新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

この様にも考えられる。

2015年07月20日 | 今日の出来事
十二支には陽干から見て、長生・帝旺・墓になる十二支がある。

長生の十二支…亥・寅・巳・申
帝旺の十二支…卯・午・酉・子
墓の十二支 …未・戌・丑・辰

樹木の葉で例えるなら、長生は瑞々しい若葉で、帝旺は深緑の葉っぱ、そして墓は紅葉しだした葉っぱの様なものです。ですから、命式本体に長生の十二支が多い人は比較的若々しい思考の持ち主が多く、逆に墓になる十二支が多い人は、神社仏閣や古典等古いものに興味を持つ人が多い様です。

変通星でも似た様な事が考えられるかも知れません。
変通星は比肩→食傷→財星→官星→印星と流れます。
比肩は小さい頃を表し、食傷は思春期という感受性の星です。食神は小学校の高学年から中学校の頃のソフトな感受性を表し、傷官は反抗期を迎えた難しい年頃の感受性の様なものです。
特に傷官は、とても敏感で純粋で理想が高い傾向がありますが、理想と現実のギャップでイライラする傾向があります。
感情の星ですので、愛情に敏感で思春期特有の難しさはあありますが、心が満たされて育てば素晴らしい才能を発揮することが出来ます。…食傷が多い人は、比較的若い思考をする人が多いかも知れません。また、食神の年に恋に流されるのも若い情の星だからとも言えると思います。

感受性(食傷)の真逆に位置する星が印星とも言えます。
傷官の感情に対して、印綬は理性を表します。
印星(印綬・偏印)は変通星の最後の星ですので、長男長女よりも末っ子に多い変通星です。
多印性の命式では、末っ子でなくても親や身内との接点が多く、身内の保護下で育った傾向の人が多い様です。目上や身内の引立てを受け、目上(年長者)との接点も多いので、考え方も何時の間にか大人びて年寄くさくなります。そして、比較的冷静で感情的になり難い傾向があります。恋愛という観点では、燃え上がることも少なく、特に多印性の女性等は考え過ぎて婚期を逃す傾向も出てきます。目上の引立ても多いことから、紹介や見合いから良い縁を得る場合も多い様です。

比肩や官星が弱い多印性の女性の一人、彼女は若い割には考え過ぎて恋愛の世界に飛び込めない傾向がありました。

・命式の天干に食傷が並び、五行の食傷に星(●)が太過(過傷官)する人…感じ過ぎてストレスを受ける。
・命式の天干に印星が並び、五行の印星に星(●)が太過(多印星)する人…考え過ぎてネガティブになりやすい。


クリックしてね
新栄堂のホームページヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする