東電の現場社員が次々に被曝限度を越えて問題になり、政府も原子力安全保安院も
「極めて遺憾だ」としきりに言っている。
一方では1日も早く復旧せよ!との指令を出している。
一事から万事にかけてメディアの厳しい批判にされされ続ける。
収束させること、それは言われずとも当事者には知れたこと、喫緊の命題である。
恐らく多量被曝者は現場作業責任者など要職者だろうと考えられる。
それも当初の混乱の中で、状況が把握できない中の探索作業中に浴びたものに違いない。
今現在も放射線を浴び続けながら、現場で必死に事に当たっている作業員はたまったものではない。みんな逃げ出したいところを踏みとどまって頑張っているのである。
東京のほうからあれこれ批判されるのはどんなにか腹立たしいことだろう。
私も昔、多少とも大企業の製造現場で色々なトラブルに遭遇し対処してきた経験がある。
緊急停止には対応できても、いわゆる想定外の事態に人間は完璧な行動など出来ない。
ましてや、すべては魔物のような放射能が仕業である、これからだってそうであろう。
過去に経験の無い初めての処置作業なのだから、机上の工程表通りに行くわけがない。
世界の叡智と技術を結集しても短期の収束は無理、限界がある。
気の遠くなるような大量の放射性廃棄物の処理処分方法は見当も付かない。
深刻な事態はまだ当分続くのだろうけれど、批判やクレームだけでは解決しない。
人間の傲慢にしっぺ返し、立ちふさがっているようにさえ見える。
被災地に立地していた自動車部品とか他の大企業は、予想以上に早い回復を賞賛されているのに比べて、福島第一の現場と復旧に当たっている人々は何と悲惨なことだろう。
遠く他事ながら、東電だけを悪者にするのは筋違い、忍びがたい思いである。
朝早くからrikuと娘は隣市でバスケの試合があるので出かけて行った。
雨模様なのでテレビばかり見ながらyuuとお留守番
昼に仲良くコンビニおにぎりを食べていると、
「退屈しているなら見に来ない・・市の体育館は知っているよね」と娘から電話。
「知らないけどNAVIで見て行ってみるよ」
ちょっと見当違いで回り道したが到着すると、上手い具合にちょうどrikuの試合中だった。
初めて見る試合である。
それが見ていて”はがいたらしい”ほどrikuのチームが弱い、いや相手が強い・・・。
それでもチームの花形だったらいいのに、見ていて俊敏さも闘争心にも欠ける。
結局ダブルスコアに近い得点差で負けた。
夕方帰ってきてからも余り悔しがりもしないのである。
何よりバスケバスケと言っている割に、どうも気概や素質に欠けていると見えます。
私の血筋なら運動神経が良いはずが無いしね。
それにハングリー精神は皆無、性格が優しすぎるのも仇かも知れません。
ま小学生、好きで一生懸命やっている分にはそれで十分でしょう。
今日は3ヶ月ぶりの診察日で岡山まで走ってきました。
片道135km、家も病院もICの直近なので所要時間はドアtoドアでちょうど1時間半です。
病院へ10時半着で、採血と胸・腹・下腹部のCTがありました。
CTはこれまで通算30回以上はやってきたでしょうか。
このご時勢、気にならなくもありませんが、背に腹はかえられません。
朝絶食だったので、検査後直ちに院内食堂で朝昼兼用食事をゆっくり食べ終わるとすぐ診察と順調でした。
「(PSA) 0.024です。はい横になって~!」と言われていきなり腹へブスリで終わり。
思わず「ちょっと先生、CTの結果も一応・・・どうなんでしょう・・」
「CTの担当医(読解)のコメントに特記はないようですから大丈夫でしょ」って・・
診察3分でしたね。詳しくはここ
テストステロン値がここ2,3年にわたって、1.0以下、最近は0.15以下が続いています。
思うに、ゾラデックスと相まって加齢によるテストステロン(男性ホルモン)の衰退が効いているのかも知れませんね。いずれにしてもいい傾向でした。
梅雨空が続きます。
この時期、雨に似合う花を>
水豊富なので? いつもはカラカラの公園の噴水試運転か
昨夜からの雨が今日は1日降り続いて本格的な梅雨空。
九州は豪雨らしいがこの地ではいつもの程度、雨量は大したことはありませんでした。
マイントピアの上流にダムがあって、少しまとまった雨が降ると放流が行われる。
深夜だろうがなんだろうが、下流域にけたたましいサイレンが鳴り響くのです。
今日もその合図のサイレンが鳴っていたので、温泉の帰りにちょいと寄り道してみた。
奥にあるのがダムで、橋脚と間違えそうですが、滑り台のような放流路の白い水流が見えますね。
それよりも、昨年(2010/4)完成したループ橋「青龍橋」が凄いでしょう。
東洋のマチュピチュとあわせた観光資源と目論んだのかな、安全快適になりましたが・・・。
途中道端の崖を白く染めた花はユキノシタの群生でした。
夕食後、おっぱいアイスなるものを初めて食べていたyuu でした。
なるほど色合いも形もおっぱいに似ているねぇ。味はどうなの?
