新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

星の並びと五行のバランス。

2015年07月04日 | ★当方の四柱推命について
当方の流派の四柱推命では、地支よりも天干を重要視します。
特に月上の天干星を中心に、年上と時上の天干星の並びを見ます。
例えば…
年上:偏財、月上:正官、時上:印綬の並びですと、偏財→正官→印綬と気が流れ、一般に言う「財官印三宝の命」の並びとなります。
そして、天干の並びを中心に五行(木火土金水)のバランスを見て鑑定します。
天干の並びが良くて、五行のバランスの良い命式は、行運さえ良ければ比較的穏やかに発展しますし、少々悪い行運でも最悪までは落ちない傾向があります(命式にもよりますが…?)。
五行に万遍なく星(●)があるということは、何とかなる傾向があるとも言えます。
言い方を変えれば、バランスの良い命式は平凡な命式とも言えるかも知れません…。
逆に天干星という表の星と、五行とが同じで、五行に星が固まる命式もあります。
例えば…
年:甲寅 偏官 長生 偏官
月:丙寅 偏印 長生 偏官
日:戊寅     長生 偏官
時:戊午 比肩 帝旺 偏印

五行では…
土(比肩):●●
金(食傷):なし
水(財星):なし
木(官星):●●●●
火(印星):●●△△△ 
となります。
偏官→偏印→比肩と気は流れますが、食傷と財星に星がないので、そちらには気が流れ難くなります。
どこかに星(●)が固まるということは、どこかの星が不足することです。
何かに集中するということは、他が疎かになることとも言えます。
例えば、外で仕事に没頭していれば、家庭の事は疎かになります。
今迄の日本社会は、一般的なサラリーマンを育成するような教育だったかも知れません。
その様な社会では比較的バランスの良い人が活きやすかったと思われます。
星が偏る命式の場合は、その命式の特徴を活かしたら良いと思います…。
そして、自分の命式に必要な五行を持った人をパートナーにすれば良いと思います。
不足な内容にフォーカスせずに、自分の良さを活かすことが大切だと思います。

クリックしてね
新栄堂のホームページヘ

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする