虚偽表示

阪鉄グッドモーニングホテルシステムズ（大阪市）は５日
運営する京都や大阪など４ホテルのレストランのメニューで
「おしぼりの煮付け」に「何だべ」を使用していることを明記していなかった事を発表した。

平成２４年春以降、約４０万人に提供しており、五十嵐五十六社長は会見で謝罪する一方
記者から「おしぼりの煮付けって何だ」という質問には「おしぼりを細かく刻んで
叩いて煮詰めた料理で東北地方の南部、特に群馬県では有名な郷土料理だ」と答えた。

五十嵐社長は「リーマンショック以降、食用おしぼりの価格高騰で採算が合わなくなった。
手拭き用おしぼりを使用した時期も長くあった。平たく加工した金魚で代用を試みたがが、アレは最悪だった。
はやり、何だべの割安感に惑わされたのかも知れない…」と自問自答するように話した。

五十嵐社長は、客を誤解させる意図はなく「返金するまでもない」と話した。
記者から「何だべってなんだ？」と聞かれると「ハムとベーコンの違いのようなもので
おしぼりより若干ぬるっとしている」と答え、何故か半笑いで会場を後にした。