若者だけに聞こえる「モスキート音」と呼ばれる不快音で
真夜中の公園で騒ぐ若者たちを近づかせない実験が
東京都足立区で実験が始まりました。
その一方で、言う事を聞かないお年寄りを
不快音で寄せ付けない実験が東京都豊島区の巣鴨で行われました。
豊島区がこの装置を使って実験するのは、被害が深刻な巣鴨商店街。
近所の小学校にはほぼ毎日、お年寄りが集まり
グラウンドで無許可でゲートボールを始めたり
意味も無く児童に近付いて触ろうとするお年寄りが増えているため。
中には学校の鶏を持って帰ろうとした者や
炊き出しと勘違いして給食室の前で並ぶ者
保健室を病院代わりに受診しに来る者もいるなど
深刻な問題になっているとのこと。
児童の親からの苦情も多く、転校をした児童もおり
区も深刻な問題と受け止め、対応を協議していた。
区が今回設置するのは
ある特定の音域を出す通称「天竺」で
60歳以上のお年寄りにしか聞こえないという。
街にたむろする老人を追い払うため
日本と同じく高齢化に悩むイタリアの科学者が装置を開発。
06年に商品化に成功した。(イタリア名で「天国の扉」)
「天竺」の効果には個人差はあるが
およそ5分ほどでお年寄りに「お迎え」の声が聞こえ始め
やがて身支度をして帰ろうとする。
どのような音なのかは取材で明らかにならなかったが
開発に協力した60代のイタリア人科学者は
「何と言うか、物凄く気分が良くなり救われる気がしてくる。
そして『自分の役目は終わった』と言う気持ちになり
やがて何もしたくなくなる」と効果を説明してくれた。
しかし、20人に1人の割合で実際に「天昇」する事があり
専門家の間でも運用には慎重な意見もあった。
区は半年間議論を重ねた結果
「人生の先輩であるお年寄りを排除するような装置を
自治体が率先して導入していいのか」という意見もあったが
「日本の将来を担う若い世代の学び舎が
言う事を聞かないお年寄りの暇つぶしの場所になってはいけない」と
天竺の導入を決めた。
この件に関して政府は正式な見解は発表していないが
ある厚生労働省幹部は「年金受給者を減らすという観点から鑑みても
非常に有効なものと考えている。
台風時に屋根に登って修理をするお年寄りにも聞かせてやりたい」と話している。
真夜中の公園で騒ぐ若者たちを近づかせない実験が
東京都足立区で実験が始まりました。
その一方で、言う事を聞かないお年寄りを
不快音で寄せ付けない実験が東京都豊島区の巣鴨で行われました。
豊島区がこの装置を使って実験するのは、被害が深刻な巣鴨商店街。
近所の小学校にはほぼ毎日、お年寄りが集まり
グラウンドで無許可でゲートボールを始めたり
意味も無く児童に近付いて触ろうとするお年寄りが増えているため。
中には学校の鶏を持って帰ろうとした者や
炊き出しと勘違いして給食室の前で並ぶ者
保健室を病院代わりに受診しに来る者もいるなど
深刻な問題になっているとのこと。
児童の親からの苦情も多く、転校をした児童もおり
区も深刻な問題と受け止め、対応を協議していた。
区が今回設置するのは
ある特定の音域を出す通称「天竺」で
60歳以上のお年寄りにしか聞こえないという。
街にたむろする老人を追い払うため
日本と同じく高齢化に悩むイタリアの科学者が装置を開発。
06年に商品化に成功した。(イタリア名で「天国の扉」)
「天竺」の効果には個人差はあるが
およそ5分ほどでお年寄りに「お迎え」の声が聞こえ始め
やがて身支度をして帰ろうとする。
どのような音なのかは取材で明らかにならなかったが
開発に協力した60代のイタリア人科学者は
「何と言うか、物凄く気分が良くなり救われる気がしてくる。
そして『自分の役目は終わった』と言う気持ちになり
やがて何もしたくなくなる」と効果を説明してくれた。
しかし、20人に1人の割合で実際に「天昇」する事があり
専門家の間でも運用には慎重な意見もあった。
区は半年間議論を重ねた結果
「人生の先輩であるお年寄りを排除するような装置を
自治体が率先して導入していいのか」という意見もあったが
「日本の将来を担う若い世代の学び舎が
言う事を聞かないお年寄りの暇つぶしの場所になってはいけない」と
天竺の導入を決めた。
この件に関して政府は正式な見解は発表していないが
ある厚生労働省幹部は「年金受給者を減らすという観点から鑑みても
非常に有効なものと考えている。
台風時に屋根に登って修理をするお年寄りにも聞かせてやりたい」と話している。