巨人３連敗で最下位転落。沢村、２披弾で逆転負け、自身も３連敗。

沢村また勝てず　原巨人３連敗で虎と同率最下位 ― スポーツ報知

◆巨人３─４横浜（１１日・東京ドーム）

巨人が３連敗で借金３に逆戻り、阪神と並ぶ最下位に転落した。０―２の５回、先発・沢村がプロ初安打初打点を挙げるなど、５安打を集中させて逆転。しかし、直後の６回、ハーパーに逆転２ランを浴びた。ドラフト１位右腕は７回６安打４失点で、４月２１日の阪神戦（甲子園）でプロ初勝利をマークしてから自身３連敗となった。

　見上げることしかできなかった。沢村は、ハーパーが描いた高い放物線に、視線を送り続けた。白球は右翼席へ飛び込む。苦々しい表情で帽子を脱ぎ、汗をぬぐった。「野手の方に点を取ってもらった後に取られてしまって…。前回登板と同じ失敗を繰り返してしまいました」。チームは今季早くも３度目の３連敗で、阪神と並ぶ同率最下位へと転落した。
開幕から１か月で先発投手に白星がついたのは４試合だけ。さらに、５月以降のリーグ最下位は０６年８月４日以来、５年ぶりとなった。

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永井、今季初完封、虎の子の１点を守り切った。

楽天・永井、今季初完封「シビレました」 ― サンケイスポーツ

◆楽天１―０日本ハム（１１日・Ｋスタ宮城）

楽天は１１日、日本ハム５回戦（Ｋスタ宮城）に１－０で勝ち、連敗を４で止めた。永井怜投手（２６）が散発４安打に抑え、今季初完封で２勝目（１敗）。２時間１１分の“節電投球”で、Ｋスタ宮城でのナイター今季初勝利に導いた。

　負けじ魂を１０６球に込めた。最後は小谷野を一ゴロに打ち取る。ベースカバーに向かった一塁手前で勝利を決めた永井が、握りしめた右こぶしを仙台の空に２度突き上げた。

　「やりました！　チームが連敗していたので、このへんで止めておかないとズルズルいってしまう。なんとか勝てる投球をしようと思っていました」

お立ち台で声が弾む。今季２つ目の白星には喜びが詰まっていた。自身今季初完封の達成感。チームのＫスタ宮城でのナイター初勝利。なによりもチームの連敗を４で止めた使命感が右腕にはこたえられなかった。

永井が散発４安打で完封、チームの連敗４で止めた…楽天 ― スポーツ報知