(01)
(ⅰ)
1 (1)∀x{~Bx→(Px→Tx)} A
1 (2) ~Ba→(Pa→Ta) 1UE
3 (3) ~Ba A
13 (4) Pa→Ta 23MPP
5 (5) ~Ta A
135 (6) ~Pa 45MTT
13 (7) ~Ta→~Pa 56CP
1 (8)~Ba→(~Ta→~Pa) 37CP
9 (9)~Ta&~Ba A
9 (ア)~Ta 9&E
9 (イ) ~Ba 9&E
1 9 (ウ) ~Ta→~Pa 8イMPP
1 9 (エ) ~Pa アウMPP
1 (オ) ~Ta&~Ba→~Pa 9エCP
カ (カ) Pa A
カ (キ) ~~Pa カDN
1 カ (ク)~(~Ta&~Ba) オキMTT
1 カ (ケ) Ta∨ Ba ク、ド・モルガンの法則
1 (コ) Pa→(Ta∨Ba) カケCP
1 (サ)∀x{Px→(Tx∨Bx)} コUI
1 (〃)大統領は、トランプか、バイデンである。
(ⅱ)
1 (1) ∀x{Px→(Tx∨Bx)} A
1 (2) Pa→(Ta∨Ba) 1UE
3 (3) ~Ta&~Ba A
3 (4) ~(Ta∨Ba) 3ド・モルガンの法則
13 (5) ~Pa 24MTT
1 (6) ~Ta&~Ba→~Pa 35CP
7 (7) ~Ba A
8 (8) ~Ta A
78 (9) ~Ta&~Ba 78&I
1 78 (ア) ~Pa 69MPP
1 7 (イ) ~Ta→~Pa 8アCP
ウ (ウ) Pa A
ウ (エ) ~~Pa ウDN
1 7 ウ (オ) ~~Ta イエMTT
1 7 ウ (カ) Ta オDN
1 7 (キ) Pa→Ta ウカCP
1 (ク) ~Ba→(Pa→Ta) 7キCP
1 (ケ)∀x{~Bx→(Px→Tx)} クUI
1 (〃)バイデンでないならば、大統領はトランプである。
従って、
(01)により、
(02)
① ∀x{~Bx→(Px→Tx)}
② ∀x{ Px→(Tx∨Bx)}
に於いて、
①=② であるが、この「等式」を、『定理(1)』とする。
然るに、
(03)
1 (1)∀x{~Bx→(Px→Tx)} A
1 (〃)∀x{ Px→(Tx∨Bx)} 1『定理(1)』
2 (2)∀x(Fx→~Px) A
3 (3)∃x(Bx&Fx) A
1 (4) Pa→(Ta∨Ba) 1UE
2 (5) Fa→~Pa 1UE
6 (6) Ba&Fa A
7(7) Pa A
1 7(8) Ta∨Ba 47MPP
1 7(9) Ba∨Ta 8交換法則
1 7(ア) ~~Ba∨Ta 9DN
1 7(イ) ~Ba→Ta ア含意の定義
6 (ウ) Fa 6&E
2 6 (エ) ~Pa 5ウMPP
2 67(オ) Pa&~Pa 7エ&I
2 7(カ) ~(Ba& Fa) 6オRAA
2 7(キ) ~Ba∨~Fa カ、ド・モルガンの法則
2 7(ク) ~Fa∨~Ba キ交換法則
2 7(ケ) Fa→~Ba ク含意の定義
2 67(コ) ~Ba ウケMPP
23 7(サ) ~Ba 36コEE
123 7(シ) Ta イサMPP
123 (ス) Pa→Ta 7シCP
123 (セ)∀x(Px→Tx) スUI
従って、
(03)により、
(04)
(1)∀x{~Bx→(Px→Tx)}然るに、
(2)∀x(Fx→~Px) 然るに、
(3)∃x(Bx&Fx) 従って、
(セ)∀x(Px→Tx)
といふ「推論」は「妥当」である。
従って、
(04)により、
(05)
P=大統領である。
F=不正を行ふ。
T=トランプである。
B=バイデンである。
として、
(1)すべてのxについて{xがバイデンでないならば(、xが大統領であるならば、xはトランプである)}。然るに、
(2)すべてのxについて(xが不正を行ったのであれば、xは大統領ではない)。然るに、
(3)あるxは(バイデンであって、不正を行った)。従って、
(セ)すべてのxについて(xが大統領であるならば、xはトランプである)。
といふ「推論」は「妥当」である。
従って、
(04)(05)により、
(06)
(1)バイデンでないならば、大統領はトランプである。然るに、
(2)不正を行った者は、大統領にはなれない。然るに、
(3)バイデンは不正を行った。従って、
(4)大統領はトランプである。
といふ「推論」は「妥当」である(が、言ふ迄もなく、推論の妥当性と、事実か否かといふことは、関係がない)。