土壇場で引き分け、６点取っても勝てない巨人。ホールトン制球難、小野、高木(康）の救援大失敗。

原監督「打線はホーム踏む数が増えてきた」次につながる今季初ドロー ― スポーツ報知

◆巨人６─６中日＝９回規定により引き分け＝（１０日・東京ドーム）

巨人が今季初の引き分けに持ち込んだ。９回、坂本の二塁打をきっかけに１死一、三塁とし、長野の遊ゴロ野選で同点。なおも２死一、二塁から村田が右前安打したが、二塁走者・鈴木が本塁手前で憤死する惜しい結末となった。
２回までに坂本の２出塁などで４点をリードも、先発ホールトンの不調もあって６回に逆転を許していた。この土壇場での粘り、今後につながると信じたい。

Ｇ投崩壊！今季最多６点取ってもドロー ― サンケイスポーツ

巨人じれったいドロー　４点差守れず最後は憤死 ― スポーツニッポン

中盤に逆転許すも、土壇場で追いつき引き分け ― 巨人軍公式サイト

【おとりんの一言】

初回に犠飛で１点を先制されたが、中日の先発・雄太(川井雄太）の乱調につけ込み、一死満塁から村田のデッドボールと高橋(由)のタイムリーで３－１と逆転、続く小笠原の犠飛で４点目を奪った。
２回裏には２番手のソーサから阿部の犠飛で１点を追加し、５－１と大差をつけた。

ところが、先発のホールトンが毎回のように四球を出す制球難。
３回表に無死二、三塁から内野ゴロの間に１点を返されて５－２とされた。
なんとか持ちこたえていたホールトンだが、６回表に連続ヒットと四球で無死満塁の走者を残して降板。

２番手には小野を送ったが、これが大誤算。
いきなりの四球で押し出し、続く代打の山崎に２ベースを打たれて、たちまち５－５の同点にされてしまい、３番手の高木（康）も、大島に初球を打たれて逆転を許してしまった。

９回裏、中日の守護神・岩瀬に対して、坂本、谷の連打で一死一、三塁のチャンスを作り、長野の遊ゴロが悪送球になって同点に持ち込んだ。
なおも、一死一、二塁、阿部は左飛に倒れたが、村田が右前にヒット、しかし、前進守備に阻まれて代走・鈴木が本塁寸前でタッチアウト、サヨナラの機会をを逸した。

先発投手が好投しても打線が機能せず、打線が上向きになってきたら投手がリードを守ない。
今季は１０戦してまだ２勝止まり、勝てる試合は確実にものにしていかないと苦しくなるばかりである。

岸から６安打もチャンスに凡退。楽天、御前試合”は今季４戦全敗。

楽天・仙さん打線を嘆く「銭稼ぐ打撃をしないと」 ― サンケイスポーツ

（楽天０－４西武、１０日、甲子園）

２試合連続の零敗に楽天の星野監督は「何なんだろうな」と首をかしげた。
好機をものにできず「銭を稼ぐ打撃をしないと。あれでは給料はあがらん。そのへんの意識だ」と独特の言い回しで、選手の気迫が打席に出ていないことを嘆いた。

星野監督、２試合連続完封負けに「もうええよ」…楽天 ― スポーツ報知