段ボール肉まんは捏造 中華テレビが謝罪
中国・国営のインターネットニュース「拝金社」などによると
北京市内の露店が煮込んだ段ボールをひき肉に混ぜて
「偽肉まん」を作っていたと報道した中華テレビは18日夜
この報道について捏造だったと謝罪した。
問題の放送は今月、北京市内の露店が
豚肉と段ボールを4対6の割合で混ぜ、偽肉まんを作っている様子を
隠し撮りのような形で放映したもの。
国内外のメディアに取り上げられ
食糧難と間違えられエチオピアや北朝鮮から
食糧支援を受けるなど反響を呼んだ。
しかし、市公安局の調べによれば
実際にはテレビ局のスタッフらによる自作自演で
段ボール肉まんを作っていた。
この問題を巡っては、北京市食品調査局などが
市内で抜き打ち検査をしたが
段ボール入り肉まんは発見されてない事になった。
中華テレビと食品調査局は安全宣言を出して
記者団に対して肉まんを振舞って安全性をアピールした。
しかし、中から職人が8時間掛けて
じっくりコトコト煮込んだ100%段ボール肉まんや
足の角質を集めて煮込んだ「角質肉まん」などが出るなど
相変わらずの規範意識の低さに記者団は驚きを隠せなかった。