新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

ノーベル化学賞の受賞

2019年10月10日 | あのひとの命式


2019年のノーベ化学賞が旭化成名誉フェローの吉野彰氏ら3人に授与されることが決まった。
PCやスマホ、電気自動車(EV)などに使われる「リチウムイオン2次電池」の発明者の1人。
過去の業績によって国内外の化学関係の主要な賞を総なめ、「ノーベル賞に最も近い男」と言われていたらしい。

吉野 彰:1948.1.30.生時不明。
電気化学を専門とする日本のエンジニア、研究者。
大阪大学博士(工学)、旭化成名誉フェロー。スマホやPC等に用いられるリチウムイオン二次電池の発明者の一人。2019年10月ノーベル化学賞受賞が決定。

(生い立ち)
大阪市に生れ、担任教師の影響で小学校3・4年生頃に化学に関心を持ったという。
小中高を卒業後、合成繊維の発展という世相を背景に、新たなものを生み出す研究をしたいと思いから京都大学工学部石油化学科に入学した。大学の教養課程では、考古学研究会に入り、多くの時間を遺跡現場で発掘に当てたという。考古学研究会での活動を通して後の奥様と出会ったらしい。

(彼の命式)生時不明ですが…。

・日柱:甲寅(建禄)…確りした自分軸。
・天干の並びは、月上の印綬を中心とする傷官との並び(印綬傷官格)。
・年上の傷官も上下で印綬傷官の形となる。
・地支12運は年月日と旺相し、印綬は冠帯、傷官も長生と、傷官の良い面が出やすい。
※不明の時柱に何が出るのかが気になる。

印綬は、学問を現す星で、コツコツと努力を重ね、晩年に大輪の花を咲かせる言われている。
特に旺相する印綬を持つと評価を受けると言われている。
ノーベル賞受者には、印綬(特に旺相する印綬)を持たれた方が多かったと思う…。

研究開発が日の目を見るには様々な苦労があると思う…。
彼の場合、「粘り強さ」「楽観的な姿勢」「時代の流れを読む嗅覚」の3つが必要だと考えたらしい…。
その様に思い、それを実践してきたのだと思う…。
命式本体の旺相する「印綬」には粘り強さがあり、しかも評価を受ける要素がある。
また、日柱が甲寅(建禄)と、確りした土台があるので、多少は楽観的にもなれたと思う。
また、時の流れを読む嗅覚は、制御された傷官の吉面の作用だと思う…。

彼曰く…研究開発とは単純に言えば、世の中のニーズと技術のシーズを合致させることだが、ニーズもシーズも常に動くからこそ難しいとのこと。…彼の場合は、80年代初頭より、「いずれ電子機器を持ち歩く世の中がやって来る」と確信して歩んだらしい。
日本人が受賞すると本当に嬉しいですね…。
頑張れ日本! です。
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1 コメント

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マルテンサイト千年グローバル (サムライ鉄の道)
2024-09-05 04:53:18
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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