「バランスが良くない」沢村、６回７安打４失点。４番・長野の新打線も散発４安打で完敗。

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◆オープン戦　オリックス４─０巨人（１３日・京セラドーム大阪）

巨人・沢村拓一投手（２３）が１３日、オリックスとのオープン戦（京セラＤ）に先発し、６回７安打４失点と精彩を欠いた。初回は３者連続三振も、３回に不運な当たりを含む４安打を集中されて３失点。「もっと工夫して投げないといけなかった」と反省した。

　スタートは上々だった。初回先頭。沢村は坂口を外角ギリギリの直球１４８キロで空振り三振に仕留めると大引、後藤も空振り三振で３者連続の『Ｋ』。しかし、３回１死。左翼のボウカーが前進してグラブに当てながら捕球できず不運な安打（記録は二塁打）を許すと、制球を乱してしまった。

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【おとりんの一言】

初回、三者連続三振でスタートした沢村だったが、三回裏、拙守も絡んで３点を奪われ先制を許した。
五回裏にも二死一塁からタイムリー２ベースを打たれて失点し、０－４とリードされたまま６回で降板した。

１番坂本、３番ボウカ―、４番長野、５番小笠原、６番村田と編成を変えた打線も、オリックス先発のマクレーンに四回までパーフェクトに抑えられ、七回までわずか１安打と完全に沈黙。
長野は３三振、坂本と村田は連続無安打の記録が続き、結局、打線は散発の４安打で完敗に終わった。

ついにレギュラー陣にけが人が出てしまった。
１０日のソフトバンク戦でダイビングキャッチをした古城が、左肩甲骨骨折で全治２か月と診断されたということである。
代打と守備固めに起用されていたベテランの欠場は、かなりの痛手となることであろう。