じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

幽霊戸籍

2010年09月11日 | 日々のこと

東京の最高齢者が実は30年前に亡くなっていた、これをきっかけに全国で調査したら出るわ出るわ、愛媛でも189歳、長崎県では200歳?

まるで競うがごとくに各地で戸籍上の生存者が次々に出てきている。

西郷さんとか はてはナポレオンの名前まで引き合いに出されるのには笑ってしまう。

 

しかしこれは笑い事ではない。

戸籍管理が進歩している国と自負していた法務・総務省には冷や水である。

おまけに年金が支払い続けられていた例も多数あるらしいから捨て置けない。

  

県下の各市からも120歳以上の生存行方不明者が数百人単位で戸籍に残っているとなると、これはもうお役所仕事のおざなり様がみえる。

「だって、死亡届が提出されない限り戸籍上は生存していることになります」

と言うことらしい。

長寿祝いなども最近は余り聞かなくなった。最高齢者も最近はほったらかしということか。

戸籍管理は厳格なので、戦災や海外移住、行方不明者など死亡届がなかったものの扱いが難しいようだが、これも何か手立てはないのだろうか。

  

今日の新聞によると、法務省が改めて全国調査したところ、100歳以上で戸籍上生存している人が何と23万人もあることが分かったとのことである。

世界一長寿国というのは関係ないのかな?

 

いつもの散歩道夕景

1009112

コメント (9)
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