新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

日柱 反言について…

2024年10月15日 | 四柱・その他
反言とは同じ干支が重なることを言います。
特に四柱中の干支と、同じ干支が行運(大運・流年)に再び現れる場合を反言と言います。

「反」とは繰り返すという意味で、「言」とは干支のことを意味するのですね…

四柱は四つの柱ですので、反言にも四種類の反言があるといえます。

1. 年柱の反言(流年に出る場合は還暦ですね)
2. 月柱の反言
3. 日柱の反言(流年に出る場合は、その変通星は必ず比肩となるので注意が必要な年と言えます)
4. 時柱の反言

反言の年でも、四柱本体にとって良い大運の場合はさほどでもありませんが、良くない大運の中での日柱反言の時は注意が必要だと思います。
比肩は分離を表す星ですし、財という大切な宝を剋す星でもありますので、大切なものとの別れが多くなる場合もあります。
大切なものは大きく3つあります。
1. 人間関係。
2. 健康
3. お金 等です…

この大切なもの(財)を、普通の比肩の年以上に剋す(分離)傾向がみられます。
人間関係で分離が強くなれば、大切な人との別れが生じる場合がありますし、
健康が分離すると、病気等になる場合もあります。
また、お金が分離すると、お金が出ていくことになります。

特に、本人だけではなく、パートナーや家族全体に分離運(比肩)が出ている場合は、それがが表面化する割合が大きくなります。

比肩(分離)とは一つの段階が終わり、新しい出発という意味があるのですね…

・命式本体に比肩が多い人は、親や先祖から離れて新しい生き方を求める方もおられますし、
・夫婦関係に難がある方の場合は、比肩の時に分離を起す方が多い様です。
・また、大病を患って生きかたが変わる方もおられます。
その他、様々ですが、次の段階の生き方が願われている時なのかも知れませんね…

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この様にも考えられる…

2024年10月08日 | 四柱・その他


人には様々なタイプや性格を持った方がおられます。
もちろん、生まれた環境や、教育によっても変わってくるとは思いますが…
『おぎゃー』と産声をあげ、自分で呼吸を始めたその時の『命式』によって個性や性格が変わって来ます。
命式とは、生まれた時の「年月日刻」から万年歴を使って四つの干支をわりだしたものです(上図参照)。

皆さんも、同じ両親から生まれ、同じ様な食事をしても、兄弟姉妹 性格や個性が異なるのを感じていると思います。
不思議ですよね…
一説では、おぎゃーと生まれたその時に、魂の本質が宿るとも言われています。

さて、上図は ある女性の命式です。
日干:己で…
天干(変通星)の並びは、荒れる十二運の正官を中心とした、傷官(沐浴)と比肩(帝旺)の並びの命式です。

十二運星で、チェツクを入れるのは沐浴と帝旺とも言えます。
上図の命式の場合、年月の傷官と正官とに沐浴が二つ付いています。
また、時上の比肩にも帝旺が付いています。

中々、個性的で敏感でプライドが高い個性の持ち主だと思います。

五行では、土の比肩が太過、しかもその十二運が冠帯と帝旺…自我心が強いことがうかがえます。
その太過した比肩が土生金と、金の傷官を生じます。
しかも、この傷官は金の専旺干支で、十二運は荒れる沐浴…
刃金の様な鋭さを持った傷官です…傷官十式では、「官去って吉」とも言われています。
この傷官が、月上の正官(沐浴)を金尅木と強く剋す…

この様な命式の方は、特別なお役目を持たれた方が多い様です。
平凡に生きる女性ではなく、天から大きな役目をいただいているのでしょう…
大きな役目がある方は、試練も大きいと思います。

また、この命式を中和して導く星は、五行では水の財星と火の印綬が良いと思います。
優しく家庭的で、思慮深い配偶者に出会えると運を上昇させることができると思います。

夫婦は、互いの不足を補い合える関係が良いですね…

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ストレスと病気

2024年09月30日 | 健康・病気
私の知り合いのご婦人、最近蕁麻疹ができるそうです。
環境が変わり 慣れないことが多く、それらを考えると不安になると言っていました。
そのご婦人、小さい頃はアトピーで苦労したとも言ってました。
原因は様々あると思いますが、ストレスも原因の一つだと思います。

