要・・・。
村上春樹の小説を読むたびに感じることです。
でも、当時は暗闇に落ちたかった。何故だろうか・・・
落ちて周囲をシャットアウトさせて 自分に籠もりたかった。
同時代に吉本ばななの小説『キッチン』『アムリタ』が続き
これは共感や憧れとして心に響きました。
手探りの中を進むけど どこかが暖かく明るい。
高校時代に経験した感覚でもあり感情でもありました。