旅と潜水の雑記帳

旅して、潜って・・・の記録です。
特に記載がない限り1人で旅してます。

◇フィリピン・セブ島(モアルボアル) 5日目

2010年04月02日 | ◇◆子連れ時代の旅

【4月2日】
モアルボアルでのダイビング最終日・・・

今日はなんと

サンケンアイランドに行きます


事前の情報ではサンケンアイランドは遠くて流れも速いので、ほとんど行かないらしく・・・。
「ダイバー数人がリクエストしたら行けるかも?」とのことでした。

初日に私とKさんで「行きたいよね~」と話していて、準スタッフのMさんに相談したらお仲間を誘ってくださって・・・で、今日サンケンが実現しました


私は6:00集合なので、子供は寝かせたまま行くことにしました。
キムさんには6:00に来ていただき、子供が起きたら7:00以降にレストランに連れていってもらうよう、お願いしました。
レストランには昨夜のうちに子供たちの希望メニューを頼んでおいたのですが・・・またもや朝からスパゲティでした



半分諦めていたサンケンアイランド・・・
モアルボアルに十数回とリピートしても行ったことがない人もいるみたいです。
今回、日本人数人と、2人の外国人(フランス人?)が集まりました。

出港して約40分後、ポイント付近に到着しました。
注意深く、根のトップを探しています。

そう、サンケンアイランドは水面上に岩などの目印がないんです。
水深24mにある根のトップが、ポイントの目印なんです。
シュノーケリングで探しては移動・・・を何度か繰り返し、やっとエントリーできました。

流れはホントに速いっっ今までの私のダイビングの中で三本の指に入るくらいです。
ロープにつかまって潜降していくと、根がうっすら見えてきました。

ここが-24mです。


何にも出てこない・・・根の向こう側には何か見えるかな?と行ってみたら・・・
アカモンガラが群れてました・・・ (って、アカモンガラに失礼よね~


タテジマヤッコもいました。


ここにも“ストーンフィッシュ”。


今回のダイビングで唯一DECOが出ました。ロープにつかまって浮上しながら消しました。


「大物が出るか、何も出ないか」、そんなポイントらしいですが、「何も出ない」という結果に終わってしまいました。
それでも、サンケンアイランドを潜れただけで満足です。

2本目はペスカドール島


エントリー場所は今まで通り島の南側ですが、今日は今までとは反対の方向(反時計回り)へ回りました。

これはユカタハタかな?調べたら、薄暗いところでは数本の太い横縞が現れることもあるみたいです。


ニシキヤッコもいました。(いつもすぐに逃げちゃうから、撮影が難しいのよね~


これはコクテンフグかな?青と黄色のツートンカラーです。


アジ?マグロ? 私には区別がつかないです・・・


そして、最後はイワシのスイミー。


向こう側にダイバーがいるのが分かりますか?






水面のボートとスイミー。


シュノーケルしていたK君もイワシ玉はしっかり見えたそうです。



これで今回のダイビングは終了しました。
ガイドさんはコース取りだけで基本的に生物は教えてくれないです。
(“ライオンフィッシュ”、“ストーンフィッシュ”はよく教えてくれますが・・・)
もし教えて欲しい場合は、日本人経営のDSの方が適しているみたいです。


キムさんとはここでお別れです。

4日分のシッター代、800ペソ(≒1600円)をこのときに払いました。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。



午後から近くの観光名所、カワサンフォールに行きました。

まずはトライシクルでモアルボアルダウンタウンを目指します。
料金は最初「50ペソ(≒100円)」と言われたのですが、交渉の末30ペソ(≒60円)にしてもらえました。

記念撮影してたら・・・


周りにいた人も集まってきました


中は2人掛け×2列になっています。(↓後部座席から前方向を撮影)


途中、運転手さんが小さなお店の前で停めて何か注文しました。
店のお姉さんはコーラの瓶を持ってきたので、飲みながら運転するのかな?と思ったら・・・

給油してました


瓶を元の位置に戻すお姉さん・・・

小さい子供がジュースと間違えて飲んでしまわないことを願います・・・。

目的地に着くまで、地元の人を次々と乗せていきました。
私の隣の席がうまると、バイクの後ろの席に乗せていました。
なんともいえないゆる~い感覚が心地よいです


10分ちょっとで、モアルボアルダウンタウンに到着。


お店が色々あって、賑わっています。






これは・・・1匹130ペソ(≒260円)?



