isseyと愉快な仲間達

日々謝罪と反省なり。

ウソ日記2

2007年03月25日 02時35分13秒 | ウソ日記
<ウソ日記Ⅱ>


先週から とあるバイトを始めた。

アサリの殻剥き工場である。

もちろんウソである。


水揚げされたアサリを6~10人で殻を剥いてゆく。

指先で器用に開ける人、アイスピックを使う人

指の力で割って開ける人など様々だ。

中には歯で噛んで開ける豪快なオバちゃんもいる。

時々 殻ごとアサリを食ってるのが気になるが・・・。


アサリの身はすぐさま煮沸して出荷される。

残った殻の多くは別室に移され、そこが私の主な仕事になる。

3度の工程を経て、それらしく加工して

奈良や佐賀の遺跡発掘現場へと運ぶのである。


こんな汚い貝殻を欲しがるのは意外にも多く

大学教授や歴史研究家などである。

特に大学の先生方は いわゆる「埋め戻し」の依頼が多い。


それらを何に使うのか私は知らないが

会社側から聞いてはいけないと言われている。

大口の依頼主には足の欠けた土偶を一緒に埋めるサービスもある。

だが、こないだ土偶と一緒に誤って

粒ガムを一緒に埋めてしまい、後で騒ぎになったそうだ。

ウソ日記だから別に構わんのやけどね。



ウソ日記

2007年03月09日 15時16分36秒 | ウソ日記
<ウソ日記>


先週から とあるバイトを始めた。

裁判所で「勝訴」とか「敗訴」の紙を持って走る仕事だ。


もちろんウソである。


大型裁判は勿論のこと、一千万円にも満たない民事でも依頼があれば走る。


俺達のチームは4人編成で、判決を傍聴する専門家が2名

判決を伝えるのが1名、紙を持って玄関に走るのが1名である。


刑事裁判は勝敗が分かり易いが、民事はややこしい。

9割以上が和解で、勝敗が曖昧になり易い。


紙を破らずに皆に見えるよう走るのは難しく

習字の時間に教室を駆け回るのとは訳が違う。


何より腹が立つのは、ほぼ住民側が勝訴したにも関わらず

住民側が上告した時だ。

お前ら どんだけ賠償金が欲しいねん。


そもそも裁判が真実を明らかにする場所だと盲信するのがおかしい。

そもそも この日記自体がウソだから これ以上の執筆は控えよう。