新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

多財星で印星が弱い。

2017年02月22日 | 今日の出来事

上図はあるA氏の命式。
彼の命式は…
日干:戊の天干に偏財が3並びする命式です。
五行を見ると…
土(比肩)●●
水(財星)●●●●●●
木・火・金は弱いですね…
五行が偏っています。
自星が戊(山)ですので、太過する水(財星)によって自分という山が土砂崩れの様に流されてしまう場合もあります。
この様な命式の場合、年回りによっては、財星(女性とお金)には注意の暗示があります。
財多くして財流れる。
現実的な命式で、楽しむのが好き、その為にはお金も…という人も多い様です。
自星(比肩)が弱いので、敗財や比肩が来る大運にバランスが取れるという意見もありますが、
中心星が偏財の場合は、それを尅す敗財や比肩の大運は、やはり注意が必要だと言えます。
特に敗財の時期は、環境に流されて志を失う場合もあります。
偏財や食神・敗財等は、情を求める星ですので、敗財・比肩等の分離の大運が廻って来ると、ちょっとした心の隙間や寂しさから、魔が刺す場合も多くあります。
日干:戊の方は昨年、今年は印星の流年、自分自身の心を尋ねて、何の為に生きるかを見つめるには良い時期かも知れません。水尅火と太過した水(財星)が印星(火)を尅し、何かと悩んだりもしますが、この様な時に原点を見つめ直すのも必要なことかも知れません。

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コメント (6)
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