先回の記事の続きですが、今回は五行の相剋関係です。
① の図は、比肩と財星とに星(●)が固まっている命式です。
比肩と財星とは正反対の星(変通星)です。
財星は優しや家庭性を表す星で、比肩はそれを壊す星です。
故にこの様な命式を持つ方は、人の好き嫌いがある人も多い様です。
気に入った人には優しく、そうでない人には意外に冷たいとか…
また、財星はお金や家庭を表しますので、お金とそれを流す星とか、
家庭とそれを壊す星とも言えます。
② の図は食傷と官星との相克の星です。
命式本体の天干の並びが傷官と官星との場合は…
敏感で神経質の割りにプライドも高くなります。
また、女命では官星は夫を表し、傷官はその夫の星を剋す星と言えます。
この様な命式の女性は、優しい男性(財星多め)と結婚されると良いかも知れませんね…。
男命では、官星は職場や仕事という意味もありますので、職場や仕事に傷(傷官)が入る場合もあります、
③ の図は、財星と印星とに星が固まる命式です。
財星も印星も優しい星ですので、あたりはやらかい人が多い様です。
印星(資格・能書き)等を使って収入を得ている方も多いです。
文化人にも多い命式で、強いリーダーシップや強引さはありません。
④ の図は比肩星と官星とに星が固まる命式です。
比肩も官星も男性的な星ですので、言い出したら聞かない男性的な性格の人が多い様です。
男女共に、嫌なものは嫌というはっきりした性格の方が多い様です。
女性の場合、離婚再婚を繰り返している方も多い様です(天干に官星が並ぶ場合)。
ここまで、極端に星(●)が固まる方は少ないと思いますが、
①の場合は食傷の行運に運気が安定します。
②の場合は、財星の行運が気の流れが良くなります。
③の場合は、官星の行運が良いかも知れませんね…
④の場合は、印星の行運と食神の行運が良いと思います。
実際の鑑定はこんな単純なものではありませんが、ある程度は参考になると思います。
さあ、皆様の命式はどこに当てはまるでしょうか…?
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