新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

相性について・・・2

2015年05月03日 | 男女の相性と結婚の時期
先回の相性の続きです…。
【変通星」から見た相性】
当方の流派では、主に月上の天干星(変通星)を中心として変通星の並びを見ます。
変通星から見た相性も月上の天干星(変通星)を中心としながら相互の天干星が生じあっていれば吉、尅しあっていれば凶という見方となります。

(例:良くない相性)

(男性)  (女性)
年:食神 ← 偏印
月:偏官 ← 傷官
日:
時:敗財   比肩

女性の月上の傷官が、男性の月上の偏官を尅す。(傷官と偏官の尅は少々嫌です)
女性の年上の偏印が、男性の年上の食神を尅す。(倒食)

特に避けたい相性は、傷官太過の女性と官星太過の男性の結婚等ですね…。
この場合の結婚生活は荒れやすくなります。
しかし、太過する傷官と官星の尅を中和する財星や印綬がある程度多ければ何とかなります。

上記の命式の場合は、時上に敗財や比肩ではなく、旺相した財星が出るか、五行に財星がしっかりとあれば、偏印の倒食性も抑えることができますし、傷官と偏官の尅し合いも緩和することができます。
この様なカップルの場合は、生まれた時間でずいぶんと変わるものです。
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コメント (13)
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