新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

四方干徳(しほうかんとく)

2017年02月02日 | 吉凶星
当方の流派では、吉神の代表的なものとして「天徳貴人」と「天徳合」を用いています。
この二つを天徳星と言いますが、天徳星は先祖の徳を現し、四柱本体や行運に巡る場合は、災難を除き幸せをもたらすと言われています。
そして、四柱中に天徳貴人と天徳合が揃って出ている命式のことを「四方干徳」の命といい、先祖の功徳を沢山受けることが出来、大難は小難となり凶事にも九死に一生を得るとも言われています。

天徳星の用い方の例
・病気になり、良い医者に出逢いたいときに「天徳方位」を用いる。
・天徳星が現れる時期に天職に出逢ったり、良い気付きがあったりする(特に印綬に付く天徳の時期)。
・天徳の日に交渉事を進めると、比較的上手くいきやすい。
・天徳の時期は、比較的導かれやすい。

天徳星は月支から繰り出すことができます。

月支――→ 子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥
天徳貴人→ 巳 庚 丁 申 壬 辛 亥 甲 癸 寅 丙 乙
天徳合―→ 申 乙 壬 巳 丁 丙 寅 己 戊 亥 辛 庚

天徳の強さは十干の天徳の方が十二支よりも強く働きやすく、年柱に付く天徳はやや弱い。
また、変通星では印綬に付く天徳が一番良く働き、比肩(劫財・敗財)に付く天徳は効果は少し弱くなる。

小さい頃のトラウマを引きずって生きている人等が、印綬に付く天徳の大運に、良い教えや導き等の出逢いで解放される場合も多いものです。

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コメント (21)
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