近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

小笠原、千金の逆転17号。ゴンザレス、リーグトップタイの8勝目。

2009-07-04 11:27:46 | 読売ジャイアンツ
小笠原、ガッツ~ンと一発竜退治!! ― スポーツ報知

◆中日3-4巨人(3日・ナゴヤドーム) 

 巨人が05年以来の対中日戦4連勝をマーク、貯金を今季最多の21とした。過去10試合を8勝2敗の“昇り竜”。6回にブランコの23号2ランで追い付かれたが、こちらにはガッツがいる。8回、今季無失点だった小林正から決勝の17号ソロを右翼席に運んだ。小笠原の6試合ぶりのアーチで勝利をつかみ、2位・ヤクルトには5・5ゲーム差、3位の中日には7・5差。再び独走モードに入ってきた。

 喜びをかみしめた。帰りのバスに乗り込む小笠原がつぶやいた。「本当に勝ててよかった。もう言葉が出てこないよ。疲れた」。全力で戦い抜いた体は、充実感で満たされていた。

 ひと振りで昇り竜の息の根を止めた。同点の8回。先頭で打席を迎えると、集中力を極限まで高めた。「何も考えてなかった。真っ白でした」。マウンドには今季、ここまで無失点の小林正。カウント1―0からの2球目、外角低めのスライダーを芯でとらえた。きれいな放物線を描いた打球は右翼席中段に飛び込む。6試合ぶりの17号ソロは値千金の決勝弾になった。

オビに続いた!巨人・ゴン、7回3失点8勝 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

小笠原V弾!巨人 今季最多の貯金21 ― スポーツニッポン(gooニュース)

「おとりんの一言」

巨人は初回、二死満塁のチャンスに谷のタイムリー2ベースで3点を先取したが、その後は7回表まで
追加点を奪うことができなかった。

先発のゴンザレスは、5回裏、和田の2ベースから1点を失い、6回裏には二死三塁のピンチでブランコに同点2ランを浴びた。
しかし、7回表の二死二塁のピンチに、代打・立浪を仕留めて3-3の同点で降板した。

8回表、先頭の小笠原が渾身の17号ソロを放って逆転した巨人は、8回裏・越智、9回裏・山口がいずれも三者凡退に抑えて1点差を守りきった。

これで、ゴンザレスはリーグトップタイの8勝目を上げ、巨人の貯金は今季最大の21となった。

マー君、また8回で突然崩れ、今季初黒星。楽天は4連敗。

2009-07-04 11:25:05 | 楽天イーグルス
マー君に魔の8回、4失点で3敗目 ― 日刊スポーツ(gooニュース)

<楽天2-11西武>◇3日◇Kスタ宮城

 楽天田中将大投手(20)が8回10安打4失点で3敗目を喫した。7回まで散発5安打無失点と好投していたが、8回1死二塁から中村に同点2ランを浴びると、さらに3安打を許し2点を失った。野村監督通算1500勝目で勝利するなど、メモリアルの試合には強い田中だったが、野村監督74歳初勝利をプレゼントできなかった。

 失投ではなかった。低めのコントロールされたスライダー。だが、中村の打球は無情にも中堅フェンスの向こう側で跳ねた。「もったいなかったとは思うけど、結果を変えることはできないんで」。前回登板のラロッカに続く、4番に許した痛恨の1発。さらに重ねた失点に「あそこは同点で止めないと」と悔やんだ。3回まで42球、7回まで82球の完封ペースだったが、8回だけで42球。マウンドを降りた時には、大粒の汗が流れていた。

 6月3日の阪神戦でも7回まで無失点だったが、8回に突然崩れて3連続適時打を浴びて今季初黒星を喫した。20歳の豪腕にとって試練の時期だ。

楽天、マー君でも勝てない!完封ペース一変 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

初先発・オビスポ、ルイスに投げ勝つ。坂本・松本・山口、若手が強力援護。

2009-07-03 09:39:07 | 読売ジャイアンツ
オビでかした!育成入団初の初先発初勝利 ― スポーツ報知

◆巨人4―1広島(2日・東京ドーム) 

 3年目で来日初先発のオビスポが初勝利を挙げた。7回途中まで7安打を許しながら1失点。天敵ルイスにGの先発で初めて投げ勝った。打線は同点の3回、ラミレスの中前適時打で勝ち越し、6回には坂本が適時二塁打。ルイスに来日ワーストとなる12本のヒットを浴びせた。山口は2試合ぶりの2セーブ。“育成リレー”で、育成枠出身では球団2人目の勝利投手になったオビスポをバックアップした。

 大きな瞳がキラキラと光った。祝福の嵐に身を任せ、オビスポは少年のような笑顔を輝かせた。「この日が来ると信じて一生懸命やってきた結果、この場所に立てていると思います」。来日3年目。毎日のように夢見てきた東京Dのお立ち台で、万感の思いに浸った。

 衝撃の先発デビューだった。「自分の持ち味は真っすぐ」。信念を貫き、最速154キロの直球で押した。全112球中82球が直球。2回に栗原に特大ソロを浴びたが、6回2/3を7安打1失点。育成からはい上がった“カリブの快速”が広島のエース・ルイスに投げ勝ち、初先発初勝利を飾った。

