新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

結婚しない人が増えている。

2021年01月16日 | 今日の出来事
最近は、生涯独身の男女が多い様です。
特に男性にその傾向が見られます。
ネットで検索してみると、この様な記事がヒットしました。

直近の2015年国勢調査では、男性の生涯未婚率は24.2%、女性は14.9%となっています。
表現を変えるならば、「日本の50歳男性の約4人に1人は一度も結婚経験がない」…と書いてありました。

日本では少子化が深刻と言われていますが、生涯独身の割合が高くなれば、少子化になるのも頷けます…。

推命の観点から考えれば…
男命(男性の命式)では、配偶者(女性)を表す星(変通星)は財星(正財・偏財)です。
故に、命式中に良い財星が健全な状態で存在すれば、配偶者を得たいと思う健全な欲求(運)を持っているとも言えます。
ところが、配偶者(女性)を表す財星が不及であったり、財星を剋す比劫が強すぎる場合は、結婚したいという願望が弱かったり、自己中心的な性格から、家庭生活を壊してしまう場合も出てきます。

女命(女性の命式)では、配偶者(夫)を表す星は官星(偏官・正官)と言えます。
故に、しっかりした官星があり、その官星を強く剋す星(傷官)が無ければ、通常は男性には意識を持つと思います。
しかし、官星はあるが、家庭を表す財星が無い場合は、男性には意識を持つが家庭に対する意識が弱い場合もあります。
また、財星が弱い女性は、夫を支えたり、従ったりするエネルギーが弱いと思います。

この様に、結婚や家庭という運を見る場合は、良い財星と官星が出ていることもポイントだと思います。
また、結婚適齢期の20代~30代の大運に分離を表す比劫が出ていない事も重要です(女性の場合は、官星を剋す傷官の大運も注意が必要)。
最後に、子供や晩年を表す時柱…この時柱に良い変通星が輝いていることも大切だと思います。…分離を表す比劫等が出ていると少し注意が必要かも知れません…。
子供の土台は夫婦・家庭だからですね…。

家庭や女性を表す財星があること。
また、その財星を生じる食神もあると良い。

男と女は丸いリンゴの半分と半分。
男女が結婚することを通して丸いリンゴとして完成します。
陰陽が一つになった状態が太極です。
太極は第一原因(神)ですので、結婚とは第一原因に似る為にあるのだと思います。
情(魂)を完成させるには結婚が必要だと思うのですが…。
男女共、独身と夫婦とでは見える景色は異なります。
また、子供や孫を持つと、これもまた、見える景色が変わってきます。
情が熟してくるのだと思います。

男と女は、考え方が全く異なります。
例えば、男女の会話では…
女性は、感情を共有するために会話をします。
男性は、情報や回答を得るために会話をする。

男女は互いの為に必要な存在なのだと思うのですが…
男女の相性もあるのだと思います。
傷官美人と正官男…美女と美男の関係ですが、合わない相性もあるのだと思います…。

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コメント (9)
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