昔からこれに類したゴム風船に包んだ氷菓子はあったが、あれは氷そのもので、なかなか芯まで解けるには時間がかかっていたように思う。
悪くしてもポタポタ落とす程度でした。
初めは嬉しがってキャーキャー言いながらナメナメしていたのですが・・・。
半分も食べた頃ですね、オオゴト になったのは
乳首から口を離した瞬間、噴水のように辺りに撒き散らしてしまったのですわ。
yuuもわけが分からず呆然としている、ややしてから皆で大笑いした。
娘も予想外のことにしばらく唖然、慌ててカーペットをゴシゴシと・・・
実は中身はソフトなアイスクリームだったのですね、(正しくはラクトアイス )
氷と違い、ある時点で全量が解けたシャーベットになったと考えられます。
きついゴム風船の圧力で、水テッポウですわ・・・
恐らくは他でも同様のトラブル相次いでいるのではなかろうか?
面白いけど、ちっくと問題ありとちゃいますか、メーカーさん。
歯抜け婆のyuu とおっぱいアイス
今回の原発事故で、原発是非の動きが世界で広がっています。
ドイツとフランスなどの動きは様々ですが白黒つける動きがはっきりしていますね。
今日のテレビで、アメリカの銃社会についてやっていました。
銃の所持が自由な国アメリカでは、年に1万2000人以上が銃によって殺されている。
規制するどころか、かえって事件が起こるたびに銃が売れるのだというから呆れます。
西部劇時代からの風土ですね。自衛手段という考え方です。
もっと身近な事例としては車があげられます。
自動車が発明され出回って100年、今では世界に溢れる不可欠の文明の利器ですね。
その間の車による事故死者は累計1億人を上回ると言われています。
しかし、車をこの世からなくしようとする運動とか意見は聞いたことがない。
誰が考えても、世の中が回らなくなるのが目に見えているからですね。
今更車をなくすることなど出来るわけがない。
それで今回の原発事故で死者が出ましたか、これまでにも日本の原発で何人死にましたか。
原発肯定論者の常套意見ですね。
つまり、費用対効果、利益対被害というわけです。
それを言われると・・・返答に困る、難しいところです。
でもいつかはこうした大事故が起こらないとも限らないし、避難をさせられる住民にとって不条理極まりない仕打ち、子々孫々にまで影響も・・・
収まったにしても、莫大な放射性廃棄物の処理、廃炉には数十年かかるといわれます。
被災地の補償から汚染地帯の除染、表土の処理など気が遠くなることです。
原発の開発建設にかけてきた費用をもってすれば、代替手段も不可能ではないと思います。
過去に廃炉の例が無いし、放射性廃棄物の処理方法、核燃サイクルの可能性もかなり心もとないとなると、後々にかかる費用や期間は途方もなく大きいのです。
何もかも始末を後世に委ねて今をやり過ごしていくことになるのではないか・・・
長い目で見て次世代にかけての方向性を日本も、真剣に白黒付けていかなくては。
そもそもは今回の事故被害は、これまでの原子力政策を進めてきた当時の政財官学の責任だと思うのです。もちろん国民一人ひとりにもその一端があるでしょう。
ましてや菅さんの責任にして、辞めさせれば片付くようなことではないですね。
写真は朝顔の種まき(1カ月前)