おせっちゃんの今日2

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騙されない様にとのご注意

2022-10-13 16:51:46 | いろいろ

昨日午後のこと。老人二人でコロナ時代を経て、ほとんど電話は鳴りません。
めずらしく鳴りました。心のひもを固くして「はい」の一言だけで受け取ります。以前は「はい、Sでございます」、明るく名乗るところから始まったものですが。
電話の向こうの方も、不愛想な応対にひるんだように間があきます。人間不信のいやな瞬間です。

「Sさんのお宅でいらっしゃいますか。わたし、北沢警察のものです。突然の電話で驚かれたかもしれませんが、詐欺電話のご注意で、お電話しております。今日、この地域に集中的に詐欺の電話がかかっています。その手口はこういう物です。
手に入れた名簿にお宅様の名前が入っています。カードも使われた可能性があります。取り換えなくてはいけません。被害が出ないうちにと急いでいます。係のものがとりにいきます。・・・と良く聞くパターンです。封筒に入れたカードを隙を見つけて、偽カードとすり替えるのです。
もし、こんな人が来ても取り合わないこと。カードは絶対に他人に渡さないこと。ご注意ください」

「最近、これに類するような電話はありませんでしたか」
「ええ、電話はありませんが、メールで国税庁からというのがありました。怪しいと思いましたので、すぐ削除しました。念のため、税務署に確めました。それで終わりで以後特に接触はありません」
「いい対応です。これからもそのようにお願いします。そしてもしまたあった時には北沢警察にもお知らせをお願いします」
とのことでした。

警察の方は「詐欺電話は繋がらないことが第一なのです。留守電にしておくことは効果があります。なるべくお願いしたいのですが・・・」とのことでした。

これがなかなか難しいのです。もうやめましたから気を使わなくなりましたが、昨年度末までは、町会の役員、区民センターの運営協議会の委員などを引き受けていました。いろいろ連絡があって、電話の繋がりが頻繁でした。日頃より低い声で、どすを効かせた無愛想な「はい」で受話器をとると、「怖~い、びっくりした~」と言われることが度々。折角のお付き合いが冷えるような気がしていました。
以前一度アップしたような気がしますが、留守電にする代わりに、私は「落ち着け」「騙されるな」と気を引き締めるために、こんなティッシュペーパーを傍に置いておきます。羽根木公園の梅まつりの時配られた北沢警察のティッシュです。可愛いお巡りさんが味方になってくれます。