この地方はサトイモの産地であることから、9月になると近隣の川原に「芋炊き」会場ができ、毎年一度は年中行事のように仲間と出かけていた。
山形の「日本一の芋煮会」が有名だが、先日の開催では暑さで一万食分が余ったとか。
あのような大鍋ではなく、この地のものは、夜の川原にゴザをひいて、家族やグループでガスコンロの鍋を囲む。月見会のような雰囲気である。
里芋は必須、それに鶏肉、牛蒡 椎茸、など好みの具でよいが、ダシがものを言う。
夏はビアガーデン(飲み放題)、秋には「芋炊き」が定番だったが・・・
行かなくなってもう何年にもなるなあ。
スーパーでも この季節になると出来合いのパックが売られていて、
「そうだ今夜は芋炊きにしよう」となった。
独特の甘めのだし汁である。