四柱推命的に考えてみると、病気の星は「偏印」と「傷官」が悪く働く場合に起るとも言われています。
偏印には、福禄や生命力を表す食神を壊す作用があります。
特に偏印と食神とが並んでいて、倒食となっている場合には、食事が摂れ難くなる場合もあります。
例えば、口内炎や食道・胃等の食べることに必要な器官の疾病等…

また、傷官は鋭敏な感受性の星です。
ですから、傷官が悪く働くと、過剰反応を起こす場合が多い様です。
感受性が強すぎて、体が自分の組織を攻撃してしまう…
いわゆる自己免疫疾患の様な症状が起る場合もあります。

特に、五行のバランスが悪い命式の場合は注意が必要です。
五行では、「金」がアレルギーを表す場合もあります。

感受性が荒れる、傷官 沐浴等のある方は、心の平安を心がけると良いと思います。

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登校拒否しやすい命式?

2024年09月21日 | 今日の出来事
孫が登校拒否をしている…このまま学校へ行かなくなったらどうしよう…。
その様な相談を受けました。
そこで、今回は、お子さんの、「登校拒否をしやすい命式」について書いてみました。
これは、あくまでも傾向性ですが…。
※ 判断のポイント。
① 身旺過ぎて自分自身をコントロールできない命式。
② 身弱過ぎて自己発揮が出来ない命式。
③ 真面目過ぎてストレスの発散ができない命式。。
④ 命式そのものが不安定状態になっている命式。
⑤ 傷官が悪く働いている命式…過傷官

お子さんの心に一番影響を与えるのはお母さんです。
妊娠中のお母さんの気持ちや、お子さんが3歳ぐらいまでのお母さんの気持ちがとても大切です。
お母さんが毎日希望を持って喜んでいることが一番大切だと思います。

お子さんの事が気になったら、お母さんの命式や、妊娠中の行運(大運・流年)を調べてみて下さい。
もちろん、妻(母)と子を守るのは父親の役目ですが…

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運命の土台

2024年09月18日 | 四柱・その他


上図はある有名人(男性)の命式です。
彼の命式は…
秋(酉)月生れの甲(大木)です。
大木(甲)は柔らかい腐葉土(己)に根を張って育ちます。
彼の場合は、月干に己(柔らかい土)があります。

また、大木が育つには適度な水と熱とが必要です。
彼の場合は年干に壬(川の水)があります。
先祖の背景にインテリ(偏印)な背景もあるのだと思います。
また、日支と時干に午と丙の火(太陽・熱源)があり、奥様と子供さんが良い働きをされていたのだと思います。

さて、腐葉土から栄養をもらい、適度な熱と水分を吸収した大木(甲)はスクスクと育ちます。
大きく育った大木(甲)は伐採されて麓の製材所で柱や板にされ社会で活用されます。
大木は選定(酉)されて大きくなり、最後は斧やノコギリ(申)で切られて伐採されます。
伐採に適した季節は、秋から冬と言われています。
彼の場合は伐採に適した秋(酉)生れでした。

当方の流派で彼の命式を見ると…
天干の(変通星)だけ見ますと、月上の正財を中心とした偏印と食神の並び…正財も偏印も食神も女性的な星(変通星)ですので、
変通星の並びだけを見るとおとなしい方なのかな…と思いやすいですが、実際は男性的なしっかりとされた人格の持ち主です。
その理由は、日干:甲が育って社会で活用されるのに必要な全ての内容を持っているからです。
当方の流派では運命の土台がしっかりしている(五行の根本原理の良い)命式と言います。

続いて、十二運について…
・日柱の十二運は自分自身の運気のベース。
・月柱の十二運は社会的な成功運を司る。
・年柱の十二運は目上や先祖からの引立て
・時柱の十二運は磐円と子孫運
とも言われています。
彼の場合、日干:甲ですので、そこから、日支・月支・年支・時支を見ると、死・胎・絶・建禄となります。
時柱以外は弱い十二運とも言えます。
これは、晩年になるまでの彼の職業に影響していたと思われます。
そして、この日干から見る十二運を「逢う」十二運と言います。

また、十二運には居(座す)十二運というものもあります。
例えば、年柱の壬から申を見ると「長生」となります…この場合は、この人の年柱には恵があり、親や先祖からの恩恵をこうむりやすい。
月柱の己から酉を見ると「長生」となる…この人の月柱には恵があり、社会人として自分に長生の徳が備わりやすく、知性も発達する素質がある。
時柱の丙から寅を見ると「長生」となる…この場合は晩年も良い。
この居(座す)の働きは潜在的・補助的なものと言えます。

居と逢うの関係は、居で見た十二運がどの様に変化し、どんなところに落ち着くかを見る。
例えば、彼の場合…
時柱の十二運が居では長生だったが、逢うでは建禄です。
この場合、先天的には長生の強運がある人で、後天的な運気も建禄という、それを活かす強運があると判断することができます。
彼の場合、変通星が食神ですので、経済的な独立運が強いと判断できるでしょう…。

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11月度の四柱推命の学習会(Zoom&対面)

2024年09月16日 | ★出張鑑定&学習(東京 ・群馬 )
11月度の四柱推命の学習会を下記の通りに行います。
是非、ご参加下さい。

◎ Zoomを使った四柱推命の学習会。
1. 日時:2024年11/10(日)14:00~16:00
2. Zoomを使って行いますのでご自宅で参加できます。
3. 参加費:3,000円。
4. 講座内容
・安田流四柱推命の中~上級の内容です。
・自然界の法則とこれからの個人と家庭と世界。
・実践で役立つ内容、その他。(リクエストの有る方は、ご連絡下さい)
※ 参加ご希望の方はご連絡下さい。講座参加用のZoomアドレスをお送りします。
お問合せ。電話:027-362-0074

◎ 対面での四柱推命の学習会。
1. 日時:2024年11/16(土)14:00~16:00。
2. 場所:群馬県高崎市の新栄堂で行います。
3. 参加費:2人までは@5,000円、3人以上の参加の場合は@4,000円です。
4. 講座内容
・安田流四柱推命の中~上級の講座内容です。
・自然界の法則を知って 今の時を生きる。
・生徒の皆様からの質問にお答えします。
・実践で役立つ内容、その他。(リクエストの有る方は、ご連絡下さい)
電話:027-362-0074。 お問合せ

※お問い合わせは電話(027-362-0074 又は 090-1667-9987)を下さい。
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10月の四柱推命の学習会。10/20(日)

2024年09月14日 | ★出張鑑定&学習(東京 ・群馬 )
◎Zoomを用いた10月度の四柱推命 学習会です。
● 2024年10/20(日)14:00~16:00(zoomを使って行います)
(学習内容)
・陰陽五行と今の時と活き方等…
・実践に役立つ内容。
・生徒さんからの質問内容に対するコメント、その他。
※ Zoomで行いますので、ご自宅で受講できます。
※ 参加費は1回 3,000円です。
※ 参加ご希望の方等は、新栄堂までご連絡下さい(電話:027-362-0074)
  受講の為のZoomアドレス等をメールでお送りします。
  問合せ

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良くも悪くも実家に縁がある。

2024年09月10日 | 四柱・その他


上図は日干:辛ですが、土の印星に星(●)が太過した女性の命式です。
印星は、比肩(自分)を生じる変通星ですので、自分を産んでくれる土台=実家と見ることもできます。
この印星が多いということは、良くも悪くも実家との縁が深いと見ることができます。
また、命式中の十二運に、面倒見の良い「養」が3つもあるということは、面倒見の良い方であるということもうかがえます。
そして、養には養子という意味もあることから、跡継ぎが立ちにくいという意味も出てきます。
この様な命式の場合、跡を継いだ実家の弟が優し過ぎ、その弟の嫁が舅姑の面倒を看るのを嫌がり…
見かねた本人が、実家の両親の面倒を看る様になった…
という場合も多い様です。
良くある話ですね…。

考えやすい優しい性格の方が多い様ですが、印星は自我(比肩)を生じることから、内面は意外と頑固な方も多い様です。

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内的世界・外的世界

2024年09月03日 | 四柱・その他
天は時計回りに外へ外へ広がる性質があり、広がり過ぎて見えなくなります。
反対に、地は反時計回りに内へ内へと入り(縮み)見える大地となります。

北半球では高気圧は時計まわりに広がり、低気圧(台風等)は反時計まわりですね…。
数日前に多くの被害を出した台風10号も、反時計回りに台風の中心に向かって風が流れ込んでいました。
自然界には、外へ外へと広がる陽のエネルギーと、内へ内へと縮む陰のエネルギーがあるのですね…。

四柱推命には12運というものがあります。
その12運の中で、胎・養は中庸(中間)
長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺は外へ広がる陽の性質があり、
衰・病・死・墓・絶には内へ向かう陰の性質があります。

また、12運星は、天干(変通星)とセットで見ますが、変通星にも内的な変通星と外的な変通星とがあります。
例えば…
財星と官星はどちらかと言いますと、外的な星(変通星)で、食傷と印星は内的な星(変通星)と言えます。
この変通星と12運をセットで見るわけですから…

・天干に財星と官星とが並び、その十二運に外的(現実的)な12運の建禄 等が付いている命式は、外的な実業界等に意識を持つ傾向があります。
 財はお金、官は仕事とも見ますからね…
そして…
内的(精神的)な印星や食傷の12運に、内的な死墓絶 等の12運が付いていると、より内面(精神性)の世界に関心を持ち、
その様な学問や芸術等の世界で生きておられる人も多い様です。

内的・外的の二つの世界、価値観の違いと言いましょうか…

人間も、外的な身体(肉体)と、内的な心(精神)とで出来ていますし…
身体にも陰陽、心にも陰陽の二つが有るのですから…
そして、人間は万物の霊長…
人間を研究すると宇宙が分かるのかも知れませんね…

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何かがあるということは、何かがないということ。

2024年08月22日 | 四柱・その他


上図は、ある女性の命式です。
彼女の命式は…
冬生れの甲。
五行を見ると、金(官星)と水(印星)に星(●)が固まり、火の食傷と土の財星に星(●)がありません。
天干の並びも官星と印星ですね…。
「年月日時」の四つの柱の干支ですので、4×2=8…ですので、四柱八字と言いますが、
8つの星(●)を木火土金水の五行に分けるのですから、どこかに星(●)が3つ以上固まれば、どこかに星(●)が不及となるのは当たり前です。
彼女の場合は、官星と印星…社会で才能を発揮したい命式です。
食傷 財星に星(●)が無いので、家庭よりも仕事に意識が向くのは当然の事です。
子供が産まれたら、保育園に預けて仕事を優先しやすいタイプかも知れません(大運にもよりますが)。
食傷・財星という無いものを要求されても無いものは無いので、持っている(有るもの)星の良さが発揮できれば良いのかも知れません…。
その辺を周りの人(ご主人や姑)が理解してくれれば良いのですが…。
少しご主人が家庭的(財が有る、多い)な方だと良いかも知れませんね…

また、五行全てに星(●)が有る方は、春夏秋冬をバランス良く持っておられる方とも言えます。
バランスが良いということは、言いかえれば平凡とも言えます。
「中流の上」の命式が平凡だが幸せの命式の一つなのかも知れません…
天干の並びが良くて、五行に星(●)がバランス良く出ている…
そして、大運という運の廻りに恵まれれば 嬉しいのですが…

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星の並びと優先順位。

2024年08月13日 | 今日の出来事
気の流れは比肩→食傷→財星→官星→印星と流れます。
比肩・敗財(劫財)で2年、食神・傷官で2年、偏財・正財で2年、偏官・正財で2年、偏印・印綬で2年、一回りで10年です。
この10年を10回繰り返すと100年…そろそろ、この世を分離して次の世界へ行く年齢になります。
気が付いて見ると人生あっという間ですね…。

一般に四柱推命では、天干の星の並びが良くて、そこそこの比肩(自星)があり(男性3個、女性2個)、五行のバランスが良い命式が良い命式と言われています。
一年も春夏秋冬の4つの季節がバランス良くある方が良いですよね…
最近は猛暑が続き、春と秋が短くなっています…異常気象ですね…。
地球が熱病に罹っているようなものです。
そのウイルスが人間かも知れませんね…

