マンボウシーズンにバリ島へ行ったことがありますが、
今回はバリ島ではなく、ヌサペニダ(ペニダ島)ステイで潜ってみました。
ヌサペニダはバリ島の近くにあり、船で行き来できます。
果たしてマンボウに会えるのか??
スケジュール:3泊5日
1日目 関西空港→香港
2日目 香港→バリ島、バリ島→→ヌサペニダ(ヌサペニダ泊)
3日目 ダイビング①(ヌサペニダ泊)
4日目 ダイビング②、ヌサペニダ→→バリ島(バリ島泊)
5日目 バリ島→香港、香港→関西空港
~出発前の準備の覚え書き~
インドネシア アライバルビザ取得
空港到着時に取得も可能ですが、事前にオンラインで取得しました。
取得はこちら→The Official e-Visa Website for Indonesia
在インドネシア日本国大使館の説明はこちら。
日本橋夢屋さんのサイトにも詳しい説明があります。
【1日目】
初めて乗る香港航空。
スカイスキャナーで検索したとき、関西=バリがちょうどよいスケジュール(関西夜発、バリ午前発)だったのでこちらにしました。
荷物の預け入れ20kgまで無料、機内食も出ます。
・・・なんとこのスケジュール、前回の旅に引き続き今回もすったもんだがありました
出発当日、 空港に向かう電車の中でメールをチェックしていたら、
航空券を購入したTrip.comから「運行変更のお知らせ」と来てて・・・
いやぁ〜な予感しかない。
恐る恐るメールを読むと、変更があるのは帰りの便でした。
バリ→香港は予定通りだけど、香港→大阪が12時間くらい遅れるって。
(予約していた便が欠航になり、次の便に振り替えになったみたいです)
当初の帰国予定の翌朝に関空に到着だけど、 それだと出勤に確実に間に合わない。
今回の旅行で有休使ってるし、何が何でも予定通り帰国せねば
Trip.comの電話は繋がらず、チャット(日本語)でやり取りしました。
私の購入した航空券、香港→大阪 だけのキャンセルはできず、往復もしくは片道単位でのキャンセルは可能、とのこと。
そこでまず、バリ→大阪 の片道で検索してみました。(当初の帰国予定の夜には関空に着く便を検索)
するとその日の am1:30にバリを出発する便がありました。中国での乗り継ぎで、値段は安い方。
でもこれだと減圧症が心配。このためにダイビングをキャンセルしたくないし。
他、シンガポール航空(バリ 10:25発)は無茶苦茶高い。(片道で9万円とかありえない。)
次に、バリ→香港 はこのままで行くとして、香港→大阪 のみを検索したら 1万円台で何便かありました!
(peachと、香港エクスプレスがありました!)
それなら片道(香港航空の バリ→香港→大阪)をキャンセルして、
新たにバリ→香港(香港航空)と香港→大阪(香港エクスプレス)を買えばスッキリするところ・・・ですが、
バリ→香港(香港航空)の購入金額と、
バリ→香港→大阪(香港航空)の片道全てのキャンセルで戻ってくる金額がほとんど変わらない、という悲しさ。
なので、このままキャンセルせず、香港→大阪(香港エクスプレス)を新たに購入することで落ち着きました。
(17,000円の出費は痛いけど、仕事に支障をきたさない、ダイビングも予定通り楽しめる、最善の方法でした。)
20:40、関空発。
席の並びは3-3、ほぼ満席の様子。
事前座席指定は有料なので、チェックインの時に窓側席をリクエストしました。
香港までは約4時間の旅です。
モニター、機内エンタメはありません。
離陸してすぐに、機内食が配られました。
ホカホカの包みを開けると、パンが入っていました。
味はあんパンに近かったかな。
ドリンクサービスも普通にありました。
ブランケットの無料貸し出しもありました。
香港が見えてきました。
オリオン座も見えたよ
23:45、香港着。
ターミナル1に到着で、バリ行きもターミナル1から出発なので、このままゲートへ向かうだけでいいのかな?と思っていたら
「バンコク行きの人~」と案内していました。
その係の人に「デンパサールですが・・・」と申し出ると、
「一緒に移動するからここにいて~」と言われました。
バンコクとデンパサールへ乗り継ぐ人が集まったところで、歩き始めました。
トランジット専用のところを通過後、バンコク行きチームと離れ、デンパサール行きのゲートへ。
ゲートに到着。
デンパサールってこんなふうに書くのね。
ゲート前ではけっこうたくさんの人が待っていました。
ここは空港のWi-Fiがつながりました。充電設備もありました。
【2日目】
2:15、香港発。
座席配置は2-4-2、ほぼ満席でした。
今度の便は座席にモニターがありました。(でも、画面が開かなかったりとよく見られなかった)
さっきと同じような機内食。
今度は塩系の味でした。(配ってるとき、「照り焼きチキン」と聞こえた気がします。)
デンパサールまでは約5時間です。
7:05、デンパサールに着きました。
参考までに、今回の入国前後の流れを記載します。
①最初の"関門”は 「SATUSEHAT Health Pass」。