昼食は、「カワサンフォールは観光地価格で高い」と聞いていたので、ダウンタウンで食べていくことにしました。
たくさん人が入っていたこちらのお店に入りました。(席が空くまで数分待ちました)


前に並んでいる鍋やショーケースから好きなものを注文するシステムです。


店内の様子。


頼んだ品々はこちらです。

プレーンライス10ペソ(≒20円)×2、フライドチキン30ペソ(≒60円)×2、ヌードルスープ(写真左下、値段忘れ)、ビーフステーキ (写真中央、値段忘れ)で合計125ペソ(≒250円)でした。
安いのにおいしかったです


この後、バト行きのバスに乗ります。(黄色いバス、と聞いてます)
通りをウロウロしてバスを探していたら・・・タクシーのおじちゃんが近づいてきました。
「今日は“ノーバス”だから、こっちに乗りなよ~」なんて言ってます。
でも、「私はバスに乗るんです」と強気に拒否。(会話はもちろん英語)
おじちゃんはバカにしたように笑ってましたが・・・

ほ~ら、黄色いバスが来ました(どこが“ノーバス”よ~


「カワサンフォール」へ行くことを確認して乗りました。
中で係員が回って来たので、言われるままに料金を払ったら3人で32ペソ(≒64円)でした。

フィリピンでは今年は4月1日~4日がイースターの祝日(連休)とのこと・・・
大きな荷物を抱えた帰省風の若者や、お出かけ風の家族連れなどで車内は満席でした。

海沿いの道を走ること約25分、運転手さんに「カワサンフォール」と教えられてバスを降りると・・・
バス停前に教会がありました。

教会にはたくさんの人が集まっていました。
(今日は「グッドフライデー」みたいですが、これも関係あるのか??)

カワサンフォールへはこのような看板があるのですぐに分かります。


道は平坦で、ビーチサンダルでも大丈夫です。小さい子もたくさん歩いてたし、赤ちゃんをおんぶしている人もいました。




途中で入園料を払います。7歳まで無料、8歳以上10ペソ(≒20円)です。


歩き始めて15分、このような橋が見えてきました。


さらに5分後、この煉瓦づくり(?)の橋をくぐります。

煉瓦の橋から3分、滝が見えてきました


滝の近くはレストランになっています。



多くの人が座っていました。

これがカワサンフォールの風景です。




この上にも滝があるらしいので、とりあえず行ってみることにしました。


先ほどの滝を上から見てみると・・・まさにいかだが“打たれている”最中でした。


もう少し歩いて見えてきたこの滝では・・・


飛び込んで遊ぶ人がいました。





ここが最終地点かな?


また来た道を引き返しました。

カワサンフォールでいかだ乗りに挑戦することにしました。
このお店で申し込みます。

料金はいかだ300ペソ(≒600円)、ガイド一人100ペソ(≒200円)、ライフジャケット50ペソ(≒100円)です。
お店の奥の更衣室で着替えることができます。

