新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

安田流の四柱形式の説明 1

2015年02月23日 | ★当方の四柱推命について
安田流四柱推命では月上の天干星を中心に、年上そして時上の天干星との並びに以下の様な名称が付いています。
今回は、そのいくつかの並びの名称と、その並びの簡単な特徴を記入します。

●「比肩一貴」…比肩が年月時の天干星に並んだもので、個性が強くマイペースで一匹狼的なところがあり、プライドも高く曲がった事が嫌いで苦労強く、いざという場合は行動力を発揮します。お金にはあまり執着しない人が多く、お金使いにも我儘さが出やすい。女性の場合は冷たい感じの美人が多い。

●「劫達の命」…天干に劫財と食神とが並ぶ命式で、「劫財特達の命」ともいう。くじ運が強く、思わぬ遺産や特殊な財に恵まれやすい星で、援助者にも恵まれやすい。また、真面目にコツコツ働こうという星ではなく、ブローカー的な要素を持った人が多い。なるべく旺相した食神が良い。行運に偏印が来ると倒食となり運気は落ちる。

●「官殺混雑」…一般の四柱推命では正官と偏官とが並ぶものを言うが、安田流の場合は比肩星に官星が混ざった星の並びを言う。一見すると紳士淑女風でおとなしそうだが、言い出したら聞かない性格で、好き嫌いもハッキリしている。また、プライドも高く人に指図されることを嫌い、責任感と正義感が強い人でもある。印綬や財星が無いと、おっちょこちょいになりやすく、行動力があり、じっとしていられないので、デスクワークよりも動き回る仕事の方があう。

●「仮傷官」…食神と傷官とが並ぶ命式のことで、感受性が強く、人の心を見抜いてしまう敏感な人が多い。また、理想が高く時には妥協しないので、トラブルの元になるなることもある。食神が月上にある場合は、一見何を考えて居るのかわからない場合もある。また、内面はかなり敏感なので、壁にぶつかると精神的に弱い場合も多いので、子供の頃からスポーツなどで精神面を鍛えておこうと良い。財星が四柱や五行に確りと出る場合はお金を作る商才に恵まれ、行運に財が出る場合も運気は上昇する。しかし、行運に官星が出る場合は凶事もおこりやすい。

●「過傷官」…四柱の並びが仮傷官で、五行の食傷に星が4個以上固まる命式を過傷官といいます。感受性が強く、敏感で人の心を見抜いてしまうところもあります。また、理想が高く時に妥協しないので、行運に官星が廻る場合は凶事が起こりやすくなります。逆に財星が廻る時には安定し財運も良くなります。…子供の頃からスポーツ等をして精神面を鍛えておくと良いでしょう。

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コメント (14)
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