“二塁打キング”坂本が攻略!巨人貯金20 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

松本「技」でルイス突破口! ― スポーツ報知

“育成先輩”の貫録!山口、オビスポ初勝利サポート! ― スポーツ報知


「おとりんの一言」

育成出身のオビスポが、初先発で広島のルイスと投げ合い、6回2/3を1失点で初勝利を上げた。

オビスポは2回表、先頭の栗原に看板直撃の大HRを打たれたが、その後は要所を抑えて追加点を与えなかった。
7回表、四球とヒットで二死一、二塁のピンチを迎え降板、救援した豊田も四球で満塁となったが、後続を絶った。8回表は越智、9回表は山口がピシャリと締めた。

打線は2回裏、亀井のヒットと盗塁、李のタイムリーですぐさま1-1の同点に追いついた。
続く3回裏、坂本が2ベースで出塁、松本のヒットで無死一、三塁のチャンス、小笠原は三振したが、ラミレスがしぶとく中前に落としてまず1点、亀井の2ゴロの間に松本が生還して2点目を追加した。

6回裏、脇谷がヒット、オビスポが送って、坂本のタイムリー2ベースでダメ押しの1点を加え4-1とリードした。
その後は牧野、青木を打てずに更なる追加点は奪えなかった。

高橋(尚)、好投に打線の援護なく大荒れ。ルーキー・小松にまたひねられた。

2009-07-02 11:26:15 | 読売ジャイアンツ
原巨人、記念日に寂しい!エラーでもらった1点だけ ― スポーツ報知

◆巨人1―2広島(1日・東京ドーム) 

 球団初の公式戦から73年を迎えた巨人は、新人右腕・小松をとらえきれず2連勝でストップ、広島に4勝5敗2分けとセ・リーグで唯一の負け越しとなった。0―1の5回に敵失などで同点としたが、5月17日にも7回7安打1点に封じられた小松に、7回まで6安打で1点しか奪えなかった。6月16日以来の先発だった高橋尚は、8回途中まで8安打2失点で今季2敗目を喫した。

 会見場に厳しい声が響き渡った。強力打線が2試合続けて小松の攻略に失敗。腕組みをした原監督は「いい投球をされて抑え込まれているところに対して、きちんと究明する必要がありますね」と語気を強めた。

 あと1本が出なかった。1点を追う5回1死一塁、鶴岡の中前安打を赤松が後逸して同点。しかし、2死二塁から坂本が遊ゴロに倒れた。現在、打率リーグトップの若武者は3回2死二塁でも中飛に終わり、「感じは悪くなかったんですが…」と肩を落とした。

投げるわ蹴飛ばすわ…高橋尚ベンチで怒り爆発 ― スポーツニッポン(gooニュース)

接近セ界3強!巨人なぜか打てない広島戦 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

巨人40勝一番乗り、貯金も20の大台に乗る。東野、7回1/3 を2失点で久々の白星。

2009-07-01 10:54:43 | 読売ジャイアンツ
山口、初Sより「東野の勝ちがうれしい」 ― スポーツ報知

◆巨人4―3広島(30日・岐阜) 

 笑顔の東野にウイニングボールを手渡すと、ようやく心から笑えた。山口にとって、自分の記録はどうでも良かった。「セーブはどうでもいい。東野に勝ちがついたのが、一番うれしい」。先発投手の勝ち星を絶対に消さない、という自らに課した使命を果たし、胸をなで下ろした。

 雨脚が強まる中、1点リードの9回に登板。2死から広瀬に三振振り逃げを許したが、最後は代打・緒方を右飛に打ち取った。雨でボールが滑り、捕手の頭をはるかに越える投球もあったが、粘って、昨年10月11日のヤクルト戦(神宮)以来、今季初のセーブを挙げた。「1球滑ってから気になりましたけどね」。ルーキーリーグに参加しての米国修業、WBCで滑りやすいメジャー球を克服した男にと
って、雨などは敵ではなかった。

7回2死満塁、ラミレスの適時打で生還した坂本を迎える原監督 ずっと心に引っかかっていた。東野が前回、先発した6月14日のソフトバンク戦(東京D)。ピンチで右腕を救援したが、逆転を許してしまった自分が許せなかった。「きょうは東野に勝たしてやりたかった」。どれだけチームの危機を救っても、後輩の勝ち星を消した、たった一度の失敗を忘れない。そんな心優しさが、マウンドでの強さにつながっている。

巨人貯金20、東野2失点74日ぶり3勝 ― 日刊スポーツ(gooニュース)

巨人40勝一番乗り!優勝確率91.7% ― サンケイスポーツ(gooニュース)

「おとりんの一言」

巨人は、58年ぶりとなる岐阜での公式戦で、広島を破って両リーグ最速の40勝に到達、貯金も20と念願の大台に乗せた。

打線は、6回まで4安打無得点だったが、7回裏、木村のヒットを足がかりに二死から松本、ラミレス、谷の適時打で一挙に4点を上げた。

先発の東野は7回まで無失点と踏ん張ったが、8回表一死後、四球の走者を置いてフィリップスに2ランを打たれて降板した。
救援の越智も、続く栗原にいきなりソロHRを打たれ1点差に迫られたが、山口が最後を締めくくり辛くも逃げ切った。

74日ぶり3勝目を手にした東野は、7回1/3 を4安打2失点、9奪三振と好投したとは思うが、私にいわせて貰えば、5四球と詰めを欠いた点と、疲れたとはいえ、4点リードした直後に2ランを打たれたことは、大いなる反省材料だと思う。