どんな風に乗るのか、前のグループの様子を一度見ることにしました。


滝の左側へ行って、


穴の手前で伏せて、


滝の裏側に来て、


滝に打たれながら出てきます。



では、私達も出発


張ってあるロープをたぐりながら進みます。


「伏せてー」のジェスチャーで、一同伏せました・・・


今、天井の低い穴をくぐってます・・・


そして滝の裏側に到着。




「行くぞー」と、滝を通過します。要望に応じて何度か行ったり来たりしてもらえます。


私だけいかだを降りて泳いでみました。そこから見上げるガイドさんと子供達・・・。


滝の強さは強烈です。



水面の付近の水温は28.5℃でした。
いかだ終了後川遊びをすることもできますが、子供達は希望しなかったので着替えて帰ることにしました。

バス停までまた20分ちょっと歩きます。

ヤシの実発見



バス停に赤いバスと黄色いバスが立て続けに来たのですが、赤いバスもモアルボアルダウンタウンに行くと言うので乗りました。
こちらの運賃、3人で10ペソ(≒20円)・・・来る時と違うのは・・・謎です・・・。

バスを降りて、果物屋さんをのぞいてみました。

↑薄緑色のものは何か尋ねたら、試食させてくれたのですが・・・
リンゴ系かな?あまり味はしなかったです・・・。

ここでマンゴー1キロ(5個)65ペソ(≒130円)を60ペソ(≒120円)で、パイナップル(おばちゃんの右手近くに写っているもの)35ペソ(≒70円)を30ペソ(≒60円)で買いました。

パイナップルは、近くの広場で食べました。

この後パナグサマまで戻るのですが、トライシクルの料金を交渉したら
「スペシャルトリップだから70ペソ(≒140円)!」と言われました。
「来るときは20ペソ(≒40円)※だった~」と反論したけど、50ペソ(≒100円)までしか下げてくれません。
(※ホントは30ペソ(≒60円)で来てます・・・
この辺りにはたくさんのトライシクルが停まっているので他をあたったら、すぐに20ペソ(≒40円)で行ってくれる人が見つかりました。


今回のカワサンフォール観光、「あまり面白くない」という意見もありますが、私は行ってよかったです。
小さい子供でも安全に(?)、滝でこんな風に打たれる経験はほとんどないし・・・
子供達は、滝よりもトライシクルに乗ったことが一番楽しかったみたいですが・・・


17:00過ぎに、ホテルに戻りました。

今晩、DSでバーベキューパーティーが開かれるというので、おじゃまさせてもらいました。

行ったら、最初にビールを勧められました。

氷を入れて飲むのがフィリピン流です。
このビール、1リットルで60ペソ(≒120円)です。
後から1本、差し入れしました。

バーベキューコンロでは魚を焼いてて、途中で葉っぱ(バナナの葉?)をかぶせて蒸し焼きにしてました。


しばらくすると、魚が焼けました~


この後、さきほどの葉っぱをテーブルに敷いて、その上にご飯を盛っていました。
これがフィリピンスタイルだそうです


真ん中に魚を運んできて、いっただっきまーす


左側のソースに魚をつけて食べます。ソースはピリ辛でおいしいです。
お皿なんてありません。手で食べるんです。


子供達にはお皿を用意してもらえました。が、フォークなどはありません。手で食べます

これぞフィリピンの風景・・・こんな経験ができて、嬉しい限りです・・・

モアルボアルダウンタウンで買ってきたマンゴーを切ってもらって、みんなに食べてもらいました。



日も暮れてすっかり真っ暗なのに、地元の子供達は外にいます。
鬼ごっこや腕相撲(↓)をして、一緒に遊んでいました。

(右後方に写っているのはこぼーずです。)

フィリピンの子供は人懐っこいです。
輪ゴムを使ったあやとり(?)を、「見て見て~」と、披露してくれました。





ビデオ撮影するKさんと、ジュースを飲んでいるK君(左から2人目)・・・

2人とも、ありがとう
Kさん&K君のおかげで、モアルボアルの旅が何十倍も楽しいものになりました
(今晩のバーベキューも、Kさんがいなかったら来れなかったわ~~~)

私達は21:30頃ホテルに戻りましたが、宴はまだまだ続いていました。
明日は早朝の出発となるため、今晩のうちにチェックアウトの手続きを済ませておきました。


◇フィリピン・セブ島(モアルボアル) 6日目 へ

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