空港に設置してある看板に記載のQRコードを読み取るとこちらが開きます。
↓
https://sshp.kemkes.go.id/register/
パスポート番号や渡航歴、健康状態等を入力します。
入力が完了するとQRコードが表示されるので、これを係の人に見せて通過します。
詳細はこちらをご参照ください。
↓
https://www.id.emb-japan.go.jp/itpr_ja/oshirase24_67.html
②次の関門は「アライバルビザの取得」。
けっこう並んでいたけど、事前申請したおかげでここはスルーできました。
③「入国審査」は自動化されててすぐに済みました。(パスポートを機械で読み取って顔認証するだけ)
④最後、「電子税関申告書」(e-CD、Electronic Custom Declaration)。
これも看板のQRコードを読み取るとこちらが開きます。
https://ecd.beacukai.go.id/
この中にIMEI登録に関する質問もあります。
短期間の旅行では登録不要みたいですね。
空港を出る前に両替しました。
レートはどこも手数料なしの「95」でした。
ここで替えなくても、ヌサペニダでもっとレートがいい両替所があります。後ほど触れます。
飛行機が空港に着いてから約1時間で出口に着きました。
この後、船が出発するサヌール港まで移動します。
(11:00発の船のチケットを購入済で、チケット引き換え場所はこちらです。)
Grab で移動するので、空港から道路を1本隔てたところにあるGrabラウンジへ向かうのですが・・・
奥に見える緑のところです。
ここにたどり着く前に、「Taxi?」と声があちこちからかかります。
「Grabに乗るの?サヌールの港まで Rp500.000(≒5,263円)だよ!」と言われました。
でもこれはボッタクリです うっかり乗らないように
私がGrabアプリで検索したところ、Rp200.000前半で行けることが判明してますから
そしてGrabラウンジの手前でもGrabの勧誘がありました。
おじさんが自身のスマホを見せて、この値段でサヌールまで行くと言ってます。
私が検索したよりも微妙に安い!
しっかりとスクショを撮り( ↑ の写真)、お願いすることにしました。
Rp218.500(≒2,300円)、さっき勧誘してきた人の半額近い値段でした。
ちなみに支払いは現金でドライバーさんへ、とのことでした。
8:15、空港を出発。
ドライバーさんは道中、私が乗る船の心配をしてくれました。
「11:00の船に乗るの?(その時間の船は)ないみたいよ? 9:30の船があるけど、これに間に合うかな?」
・・・まっ、まじっすか・・・。
それじゃぁそれに間に合うようにお願いします・・・。
ドライバーさん、「よっしゃー!」という感じでサムズアップ。
渋滞もあったけど8:50にサヌールに着きました。
降車したところから車が入れない細い道を歩くよう言われ、
( ↑ 赤いポイントのところが目的地です)
行き止まりを左折し、
9:00前にアックスストーン(Axe Stone Fast Cruise)のオフィスに着きました。
(こちらのサイトもあるようです→https://axestone.bio.link/)
船のチケットは、ヌサペニダの観光(貸切チャーター)と合わせてKlookで購入していました。
( ↑ Klookのオフィスとその奥にあるアックスストーンのオフィス)
ここで分かったのが、サヌール=ヌサペニダ間は、複数の会社が船を出しているということ。
( ↓ アックスストーンとは別の会社のスケジュールです)
先ほどのドライバーさんは、別の会社のスケジュールだけを見て「11:00の船はない」と思っていたのかも知れないです。
カウンターで確認したら、11:00の船があってとりあえず安心
チェックインはまだできず、「10:00に来て」と言われました。
それならば朝ご飯(兼昼食)でも食べようか・・・。
付近には飲食店がたくさんあります。
その中で、すぐ近くの Warung Be Sanur - Pantai Mataharai Terbit Sanur へ。
メニューに書かれている「トラディショナル バリニーズ ライス ポリッジ」に惹かれました~
ミーゴレンやナシゴレンもあります。
各種飲み物も。
店内は大きなマグロが目に入るけど、奥にサメもいました。
先に運ばれてきたのは Kisah Coffee 。バリニーズコーヒーと説明されて注文しました。
そして、お粥2種類。
どっちかに絞れず、「いけるでしょ~っ」と軽い気持ちで2つ頼んでしまいました・・・。
↓ こちらは「お粥」と言ってたと思うのですが、
↓ こちらは「ライスキック」と言ってたような・・・。里芋みたいなトロトロした食感でした。
以上、コーヒーRp30K(≒315.8円)、お粥一つRp20K(≒210.5円)の、計Rp70K(≒736.8円)でした。
("K”はゼロを3つつけるという意味です。こちらの支払いはキャッシュオンリーでした。)
もう満腹です!
