巨人やっと片目、初登板の杉内が初勝利。小笠原逆転タイムリー、阿部、４番で初打点。

杉内、巨人１勝！愛される１８番へ第一歩 ― スポーツ報知

◆巨人４―２ヤクルト（１日・東京ドーム）

６年ぶりに帰ってきた背番号１８が、巨人に今季初勝利をもたらした。ソフトバンクからＦＡ移籍した杉内が６回１／３を２失点に抑え、初先発で白星を挙げた。
４回に小笠原が勝ち越し、５回は阿部の右前打で加点。７回１死満塁から山口が好救援し、最後は新守護神・西村が３人でピシャリ。接戦をものにし、３年ぶりの日本一へ向けてスタートを切った。

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【おとりんの一言】

七回途中まで１３０球、７四死球とコントロールに苦しんだ杉内だが、山口、西村の好救援によって初勝利をつかんだ。

打線も少ないチャンスで効果的な得点を重ねて、ヤクルトに競り勝った。
１－１で迎えた４回裏、阿部・村田の連打と小笠原のタイムリーで２－１と逆転、続く５回裏、二死一、二塁のチャンスに阿部のタイムリーで１点を追加し３－１とリードした。

７回表、杉内が連打で無死一、三塁とされ、次打者の併殺崩れの間に１点を失い３－２、なおも連続四球で一死満塁の大ピンチだったが、山口にスイッチし後続を断った。
山口は８回も続投、二死三塁まで迫られたが無得点に抑えた。

８回裏、村田がヒット、代走・鈴木がすかさず二盗、高橋(由)、小笠原は連続三振に倒れたが、代打・亀井のタイムリーで４－２と再びリードした。
９回表、新守護神にと期待される西村が初登板、三者凡退に抑えて４－２で試合終了、初セーブを上げた。

星野、監督生活１５年目で初の開幕３連敗。ルーキー藤岡に２点止まりで白星献上。

楽天、初の本拠地開幕で屈辱の全敗 ― サンケイスポーツ

（楽天２－４ロッテ、３回戦、１日、Ｋスタ宮城）

寒さが余計に身にしみる。開幕カード全敗は球団創設８年目で早くも４度目。だが、今回は仙台のファンが待ちに待った本拠地開幕だ。連日Ｋスタ宮城のスタンドを埋めた楽天ファンから、大きなため息が漏れた。

星野監督もガックリ「人生初」の開幕３連敗 ― スポーツニッポン

【おとりんの一言】

楽天が本拠地のＫスタ宮城で開幕３連敗を喫した。
星野監督にとっても、監督生活１５年目で初の開幕３連敗となった。

先発に起用した下柳は、４回２／３を３失点と期待に応えられず、１、２戦では２ケタ安打を記録した打線も、注目のルーキー藤岡(東洋大)を打ちあぐみ、４安打で２点を取るのが精一杯だった。