■ 印綬について
印綬(いんじゅ)とは中国に於いて臣下に対して印章を授けることによって官職の証とした制度の事である。印は印章、綬はそれを下げるためのひものことであり、この組み合わせにより一目でどのような地位にあるかがわかるようにされていた。(Wikpedia)
印綬は、日干とは陰陽を異にする天干星で、日干(我)を生じる星です。
印綬には名声・芸能・学問・頭脳・古典・実母の意味があり、目上からの引立てを得られる星です。
偏印がマイナーな裏方の星ならば、印綬は表で活躍できる要素を持った星です。
また、とても忍耐強く、コツコツと努力する星で徒弟制度にも耐えられますので、伝統文化等に携わる人も多い星です。
印綬が食傷(食神・傷官)と並ぶと、精神世界に興味を持ち、器用で一芸に秀でる要素が出てきます。
また、官星と並ぶと、官星の行動力や社会性に印綬の頭脳性や才能が合わさって、社会で才能を発揮している人も多い様です。
正財等と並ぶと、文筆家や書斎等で仕事をする場合も多くなります。
比肩と並ぶと、職人さんや学校の先生や研究者やインストラクター等で活躍する場合も多いですね…。
印綬は思考や頭脳を表しますので、太過すると考え過ぎて取り越し功労になります。
また決断力に欠け、何事も遅延しがちになります。
女性の場合は、考え過ぎて婚期を逃してしまうこともあり、男性の場合は印綬が母親を意味することもあり、マザコンの傾向も出てきます。甘えや依存の傾向があり、人によっては就職もせずにニート化する場合もあります。
印綬は官星と並ぶのが良いですね。そして、印綬の十二運は旺相することを喜びます。
印綬は文系的な星で、文字やグラフィック等に興味を持つ人も多いです。
私の知り合いのお嬢さんは、印綬と食神とが並びますが、彼女はいつも夢の世界で活きています…「夢見る夢子」さんですね…
変通星を季節で表すなら…
比肩(劫財・敗財)は冬運 → 食傷は春運 → 財官は夏運 → 印星は秋運ですね。
印綬の十二運が旺相すると、秋の稔が豊かですが、休囚すると稔が薄いこともあります。
行運に印星の時期は、勉強や研究には良い時期ですね。
新栄堂
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印綬(いんじゅ)とは中国に於いて臣下に対して印章を授けることによって官職の証とした制度の事である。印は印章、綬はそれを下げるためのひものことであり、この組み合わせにより一目でどのような地位にあるかがわかるようにされていた。(Wikpedia)
印綬は、日干とは陰陽を異にする天干星で、日干(我)を生じる星です。
印綬には名声・芸能・学問・頭脳・古典・実母の意味があり、目上からの引立てを得られる星です。
偏印がマイナーな裏方の星ならば、印綬は表で活躍できる要素を持った星です。
また、とても忍耐強く、コツコツと努力する星で徒弟制度にも耐えられますので、伝統文化等に携わる人も多い星です。
印綬が食傷(食神・傷官)と並ぶと、精神世界に興味を持ち、器用で一芸に秀でる要素が出てきます。
また、官星と並ぶと、官星の行動力や社会性に印綬の頭脳性や才能が合わさって、社会で才能を発揮している人も多い様です。
正財等と並ぶと、文筆家や書斎等で仕事をする場合も多くなります。
比肩と並ぶと、職人さんや学校の先生や研究者やインストラクター等で活躍する場合も多いですね…。
印綬は思考や頭脳を表しますので、太過すると考え過ぎて取り越し功労になります。
また決断力に欠け、何事も遅延しがちになります。
女性の場合は、考え過ぎて婚期を逃してしまうこともあり、男性の場合は印綬が母親を意味することもあり、マザコンの傾向も出てきます。甘えや依存の傾向があり、人によっては就職もせずにニート化する場合もあります。
印綬は官星と並ぶのが良いですね。そして、印綬の十二運は旺相することを喜びます。
印綬は文系的な星で、文字やグラフィック等に興味を持つ人も多いです。
私の知り合いのお嬢さんは、印綬と食神とが並びますが、彼女はいつも夢の世界で活きています…「夢見る夢子」さんですね…
変通星を季節で表すなら…
比肩(劫財・敗財)は冬運 → 食傷は春運 → 財官は夏運 → 印星は秋運ですね。
印綬の十二運が旺相すると、秋の稔が豊かですが、休囚すると稔が薄いこともあります。
行運に印星の時期は、勉強や研究には良い時期ですね。
新栄堂
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先生には、何度か見ていただきまして感謝感謝です。
さて、私のことですが、
印綬の年は、最高なんです。
これは、私が身弱だからでしょうか?
先生、お疲れ様でございます。
恐縮ですが、ご検証いただければ幸いです。
表面は食神ですが、内面は傷官(過傷官)の様な働きをします。この場合…
行運に財星が来るのが一番良いですね。
次に印綬だと思います。
仲がよくなるとなかなかの毒舌らしいです(笑)
過傷官は美人だとどこかに書いてあった記憶があるのですが、私は普通に可愛いと言われる程度です。
これは、表向きの食神パワーですか?(笑)
新栄堂さん、お金を払っても惜しくないような、お見立てありがとうございました!
正財の今年は、比較的平和です。
過傷官にとっての、安らぎはやはり、財なのですね!
今年の私は、水(食傷)が内外併せると5.5、土(印星)も
4.5と驚くほど多いです。
天干に正財もありますが、この場合でも行運に財星が来るのが一番良いのでしょうか?
通常、円内だけの数で観るのでしょうか?
一つ質問をさせていただきます。
印綬と傷官の共通する特徴として学問に優れるというものがありますが、印綬は古典・歴史など文系に 傷官は理系に優れているという解釈でよろしいのでしょうか?
また命式にこれらが入ったり、流年大運に巡ると 学徳が伸びる暗示となるのでしょうか?
お暇なときにご回答よろしくお願いします。
印綬の行運はコツコツ学ぶには良い時期です。
また、傷官の時はピンポイントで集中して学べます。
さらにもう一つ疑問が湧いたので質問させていただきます
傷官だけでなく偏印にも理系に優れる特性がありますが
両者にはどのような違いがあるのでしょうか?
また個人的な見解になってしまうのですが、印綬や傷官を持つ友人は抜群の成績を残していましたが、
偏印を持つ人は平均以上ではあるものの印綬と傷官ほどではなく、やはり傷官や印綬の方がより学業に優れているように感じますが、これについてどう思いますか?
長文になってしまってしまってすみません。
またご意見を聞かせていただけると嬉しいです。
食傷は交感神経、印星は副交感神経の様なものです。
偏印には数理という意味もあるので、理系の人が多くなります。また、傷官は技術系ににも多いですね。
印綬は学問の星、偏印は精神の星の傾向があります。
印綬は表舞台に立てますが、偏印は裏方的な要素があります。印綬の方が引立ての運が強いですね。