春(食傷)は青春、恋もして未来に希望を持つ時期ですね…。
この年頃に人生の目的・目標を持ち、自分らしく生きられる方向性を持てれば良いのですが…
「青年よ大志を抱け」…人生の目的を知ることは大切だと思います。

次に初夏を迎え、人生ではお金を稼ぎ家庭を持って、自分の家庭的な土台を作る時ですね…。
同じ目的目標を持った夫婦…夫婦は天地ですので、家庭は世界の縮小です。
変通星では、偏財・正財の20代中半から40代中半の頃でしょうか…。

財星の次期が終わると、社会で責任を持って頑張る官星(偏官・正官)の40代中半から60代中半の頃…
社会の中で、自分の良さを発揮し、社会に貢献する時期です。
社会的な基盤の造成ですね…。
特に男性には重要だと思います。

そして65歳以降が偏印・印綬の晩年期…稔の秋と言われている年齢です。
夫婦二人で始めた人生ですが、子孫も増え、故郷にも貢献できる人生…
退職して、健康で良い趣味で楽しめれば最高ですね…

四柱推命的には、命式本体の星(変通星)の並びがどうなのか…
比肩→食傷→財星(特に偏財)と気が流れれば、お金を生み出すエネルギーを持っていますし、
女命の場合は、食傷が子供ですし、財星が家庭ですので、子供や家庭に対する優先順位が高くなります。

天干の並びが財星と官星の場合は、現実的な思考で一般的にはサラリーマンになる人が多い様です。

その他、官星と印星の並び…
印星と比肩との並び…
あるい比肩を中心とするは食傷と印星との並び…

並びによって、組織人として成功するタイプなのか、スペシャリストで成功するタイプなのか…
お金を稼いでも全て流してしまうタイプなのか…
学者肌なのか?
商売人のタイプなのか?
普通には生きられない個性的な人間なのか…
タイプが異なって来るのですね…

この天干の並びと五行のバランスで喜びも異なります。
当然何を優先するのかという拘りも変わってきます。

命式を車で例えるなら…
・道路工事で活躍するブルトーザーの様な命式もありますし、
・赤のフェラリーの様な命式…
・クラウンのセダンの様な命式…
・SUV
・軽自動車
・その他、様々です。

車という命式も自分に合った走り方や環境(大運)が重要です。
そして、大運という季節に恵まれれば、車という人生も楽しいと思います。

しかし、マイナス60度の大寒波の様な大運もあります。
例えば…
月上の天干が財星(偏財・正財)の命式で、
20代~30代の結婚適齢期に、分離を表す比肩 建禄や、敗財 帝旺等が来ている場合は…
中々、結婚の環境が整わない場合が多いものです。
敗財 帝旺などの場合は、結婚できない様な男性に情を流してしまい、大切な期間を失ってしまう人もおられます。

命式本体の星(変通星)の並びを知って自分の特徴を知ることが重要ですし、
今の大運を知って、リタイヤしない様な生き方(運転の仕方)が出来れば良いのですが…
特に、何か事を起こすときには…
自分がどんな天命(役割)を持って生まれてきたのか?
そして、今がどの様な時なのか?
そして、自分の長短を知ることも重要だと思います。

その様になれれば、自分も成長し、物事がスムーズに運ぶと思います。
また、何か挫折を感じた時は、本来の自分へと戻るチャンスの時なのかも知れませんね…。

四柱推命等を学んでみると、結局は命式のままに生きている自分を感じます。
宇宙の真理を知って、命式に振り回されずに、命式をコントロールする自分になりたいものですね…。

比肩太過…自我を優先しやすい。
食傷太過…感じ過ぎて神経質になりやすい。
財星太過…男性の場合は女と金に注意。
官星太過…プライド高く、瞬間湯沸し器になりやすい。
印星太過…考え過ぎて、ネガティブになりやすい。

何処かに星(●)が太過する人は、命式の良さが出る様な工夫や考え方を知ると良いですね…。

孫子は言う。
敵情を知って味方の事情も知っていれば百回戦っても危険が無く、
敵情を知らないで味方の事情を知っていれば勝ったり負けたりし、
敵情を知らず味方の事情も知らないのでは戦うたびに必ず危険になる。