10:00にアックスストーンのオフィスでチェックイン、
この時に、事前に予約していたヌサペニダでのカーチャーターについてもスタッフに伝えました。
ここでドライバーさんの連絡先を教えられました。(港で看板掲げて待っててくださる予定)
ヌサペニダ貸切チャーターのプランはこちら。(オプションで高速船の追加も可能です。)
チェックインの後、ウェイティングエリアへ案内されました。
そして10:50頃、乗客は案内に従い港までゾロゾロ歩きます。
立派なターミナルが見えてきた~
建物の中はカオス。他の船に乗る人もいて混み合ってました。
間もなく船へ。
立派な桟橋です。
乗船時に足元が濡れる・・・という情報もあったけど、そんなことはありませんでした。
船内の様子。
ほぼ満席で、11:15頃にそろりそろり動き出しました。
(動き出すとエアコンが効いてきました)
そして12:00過ぎに、ヌサペニダのトヤパケ港に到着。
ここで貸切チャーターのドライバーさんが私の名前を書いた看板を持って待っているとのことだったけど、
どんだけ探しても見当たらない
サヌールで教えてもらった連絡先にWhatsAppのチャットでメッセージ送るも既読にならないし、
電話もかけてみたけど応答がない
Klookの事務所に連絡してやっとメッセージがきて、やっと会えました・・・
ヌサペニダの入島料?税金みたいなものかな?ここで支払うよう言われました。
Rp25K(≒263.2円)でした。
ビーチ沿いを少し歩いて、駐車場へ。
この辺りにはレンタルバイクのお店もたくさんあります。(一例: Doel Rental Penida )
私も自力でバイクで観光できるかな?と考えたりもしたけど、安全面からカーチャーターにしました。
カーチャーターも事前予約しなくても、港でタクシーの声がけっこうかかるからここで交渉する手もあったかも。
観光は島の東部と西部に行きたいところがあったけど、ヌサペニダの到着が昼頃なので両方は厳しく、
この日は西部だけに絞りました。(もっと早く到着できてたら両方行けたかも)
Klookの貸切チャーターのプランは8時間。(これより短い時間のはなかった)
前日にWhatsAppやLINEで連絡があり、
「8時間プランだけど17時には街灯がなくなるから観光できないよ?開始をもっと早められない?」
と親切な提案もありましたが、海外から7時台に到着するからそれはできないんです・・・と返答しました。
12:55、島内観光に出発。ドライバーさんは安全運転でいい人でした。
今回観光したいと思っていたのはこちら(赤下線のところ、到着したトヤパケ港は青丸)。
そんなに距離もなさそうだから移動時間もそんなにかからないんじゃない?
なんて思ったのは間違い。
とにかく道が混んでる
道幅が狭くて、すれ違うのに時間もかかります。
対向車が途切れないのは、「朝から観光に来てる人がこれからバリに帰る」からのようです。
道路は舗装されてるけど、両側がでこぼこしてて、そこを走る時はスピードも出せませんでした。
そして13:45、最初の目的地、Kelingking Beach(クリンキンビーチ)に到着。
駐車場代 Rp10K(≒105.3円)は客の負担です。
駐車場からKelingking Beachのビューポイントまで5分ちょっと歩きます。
冷たい水を売るお店も何店かありました。
途中で両替所発見 レートは空港よりもよくて、手数料なしの97.25でした
まさかこんなところにあるなんて・・・。
そしてこの先に・・・
絶景ポイントが
ドライバーさんはここまで一緒に来てくれました。写真撮影もお願いできます。
下に写っているビーチまで降りる道があって(小さい点々は人影)、所要時間を尋ねたら
「ハーフまでなら30分、ビーチまでなら45分」と言われました。
よしっ、行ってみよう!(ドライバーさんは行かずに待ってます)
行きは良い良い、スイスイ行っちゃう。
でも帰りの時間と体力も考えないと。
途中のこの辺りで引き返すことにしました。
ここまで降りたらビーチの人影も割とはっきり見えます。
もうちょっと時間があれば私も行けてたかも
では今降りてきたこの道を上ります。
帰りはやっぱりしんどい 一段の高さが高いから、ちょっと上っては休んで、のくり返し。
降り始めてから20分で元の地点に戻ってきました~~~。
巨大なクレーン(?)は、ここにエレベーターを建設中なんだそう。
14:30、Kelingking Beachを出発しました。
そして15:00、次の目的地のAngel's Billabong(エンジェルズビラボン)に到着。
今度は少しのアップダウンの道を3分ほど歩いて・・・
着いた~!落ちないように気をつけて見学します
続いて、目と鼻の先にあるBroken Beach(ブロークンビーチ)へ。(15:20)
おぉぉぉぉ~~~
素晴らしい
ぽっかり空いた"穴”の上も歩けます。
( ↓ 歩いている人々)
ぐるっと一周できるようになっていて、私のペースで見学させてもらえました。
(ドライバーさんは待ってます)
ここがちょうど"穴”の上ですね。
海側の方に回ってみました。
"穴”の上から内側を撮影。
たっぷり見学して16:00過ぎにBroken Beachを出発しました。
この後ホテルに送ってもらうのですが、トヤパケの街を通過していて・・・
ここにも両替所がKelingking Beachの両替所と同じく手数料なしの97.25でした。
空港での両替は必要最低限にしておいて、ここで多めに替えた方がお得でした・・・。
☆インドネシア ヌサペニダ(2024年10月)その2 へ続く