●万物は全て五行の「木」から生じる。
・木が配当された春になると、柔らかい若葉が際立つ。この若葉の色を表す色が蒼(アオ)なのである。
・次に夏が配当された火は、太陽が光輝き炎が燃え上がる。故に火を表す色は赤となる。
・また、五行の土の色に関しては黄色が土に配当されている。黄色は土の色に由来しているからである。
・そして、五行の金に配当される色は白となる。これは、秋になると陰の気が動き出し、これと呼応して殺気も極まるので万物は衰滅する。夏の陽の気に代わって陰の気が生じて秋となる。秋になると白露は霜となり、一面を白く染める。故に金に配当される色は白となる。
・水に配当される色は黒です。その由来は限りなく広がる大海原の色を表している。
※ 蒼・赤・黄・白・黒の五色を高貴な色という意味で正色(セイシキ)という。
これに対して卑しい色として間色(カンシキ)というものがある。
・木の間色は縹色(ハナダイロ:空色)、火の間色は紫、土の間色は緑、金の間色は紅、水の間色は纚黄色(リクオウイロ:黒と黄色の混じり合った色)と呼ばれる。
●間色が生まれた理由。
・木:甲は兄で、乙は妹の様なもの。甲は庚を畏れる(金尅木)ので、庚に自分の妹の乙を娶(めと)らせる(干合:政略結婚)。その結果、乙=蒼と、庚=白混じり合い「空色」が生まれる。
・火:丙は兄で丁は妹。丙(火)は壬(水)を畏れるので、自分の妹の丁を壬に娶らせる(壬丁は干合で夫婦)。その結果、壬=黒と、丁=赤が混じり合い、黒と赤の混じり合った「紫」が生まれる。
・土:戊は兄で己は妹。戊は甲を畏れるので、妹の己を娶らせる。その結果、黄色と青とが混ざった緑色が生まれる。(甲己の干合)
・金:庚は兄で辛は妹、庚は火(丙)を畏れるので、妹の辛を娶らせる。その結果、庚(白)金と火(赤)の混ざった紅色が生じる。
・水:壬は兄、癸は妹、壬(水)は戊(土)を畏れるので、妹の癸を戊に娶らせる(戊癸の干合)。その結果、黒(水)と黄(土)の混ざった纚黄色が生まれる。
クリックしてね
新栄堂
・木が配当された春になると、柔らかい若葉が際立つ。この若葉の色を表す色が蒼(アオ)なのである。
・次に夏が配当された火は、太陽が光輝き炎が燃え上がる。故に火を表す色は赤となる。
・また、五行の土の色に関しては黄色が土に配当されている。黄色は土の色に由来しているからである。
・そして、五行の金に配当される色は白となる。これは、秋になると陰の気が動き出し、これと呼応して殺気も極まるので万物は衰滅する。夏の陽の気に代わって陰の気が生じて秋となる。秋になると白露は霜となり、一面を白く染める。故に金に配当される色は白となる。
・水に配当される色は黒です。その由来は限りなく広がる大海原の色を表している。
※ 蒼・赤・黄・白・黒の五色を高貴な色という意味で正色(セイシキ)という。
これに対して卑しい色として間色(カンシキ)というものがある。
・木の間色は縹色(ハナダイロ:空色)、火の間色は紫、土の間色は緑、金の間色は紅、水の間色は纚黄色(リクオウイロ:黒と黄色の混じり合った色)と呼ばれる。
●間色が生まれた理由。
・木:甲は兄で、乙は妹の様なもの。甲は庚を畏れる(金尅木)ので、庚に自分の妹の乙を娶(めと)らせる(干合:政略結婚)。その結果、乙=蒼と、庚=白混じり合い「空色」が生まれる。
・火:丙は兄で丁は妹。丙(火)は壬(水)を畏れるので、自分の妹の丁を壬に娶らせる(壬丁は干合で夫婦)。その結果、壬=黒と、丁=赤が混じり合い、黒と赤の混じり合った「紫」が生まれる。
・土:戊は兄で己は妹。戊は甲を畏れるので、妹の己を娶らせる。その結果、黄色と青とが混ざった緑色が生まれる。(甲己の干合)
・金:庚は兄で辛は妹、庚は火(丙)を畏れるので、妹の辛を娶らせる。その結果、庚(白)金と火(赤)の混ざった紅色が生じる。
・水:壬は兄、癸は妹、壬(水)は戊(土)を畏れるので、妹の癸を戊に娶らせる(戊癸の干合)。その結果、黒(水)と黄(土)の混ざった纚黄色が生まれる。
クリックしてね
新栄堂
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます