宿からメーハード港への送迎サービスは14:00の出発と聞いていましたが、13:45には声がかかりました。
あっという間に港に到着。(この早めの行動がよかったんです・・・)
まずは船のチェックインですが、
奥にあるカウンターへと向かいます。
まだこの時点ではあまり人も多くなく、すんなりチェックインできました。
帰りはチュンポンから鉄道で移動します。
じつは今回、旅行前にいくら調べても分からないことがありました。
帰り道、「船でタオ島からチュンポンに着いたあと、鉄道の駅までどうやって行くか」ということです。
船だけのチケットはネットで売ってるけど、駅までの移動とセットになったのは売ってない。
バスなど公共交通機関もないみたいだし、タクシーアプリが使えることを祈るのみ!と未解決のまま来ていました。
で、タオ島内の旅行会社で尋ねた結果、
船750バーツ(≒3000円)、シャトルバス150バーツ(≒600円)の計900バーツ(≒3600円)で駅まで行けることが判明。
もし先に船だけ買ってる場合はそのチケットやバウチャーを見せればシャトルバスだけ買えるようです。
(↓ 街で見かけた看板です)
これは有益な情報でした。
私は街に何軒もある旅行会社のうちの一社で買いましたが、今回泊まったホテルのフロントでも扱っているようでした。
無事にチェックインも済んだところで、おやつを買いにセブンイレブンへ。
各種コード類も売られていました。
で、港に戻ってビックリ!
あっという間に人であふれかえっているではないか
チュンポン行きは14:45発だけど、15:00発のパンガン島・サムイ島行きの便もあるのでエラいことになっています
カオスな港・・・ 定刻の14:45を過ぎてもこんな状況です。
めちゃくちゃ不安な中、15:00過ぎには出発できました。
チュンポン到着は17:00(定刻は16:30)でした。
この後は待機しているバスに乗ります。
また2階建てバス、今度は自由席でした。(けっこう乗っていました)
港から40分ほどでチュンポン駅に到着。
窓口でチェックインするのかな?と電車のバウチャーを提示したら、「車内で見せたらよい(ここでの手続きは不要)」と言われました。
ちょっとだけホームを探検。
出発まで4時間くらいあるので、駅の周辺で夕飯を食べようとさまようことにしました。
その前に荷物をどうにかしたい・・・
駅員さんに尋ねたら、駅前のこちらのお店を紹介されました。
荷物預かり、料金は「チップで」とのことです。
とりあえず身軽になれてよかった
では駅を背にして歩きます。
この辺りは屋台が並んでいました。チュンポーンナイトマーケットのようです。
オーシャンパーク ショッピングモールの近くに、
フラミンゴカフェとTidmunz Chumphon(焼き肉食べ放題のお店?)が並んでいる一角がありました。
ゆっくり or がっつり、目的に合わせて使えそうですね。
そして再び大通りのナイトマーケットへ。
どれにしようかな・・・と迷っていたらジュースを発見!
20バーツ(≒80円)で生き返りました!
この後もナイトマーケットをさまよっていたら、私に話しかけてくる方がいました。
タオ島のメーハード港を出発するときにちょっとだけ会話した日本人の方です。
せっかくだから一緒に飲みましょうと言われ、ありがたくご一緒させていただくことにしました。
駅の方へ向かって・・・
すぐ近くのAeki's Bar & Aeksiam Muaythaiというお店へ。
座ってゆっくりできるの、嬉しいです~~~
おかゆも頼みました。
声をかけてくださった方はタイ在住で、タイ人の奥様と何度もタオ島へ行ってダイビングされているとのことです。
なんと日本のご実家の場所が私が住んでいるところと同じ市であることも判明。(お互いビックリ)
タオ島のダイビング事情にとても詳しく、たくさんの情報を教えていただきました。
お店ではスマホの充電もできたし、お腹もいっぱいになったし、何よりも会話して楽しい時間を過ごせました。
最後に記念撮影 (お店の奥にはムエタイのリングもありました)
お二人とはこの後乗る列車も同じ。(彼らは1等車、私は2等車ですが)
電車の出発は21:25なので、21:00前には駅へ向かいました。
駅のトイレはホームの南端(バンコクと反対方向)にありました。
トイレットペーパーなし、水道には石鹸なしでした。
石鹸で手を洗いたいときに備えて、固形石鹸をネットに入れて持参していました。(何度か役に立ちました)
いよいよこの旅のもう一つの目的を達成する時がきました
この旅を計画した時から、チュンポンからバンコクへは鉄道(夜行の寝台列車)で行くと決めていたんです!
バンコクからチュンポンへ向かう場合も夜行列車で行けますが、
・駅から港までのアクセス
・船との接続を考えるとチュンポン到着が"超”早朝になる
・終点駅ではないので乗り過ごす不安もある
といった理由から、帰りのみ鉄道にしました。
30日前から予約可能だから、3年前に計画してた時は予約する前に旅行中止が決まったので予約するのは今回初めてです。
ドキドキしながら予約した、その流れを再現します。
タイ国鉄の予約サイト(?)から予約します。PCでもスマホでもいけます。
最初に新規登録(氏名や住所、パスポート番号などの情報を入力)します。
( ↓ 以下、スマホから予約する手順です)
言語は タイ語 or 英語 です。三本線をタップすると・・・
↓ このような画面が出ます。①をタップするとタイ語か英語の選択画面が出てくるので、英語を希望の場合は②をタップします。
↓ ログインもここでできます。ログインせずこのまま進むこともできますが、座席を選ぶ段階でログインを求められるのでいつかはログインする必要があります。
↓ ログイン画面です。
「メールアドレスか電話番号かパスポート番号のいずれか」と「パスワード」を入力します。
↓ ログインすると名前が表示されます。左上の✕印をタップしてひとまずこの画面を隠します。
↓ ここで駅名などを選択します。
駅は「All」だとたくさんありすぎるので、南部の駅だけ表示したいときは①の「Southern line」をタップします。
②は乗車駅で「Chumphon」、③は降車駅で「Krung Thep Aphiwat」を選択します。
検索窓?が出るのでここに最初のアルファベットを3文字ほど入れると候補が絞れます。
Krung Thep Aphiwat はバンコクでの終着駅です。
④の日にちをカレンダーから選択したら、⑤Search をタップします。
(片道なら「Round-trip」はいじりません。一人なら「1Passenger」のままです)
↓ その日の列車がズラズラ~っと出てきます。
ここで時刻に注目!30日前でも、出発時刻が遅い列車は、タイミングによっては表示されません。
↓ 日付が変わった頃に開いた画面では、「01:42」発までの列車しか表示されていませんでした。
・・・タイは日本より-2時間、「01:42」はフライングじゃないの?と思いましたが、
もしかしたら始発駅を既に出発しているので表示されていたのかも知れません。
(あくまでも推測です)
↓ 私は「21:25」発の列車を希望していたのですが、30日前の12:00には表示されていました。
お目当ての列車の「Choose」をタップします。
するとその列車の中での選択画面が出てきます。
「等級(1st、2nd、3rd)」「エアコンか扇風機か」「寝台か座席か」、
寝台であれば「個室か下段か上段か」の違いがあるので要注意です。
ちなみに「Lower berth」は下段で窓あり。「Upper berth」は上段で窓なしです。
↓ 私は「2等」の「寝台」を希望なのでここの「Choose」をタップ。
↓ ここで乗客の情報を確認されます。(ログインしていない場合はここでログインします)
↓ 座席選択画面になります。予約可能な席はグリーンで表示されます。
はしごのようなマークがあれば「上段」、なければ「下段」です。
↓ 最初にランダムに割り振られているので、変更したい場合は右下の✕印で消してから選びます。
発売直後はほとんど空席でしたが、2週間ほど前に見たときは空席がわずかになっていました
↓
この後支払い画面になります。
クレジットカードかデビットカードを選択できます。
(カード情報を入力するなどして支払いが完了)
寝台料金込みで729バーツ(≒2916円)、日本の寝台列車と比べると格段に安いのが嬉しいのよね~・・・だからなんとしてでも乗りたかった
↓
予約できてるか確認する場合、三本線をタップし、「My Trips」をタップすると見ることができます。
↓ 上の写真の「Booking number」をタップすると下の写真のような画面が出てきてバウチャーをダウンロードすることができます。
バウチャーは乗車時提示を求められるので印刷して持参することをお勧めします。
以上、タイ国鉄のチュンポン→バンコクの寝台列車の予約の流れでした。
寝台の車両は先頭の方、ホームの端の方で待ちます。
キタ━(゚∀゚)━!
もう大興奮! 乗りますよ~~~
こちらは洗面台。トイレは和式と洋式がありました。
こちらが2等寝台の車内です。見渡す限りでは満席のようです。
私の席です! 既に布団がセットされていました。
タオルケットはビニールに入っています。
冷房効いているけど、半袖でもタオルケットを掛けるだけでじゅうぶん過ごせました。
座席番号が偶数は下の段で窓あり、そして4の倍数が進行方向右側(東側)でした。
充電できるところは限られていました。(車両によって違うかも知れないけど、「6」か「10」なら座席から近いかも)
車内は静かです。アナウンスもなく、列車は静かに動き出しました。
発車してすぐに車掌さんが確認に来られました。(バウチャーを印刷しといてよかった)
んんん~~~もう最高~~~ やっぱり脚を伸ばして寝られるっていいわぁ~。
途中の通過駅です。
【7日目】
6:00頃、朝日が見えました。もう快適すぎる~~~!ぐっすり眠れたし、幸せです
7:30頃から食べ物を売りに来られていました。
そして8:00過ぎ、寝具を片付けに来られました。これが神ワザ!
カーテンとマットレス、枕は上段へ置いて、シーツ類は手際よくまとめて床に置きます。
上段の金具をはずして"蓋”をしていました。
下段の椅子をセットして、あっという間に座席になりました
座席は一人掛けです。
だんだんと都会の風景になってきました。
そして9:15、バンコク、クルンテープ・アピワット中央駅に到着。
7:45着のはずが1時間半も遅れました。(多少の遅れは想定してたけどまさかここまでとは!)
バンコクはマスク着用率が高めでした。(タオ島は着用している人はほぼいなかったです)
充電コーナーは助かりますね。
大きなトイレもありました。
この後、バンコク市内観光へと向かいます。
でも、その前に荷物をどこかに預けたい。
当初は7:45に列車がバンコク到着予定だったので、フワランポーン駅まで行って荷物預かり所を利用する予定でした。
(ネットで調べただけなので実際にあるかは不明です)
でも到着がだいぶ遅れ、これなら10:00から開いているところに預けようと軌道修正。
まずは大型ショッピングモールのセントラル・ワールドへ向かいます。
電車に乗っていくのですが・・・
(↑ 【結論】タイ一択 さんより拝借)
セントラル・ワールドの最寄りのチットロム駅まで、1回乗り換えが必要です。
自販機で切符を購入するのですが・・・
画面を見ながら変えるので非常に分かりやすいです。
そして出てきたのはトークンと呼ばれるコインの形の切符。
でもね、これ、路線を間違って買ってしまってました。
改札近くの窓口で相談したら、なんと全額払い戻してもらえました。
そして正しい路線へ。
改めて購入。
正しくは、ブルーラインのチャトゥチャック パーク駅まで。
間違って買っちゃったのは、ダークレッドラインのチャトゥチャック駅まででした
現在地のバンスー駅から別々の路線でチャトゥチャック駅とチャトゥチャックパーク駅に行けるので紛らわしいですね
(しっかり確認しましょう)
改札に入るときはトークンをかざします。(出るときは投入口に入れます)
ホームの様子です。
チャトゥチャックパーク駅で降りて、
近くの別路線の駅、モーチット駅へ。
自販機で切符買おうとしたけどコインがない
窓口は並んでいると時間がかかってしまいます
この路線の切符はカード式でした。
優先席は僧侶も・・・やっぱり仏教の国ですね。
チットロム駅に到着、あとはセントラル・ワールドの表示の方向へ進みます。
あった!
そして荷物預かりですが、なかなか見つけられませんでした。
店員さんに聞いても知らない方が多く、しまいには4階のスーツケース売り場を案内されたりで、たどり着くまでに時間がかかりました
やっと着いた、AIRPORTELsの手荷物預かりの、セントラルワールドの支店カウンター。
1階インフォメーションセンターの近くなのでまずはそこを目指すと良いかも知れません。
そして料金は、事前に調べたところ「最初の2時間は無料」という情報もありましたが、最初から料金がかかっていました。
21:30には営業が終了なのでこれも要注意です。
身軽になったところでいよいよ観光へ出発です!
☆タイ タオ島(2023年4月)【7.バンコク観光、そして帰国】へ続く