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非凡な命式

2024年08月08日 | 四柱・その他


上図は非凡な物理学者、アインシュタインの命式です。

1世紀以上も前、一人の物理学者が「相対性理論」という革命的なアイディアを発表し、現代物理学の基盤を築き上げました。
彼の名前は、アルベルト・アインシュタイン(1879-1955)。
その天才的な頭脳と独自の思考は、世界の科学界を驚愕させたそうです…

こんなエピソードもあったそうです。
若い頃のアインシュタインに、友人が「何を考えているの?」と尋ねたところ…
彼は「光の上に乗って宇宙を旅している」と答えたそうです…。

この様な抽象的なイメージや思考が彼の理論の礎となったと言われています。
また、彼は学校の勉強には興味を示さず、独学で多くのことを学び、彼独特のユニークな発想や思考で理論を構築したと思われます。

(主な業績)
・一般相対性理論
・特殊相対性理論
・光電効果
・ブラウン運動
・その他 様々…

さて、それでは、非凡な天才、アインシュタインを四柱推命という観点から観察してみたいと思います。
・日干:丙(火)…火は形なく、彼の光の量子論もそこから来ているのかも知れません…
・天干の並びは月上の敗財を中心とする傷官と偏印との並び(一種の印綬傷官の並び)。
・敗財…人情的だがやや身勝手な世界もあるのかも…
・通常、沐浴と帝旺は少々チェックの必要な十二運とも言われています。
傷官に沐浴が付くとやや神経質になりやすいとも言われていますが、彼の場合は繊細な閃きと拘りとなったのでしょう…。
偏印に付く帝旺…偏印には数理という意味もありますし、興味があるものには没頭する傾向があります。
通常とは角度の違う観点…まるで裏から見る様なユニークな観点で物事の本質を捉える場合もあります。

この様な命式を持つ方は、通常は「変人・奇人」の様な人が多い様です。
平凡(普通)には生きられないのでしょうね…
しかし、彼の場合は、彼のユニークな思考や才能を育て活かせる環境が与えられたのかも知れませんね…
特徴のある命式ですね…。

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命式(天干)の違い…

2024年08月05日 | 四柱・その他


上図は或る二人の男性の命式です。
二人共、日干:壬です。
左側のAさんの命式は、五行的には 比肩→食傷→財星と気が流れる命式で、
右側のBさんの命式は、正官→印綬→比肩と気が流れる命式です。
同じ壬ですが、タイプは逆の命式とも言えます。

Aさんは月上・年上が偏財、食神の帝旺ですので、人生を楽しみながら生きたい…
美味しいものも好きですし、女心も分かる方だと思います。
その為にはお金も必要だと思うタイプなのかも知れません…。
自営業の方も多いですね…。

Bさんは月上正官 建禄で年上が印綬です。
正官と印綬が並ぶ官印両全の命というもので、社会で才能を発揮する…
楽しければ良いというAさんと異なり、何の為に生きるのかという処もあると思います。
また、水の比肩が帝旺ですし、星(●)が5つも固まっています。
一見紳士風ですが、内面はかなり自我が強い人かも知れません…。

同じ、冬生れの大河でも、命式によって随分と性格が異なると思います。
日干は一緒ですが、価値観や性格等は真逆なのでしょうね…

四柱八字、全部で八つの星(●)ですので、五行のどこかに星(●)が固まれば…
どこかに星(●)が不及するのも当然です。
不足の処にフォーカスせずに、天より与えられた命式の良さを出せれば良いと思います。
ただし、二人共水の比肩が強い命式です…特にBさんは5個もあります…
自分が天より与えられた良さ(天命)を、他の人や人類の為に活かせればよいのですが…
そこが大きな課題かも知れませんね…

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週末婚になりやすい星。

2024年07月27日 | 四柱・その他
価値観が多様化する現代では、結婚や夫婦の形も多様になってきました。
結婚はしたいけれど、自分らしい生き方も尊重したいと「週末婚」を選択する夫婦も増えているようです。

週末婚とは、戸籍上の夫婦でも週末やお互いの休みの日だけを夫婦で過ごし、普段は別々の生活を行うスタイルのことだそうです…。
かつては、結婚すると夫婦は一つ屋根の下で暮らすのが普通でしたが、
最近は、結婚してもそれぞれの生活スタイルを変えたくないと思うカップルや、
結婚後もこれまで通りのキャリアを継続したい女性が増えたことなどから、こうしたスタイルを選択する夫婦が増えて来ている様です。

ネットを検索すると…
週末婚には、こんなメリット・デメリットがあるそうです。
(メリット)
・いつまでも新鮮な気持ちでいられる…
・自分の時間が確保できる。
・キャリアを諦めなくていい…
(デメリット)
・コミュニケーションがとり難い。
・経済面が不透明になる。
・浮気などを疑ってしまう…等々

現代は行き過ぎた個人主義が蔓延していますからね…
良いような悪いような…
結果として、一生独身を通す方も多くなってきました。

さて、四柱推命の変通星では、自我や分離・独立を表す星を「比肩」と言っています。
そして、その比肩は家庭を表す財星を強く剋す星でもあります。

比肩という星には自主性・独立性、主体性がり、周囲に干渉されずにマイペースで事をなしたいという性情がありますので、
この星が命式中(特に月上)に強く輝いていると、環境による拘束を嫌い自由を求める様になります。
比肩の良い面が出れば良いのですが、凶面が現れると、協調性がなくなり家庭内の不和が生じやすくなります。

故に強い比肩の命式を持つ方は、自分の時間や自分のスペース等…自分の時間を上手く取れる様な職業や環境が必要とも言えます。
もちろん、カップル同士の相性もとても重要です。
お互いに比肩が強い命式の方は、スープの冷めない距離が必要なのかも知れませんね…

行運では、強い比肩の大運の次期は、単身赴任で離れて生活するのも良いかも知れませんね‥‥。

夫婦が互いの性格(命式)を理解して生活すると良いと思います。

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共鳴

2024年07月14日 | 四柱・その他
無形なる天の十干と有形なる地の十二支…
天干と地支…天地とも干支とも言えますね…。
人間に置き換えると心と身体みたいなものとも言えますね…
心と身体ですので、拡大解釈すると霊と肉とも言えるかも知れません…。

そして、心と身体は互いに影響し合っています。
また、心(魂)のベースは霊界、体(肉体)のベースは地上(現実世界)とも言えます。
そして、現代はこの心と体とが一つに重なり、強く影響し合う時代に入っていると思います。

その良い例が、仮想現実の世界ですね…。
バーチャル・リアリティ―とも言われています。
簡単に言えば、現代は無形・有形二つの世界が共鳴しあう時代に入っているのだと思います。
そこで、共鳴という意味をネットで検索すると下記の様な内容が出てきました。

「共鳴とは、振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。
たとえば、振動数の等しいふたつの音叉の一方を鳴らすと、他方も激しく鳴りはじめる、という現象。
なお固有振動数の単位はヘルツである。
物理的な系が外部からの刺激で固有振動を始めること。」と書いてありました。

無形世界と有形世界の共鳴作用…引き寄せとも言いますね…
四柱推命では、そのエネルギーをキャッチするアンテナの様な星(変通星)が傷官とも言えます。
傷官は思春期の様なデリケートな星で、ガラス細工の様な繊細さを持った星とも言われています。
もちろん、その傷官に付く十二運や日干によっても違いが出てきますが…
特に形のないものが火ですので、丁(火)日干で繊細な十二運の傷官を持たれた方は無形世界からの影響を敏感にキャッチしやすと思います。

人は愛によって生まれ、愛によって生きています。
その愛の土台は、親からの無償の愛とも言われています。
そして、3歳頃までがとても重要な期間と言われています。
三つ子の魂百までということですね…
小さい頃の親子関係…とても重要だと思います。

そして、良くない行運の場合は、感謝できない環境を与えられる場合が多いものです。
その時に、感謝できればピンチがチャンスとなりますが…
なかなか感謝できないのが普通の人だと思います。

傷官と心理学について…

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