おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

断ち切れる日は来るのか?

2007-04-10 07:16:18 | 我思う、故に書くなりよ。
中田カウスさん巡る週刊新潮記事、吉本興業が反論(読売新聞) - goo ニュース

まぁ、今時、企業として『ヤクザ』とズブズブ…なのは『企業』とは見られないってコトでもあるんだけれど、その成り立ちから発展に至るまでに『ヤクザ』が関わって来たともなると、そうそう簡単には縁が切れないってハナシだろうねぇ…。

そんなこんなも、昔の話になるんだろうと思っていた。経営者だってそうそう永くは続けられないし、企業とて多様化もするだろうし、そうした中で、こうしたアンダーグラウンドな一面は、昔の話…ってコトになっていくんだろうと。

ところが、昭和が終わってかれこれ20年近くになろうって今でも、切るに切れない世界が未だに多いんだねぇ…。暴力団の排除…って動きは進んでいるんだろうけれど、それが『支え』でもあったワケで、ムズカシイんだろうなぁ。

それでもまぁ、世代が変われば薄まって行って然るべき…ってコトなのだが、薄まる方向では無い方向に、これらを『伝承』してしまう体質の存在が現実としてあるというハナシがこうしたニュースなんだろうと思う。ボクシング界も本格的にそうした動きを断ち切る努力に向け、動き始めた…ってニュースも出ていたが…。世代交代に伴い、自然消滅的に消えて行くのかと考えていたのだが、そうした動きを本格的にやらないと未だにダメだし、まだまだ先の話みたいだなぁ…。

企業の不穏当な体質を、世間が見る目が厳しくなって来たスピードと相容れない感じは拭えないのだけれど、「んじゃあ今日から…」ってワケにも行かないだけの歴史があるコトってのを、広くマスコミは知らしめたりはしないんである。もし、そんなコトを本気でやってしまったら…

「芸能もスポーツもひっくり返って成り立たなくなってしまう…」

大規模な麻痺が訪れてしまうから。そんなんではあっても、生活が掛かっているので本気でやったりはしないもんだ…。一時的に壊滅的な状態になって、キレイさっぱり生まれ変わる…って手も当然あるんだろうけれど、やらない。いつまで経っても、小出しで終わる…って手を選ぶだろうと…。

実は、そうした面がこうした業界だけでなく、多方面で大きなデメリットとなりつつあるのも日本の世界での競争ってトコロで現れていたりする。世界標準ってのは、もっとクリアでクリーンだったりするので、そうした体質が残っていると、相手にされなくなってしまうのだね。

そんなもんで、該当企業が「そんなコトは無い…」って言い切ってしまうのも、実に不自然なのだ。そもそもが「あって然るべき…」って成り立ちと歴史なんだからね。そうした不自然さを企業として許せる方向に、今の日本は既に無い…ってコト。これに対応出来ないともなると、上場企業としての資質が問われちゃうのも当たり前だし、存在すら危うくなるのも当然と言えば当然…。

「そういう事実が残念ながらあり、排除に努める努力を怠らない姿勢で臨んでいる」

とか言っておけば、まぁリアルに苦労してんだな…ってコトが判って、そこそこ企業への信頼ってモノも繋がるモノになろうかと思うのだが、全く無い…ってんじゃ、事実の告知でもなければ、下手したら『隠蔽』だからねぇ…。よっぽど脳天気な株主でもなければ怒るだろうなぁ…。

まぁ、次世紀にでもならないとこうした問題ってのはクリアにならないかもしれないねぇ…。夢や楽しさを売る業界の裏には限りなくアンダーグラウンドな世界が広がったままってのは、誰がどう考えても宜しくはないよねぇ…。諸般の事情…ってコトで先送りせずに、取り組んで行って欲しいハナシだ…。

少なくとも、笑って済ませる話じゃなくなったのは間違いない…。

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ガンプラすげぇ…。

2007-04-10 05:07:25 | 我思う、故に書くなりよ。
今日はガンプラに目覚めた甥のために、行きつけのホームセンターに…。

『MG 百式』…ってのに突然目覚めた甥はケロロ軍曹よろしく、ちまちま…と作成を始めている。腕のパーツが出来上がったり、足のパーツが出来上がる度にヨロコビを感じ、その仕上がりにご満悦なのである…。

で、まぁ、よりキレイに造るなら、ハサミよりは『ニッパー』なので、少々専門的なレベルの工具を見繕ってあげようと…。

良く切れるコトはゼッタイだけれど、狭い所も苦も無く切れる様に、薄刃のモノを探すと、100均の工具…ってワケには行かず、¥2kほどの出費は致し方ない。

で、甥は学校から帰ってくると、いそいそと作成環境を整え、ちまちまと始めるのだが、結構な感じで進んでいる割には『接着』と言う作業がほとんど出て来ない…。

説明書を奪い取って読んでみると…接着指示が全く出て来ないのである…。パチペキポキ…っと、はめ込んでいくだけで完成しちゃうんだそうな…。

まぁ、接着しちゃった方が良い部分もあるのだけれど、そうした作業が基本的に無くてもOKってのはスゴイなぁ…。同じ感じで、色も塗らんでも基本的にOKって感じで、予め色が付いてたりする…。

ちまちま…と、ホントそんな感じで出来てしまう割には、その造形は精緻で、目からウロコ…だったおじたんではあるが、これならよりリアルさを求めるのも造作ないなぁ…と、思ったんである…。以前、TVで見た『プロ』の作るガンプラは、やはり塗装してあったし、「汚し」も「墨入れ」もやっていた。ベースとして組み上げるだけならいとも簡単なワケで、こりゃ楽だし、楽しいよねぇ…。

「おじさんもなんか作んなよ!」

隣りで、あーだのこーだのウンチクたれられたらそうも言うわな…。

そそられる気も無くは無いのだが、ガンダムを深く知らないし、トゲトゲがいっぱい刺さってる感じのガンダムには、あまり思い入れも無いし、むしろ…

「ありえねーだろ、こんなの…」

って目で見ているのが常なので、ガンプラは手にしないと思うし、実際にそうだったのだが、結果的にガンプラが出来上がったとしても、この組み上げる造形にはそうした目以上に非常に興味深いモノはあったりする。脳味噌バァーン!の発狂する勢いで設計しなければ、こんなのそれこそ「ありえない…」って位に、良く出来ちゃってるのだ。

「切った貼った削った盛った…じゃないんだな…」

もちろん、そうした手を加える余地が残っているのが「プラモデル」なのだが、基本的に無くてもOKなのが『ガンプラ』らしい…ってのは素直に驚いて良いと思う。

世の中のおもちゃの進歩は、ゲームに留まらず、すげぇコトになってんだな…。
まぁ、『ガンプラ』だからこそ…出来るって話もあるみたいで、よほど大量に売れなければ、こうした先進的な設計はお金掛けられないだろうとも思うけど…。

ユーザーがメンテナンスする事で永く使える事になる電化製品とか、そんなのにこうした設計思想が生かされたら、もっと楽しい世の中になったりもするんだろうなぁ…と、ちまちま造られて行く金ピカのガンプラを見ながら思ったりもしたのである…。


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