じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

お借りした

2019年01月06日 | 日々のこと

きょうも書くような行動も出来事もなかったので、また引用文を載せます。

 

これは菩提寺の方丈さんの年頭のお言葉から、

人間の生活というのは一息一息を天地万物との繋がりの中でやっている。

自分の為だけというものは、世の中にありません。自分が手掛けたものだからこれは自分の

ものだ、そういうことは世の中に何一つ無く、あらゆるものが繋がっている。

自分が吐く息は植物などを経て誰かが吸う息へと繋がっていることを忘れてはなりません。

それは宇宙空間まで及んでいるのです。そのことを意識しなさい。云々

 

以前に読んだ福岡伸一著にある「動的平衡」と言うことを思い出した。

生物は絶えず細胞を壊し、それに見合った細胞を生み出し平衡状態を保っている、

といった内容でした。

色即是空にも通じる。この世にあるものはすなわち空なり、、、、

お釈迦様は天地お見通しだったのですね。

万物いずれは朽ちるように見えるが新たに生まれつづけるのですね。

私たちの時代にはエネルギー不滅の法則と習ったことも同様かな? 無理があるって

 

 

もう一つ、朝日新聞朝刊「日曜に想う」福島申二 より

「上からの弾圧より怖いのは」

戦時には治安維持法違反で多くの俳人が捕えられ弾圧を受けた。

昨年2月、故金子兜太さんが揮毫した「俳句弾圧不忘の碑」が建立されたそうだ。

<戦争が廊下の奥に立ってゐた>  忍び寄る戦争に対する戦慄的な暗喩

<夏の海水平ひとり紛失す>    ひとがモノのように扱われる非情さ

                      外国人労働者の扱いに思いが及ぶ・・・と、

 

碑の建立に尽力したマブソン青眼さんの言葉にはっとさせられる。

「上からの弾圧だけではない。下からの弾圧が怖い。まわりの目が気になって、

怖くなって、自分の自由を自分であきらめる。自分で自分の檻を作っている」

大袈裟な話ではない。職場や地域など日常の中での「空気」の圧力はだれにも経験の

あることだろう。

政治色を嗅ぎとられる意見や表現は、近年とみに息苦しさがましている。

メディアもまた自己規制という「檻」を内部に抱えている。

(中略)

前出の句が過去のものではなく、今という時代と深く切り結んでいることに気づかされる。

油断してはならない、という声を遠くから聞く。

 

 

今日見かけた不思議な乗り物、、、

道路舗装用らしいけど、椅子とハンドルが変 ? 

コメント (8)
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