マイントピアの帰り、数日前から南斜面で何やら索道らしき門柱が建てられていたが、今日の午後ふと見ると煙突山にヒョロ高いクレーンが立っていた。
鉱山会社から市の所有になり、昨年の秋に調査したところ、このままでは崩落の危険もありと今回の工事に至ったらしい。
調査によると、アンカーも採らず地上に据え置いただけの構造らしいが、120年の風雨に耐え、今まで倒れもせずよく持ちこたえてきたものです。
先人の技術の高さに驚きますね。
この際、しっかり補強工事を施して、貴重な産業遺産として後世に残して欲しいものです。
でもまあ企業もいい時期に市へ引き継いだもので、市は保全の責任が生じた。
7~800m付近の標高にあったその他の鉱山施設は、殆どが朽ち果てて自然(山林)に戻りつつあるが、レンガ造りの遺構の一部は各所にしっかりと今も残っています。
それが近年、誰がつけたか「東洋のマチュピチュ」などと呼ばれ人気です(下)。