吉見を崩せず中日に連敗。ゴンザレスにアクシデント、緊急登板の小野が大乱調。

Ｇ・ゴン突然の降板…緊急登板の小野が打たれる ― サンケイスポーツ

(中日４－１巨人、１９日、ナゴヤドーム）

巨人は中日先発の吉見を打ち崩せず連敗した。先発のゴンザレスが１回で降板するアクシデント。急きょ登板した２番手・小野が打ち込まれた。

　突然の出来事に、左翼席に詰めかけたＧ党が沈黙した。二回、一度はマウンドに上がった先発のゴンザレスが首をかしげる。通訳とトレーナーが駆け寄り、結局１回２安打１失点で降板した。

福田、４回２／３無失点！原監督「強い人が来たな」 ― スポーツ報知

原巨人痛ゴン！左脇腹痛め１回15球降板 ― 日刊スポーツ

散発５安打で敗れる ― 巨人軍公式サイト

【おとりんの一言】

先発のゴンザレスは初回に二死三塁から山崎のヒットで先制点を献上。
２回表に村田のツーベースと高橋（由)のタイムリーで１－１の同点としたが、２回裏、ゴンザレスが脇腹痛で１球も投げずに突然の降板。

この回、小野が緊急登板したが、これが大乱調。
先頭の井端にヒット、続く平田に２ランを打たれ１－３、谷繁の遊ゴロで一死は取ったものの、投手の吉見に四球、大島、荒木に連打を許し一死満塁の走者を残してあえなく降板。
３番手の福田は森野を遊ゴロに打ち取ったが、この間に１点を失い１－４と差をつけられた。

吉見に対して序盤での３点差は重く、打線も３回以降は僅か２安打しか打てず完投を許してしまった。
福田は４回2/3のロングリリーフで１安打と好投したが、いかんせん打線が機能せず連敗を喫した。

楽天・田中、９安打３失点も打線の援護で初完投勝利。

エースの意地！マー君調子悪くても雪辱の完投勝利 ― スポーツニッポン

楽天６－３ロッテ （4月19日 ＱＶＣ）

　楽天・田中将大投手（２３）が１９日、ロッテ戦で今季初完投勝利を挙げた。４回に２点の先制を許す苦しい展開ながら粘って最後まで１１９球を投げ抜いて今季２勝目を手にした。開幕戦で黒星を喫した相手に今季初の中５日で雪辱し、チームの連敗も３で止めた。悪いなりにも連敗中のチームに１勝をもたらす。これもまた、エースの姿だ。

　ハイタッチの際に浮かべた田中の苦笑いが、この日の内容を物語っていた。開幕戦で黒星を喫したロッテに雪辱は果たした。だが「完投したこと以外、何も良くなかった」と９安打３失点では心の底からは喜べなかった。

マー君、初完投！被安打９も粘りの３失点 ― サンケイスポーツ

マー君、苦しみながら初完投「すべてを修正したい」…楽天 ― スポーツ報知